気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

大崎八幡宮のどんと祭

2007年01月14日 22時46分40秒 | 日々の出来事
 今日、大崎八幡のどんと祭に行ってきました。
 どんと祭と言えば、県内では大崎八幡しかないくらい有名で、今年の裸参りは100団体と参加人数も増えて、例年以上に盛り上がりをみせていました。

 大崎八幡宮のどんと祭は三百年の歴史を有す、全国でも最大級の正月送りの行事で、正月飾りや古神札等を焼納する正月送りの行事であり、「松焚祭(まつたきまつり)」といいます。
 「御神火」を目指して参拝する「裸参り」があり、これは厳寒時に仕込みに入る酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとされ、江戸時代中期には既に定着していたと言われています。

 現在においても、白鉢巻き・白さらしを巻き、口には私語を慎む為に「含み紙」と呼ばれる紙をくわえ、右手には鐘・左手に提灯を持ち、市内各所より数千人が参拝するさまは、杜の都・仙台の冬の風物詩として全国に知られています。
 尚、平成17年度には仙台市の無形民俗文化財にも指定されました。

 今年も保存会の人達の裸参りがあったのですが、厳格で裃を身につけていた人もいた、本来の裸参りはなかなかの迫力で、鳴らす鐘の音が寒空の下、音を刻んでいました。
 大崎八幡宮のどんと祭には、35年ぶりくらいに来た気がしますが、昔以上に華やかで盛大な祭りになっていました。

 裸参りの衣装が全て揃う“ホズミ”さん


 国道48号沿いで、美味しい味噌おでんを食べさせてくれる老舗の“庄子屋醤油店”さん


 大鳥居から凄い人、人、人でした


 焼き肉屋ではない本当の大鳥居


 御神火(ビニール等を燃やさないので火の勢いは弱い)


 裸参りの人は、寒かったり熱かったり大変


 御神火の中の1番上にあったダルマ


 火の用心には必要


 本殿には参拝の列


 裸参り(保存会の皆様)


 裸参り