チーム小藤(能城)

元ラケットボール・スカッシュ全日本チャンピオン二つの競技で2冠

コートマナーについて

2009年04月09日 23時21分52秒 | 日記
この文章も、以前私が別の場所に書いた物を編集した物です。

スカッシュは英国生まれ、紳士淑女のスポーツですから、ルールにはなくても一般的なマナーが有ります。
お互いマナーを守って、気持ち良くスカッシュを楽しんでいきたいものです。


1、ボールを相手に渡す際、直接相手に向かってラケットでボールを打って渡すのは好ましくありません。
勿論、ゴルフのようにコロコロ転がすのも同様です。

手渡しするがベストですが、後は手で軽くパスするか、或いはラケットで打つ場合は必ず壁に一度当てて、その跳ね返りで相手に渡しましょう。


2、これは言うまでも無い事ですが、ラリーを落とした時や負けた時に、ラケットを壁や床に叩きつける等の荒れた行為は問題外です。

「紳士的」でなく、実に見苦しいものです。
最近はジュニアの選手でも、その行為を見かける事が有りますが、これは彼らのオリジナルというより、それをやっている大人を真似たモノでしょう。

スカッシュに限らず大人は子供たちの行動の見本になるものですし、スカッシャーの品位が疑われるようだと、ひいてはスカッシュ自体の評価が下がっていきかねません。

こうした行為は絶対に慎みたいものです。
尚、ルールのガイドラインの中でこうした行為はに対して、審判は罰則を与えなければなりません(コンダクトウォーニング→コンダクトストローク・・・)


3、スカッシュは、床ばかりでなく、前後左右の壁もコートの一部です。

バックウォールにタオルをかけている人が偶にいますが、試合の時は勿論のこと、練習であってもコートの一部であるここをタオルで塞ぐのは好ましくありません。

バックウォールはちゃんと空けておきましょう。


4、コートマナーというよりは観戦のマナーですが…

試合中にレフェリーのジャッジに対して、「え~、あれがレット~?」などの声を聞く事がよく有ります。

レフェリーも人間ですし、勿論判断ミスも有り得ます。
しかし、レフェリーの権威を無視しては、その試合、ひいては大会自体の権威に関わります。

仮に判断ミスが有ったとしても、その局面でレフェリーがそう判断したなら、それがそのジャッジです。

レフェリーの権威を尊重しましょう。
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