気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

第10回むらた町家(まちや)の雛めぐり

2007年03月24日 21時42分28秒 | 日々の出来事
 今日と明日、村田町で行われている『むらた町家の雛めぐり』を見に行って来ました。

 3月3日のひな祭りは過ぎ、桜の便りを聞くこの頃ですが、村田町は“蔵の町”として有名で、さすがに旧家が多く、古くからの雛人形が良い状態で保存されているのには、驚きでした。
 代々伝わる雛人形と、新しい代のお孫さんの雛人形が並んでいるのもほほえましく感じました。

 「田専商店」さんで見せて頂いた雛人形は、昭和8年に仙台の出来たばかりの三越のもので、当時のお金で38円で買った(箱にそのように書いた有りました)立派なものでした。

 『乾坤一』というお酒で有名な「大沼酒造店」のお雛様は、大正時代のものだそうですが、とても品があり、造り酒屋さんの立派な室内にひっそりとおいてあり、先代が大事に育てていた梅の盆栽とともにとても印象に残るお雛様でした。
(雛人形を見た後で『乾坤一特別純米酒』を買って帰りました)
 
 「山専酒店」さんのお雛様は、『第10回むらた町家の雛めぐり』のポスターにも使われるくらい上品で憂いのある顔立ちは、今回見たお雛様の中では一番でした。

 蔵の街並みだけでなく、蔵の家の門から覗く庭や奥の家もとても風情がある家が多く、改めて村田町の良さを実感しました。
 秋の陶器市にも是非訪れてみたいと思いました。

 「かねしょう商店」の雛人形01 古今雛


 「かねしょう商店」の雛人形02


 「大養」さんの雛人形


 「山専酒店」の雛人形(江戸時代後期)


 ポスターに使われている「山専酒店」のお雛様


 「山専酒店」のお内裏様


 「山専酒店」の雛人形(その2)


 「田専商店」の雛人形(昭和8年)


 「田専商店」のお内裏様


 「山家(やんべ)家」の雛人形(その1)


 「山家(やんべ)家」の雛人形(その2)


 かわいらしい「大沼酒造店」の雛人形(大正時代)


 「大沼酒造店」の梅


 「大養」さんの見事な打掛け


 「かねしょう商店」さんの外観


 「大沼酒造店」付近


 蔵の街並み(その1)


 蔵の街並み(その2)


 蔵の街並み(その3)


 門から覗く裏もいい


 門から覗く裏もいい(その2)


 蔵の町の厠も洒落ている