鳥取県の海でムラサキウニが大量発生してるという。 地球温暖化による海水温上昇が
原因とみられている。 ウニによる食害が一因で、海藻が大幅に減少する「磯焼け」
や、他の水産物の漁獲量が半分以下になるなどの影響も出ており、県や地元漁協が連
携して集中駆除を始めた。 一方で、「厄介者」の有効活用も模索しているそうだ。
県の調査によると、大量発生は温暖化で海水温が上昇
し、冬の寒さで死ぬはずのウニが年々生き残っている
ことが原因とされている。この数年間で一気に増えた
といい、1㍍四方に10匹以上いると磯焼けが起きる
恐れがある中、県内の海の14カ所が該当。50匹を
(ムラサキウニ) 超える場所もあったそうだ。
餌の海藻が少なくなるため、ウニの実入りも悪くなるほか、同じ海藻を餌とするアワ
ビの漁獲量も減少。 2018年は約1万3千㌔だったが、21年には約6千㌔と
半分以下になったそうです。
このような現状を受け、県と地元漁協は磯焼けの恐れがある14カ所で、今年6月か
ら2年間の集中駆除を開始した。 年間5回を目安に漁業者やボランティアのダイ
バーがハンマーでウニを一つ一つつぶしている。
一方で有効活用することも探っており、地元のキャベツなどを与えてウニを育てる取
り組みを始めたそうだ。 飲食店や学校給食で食べてもらうことが目標で、9月上
旬に鳥取市で開いたイベントでウニグラタンなどの料理を提供した際には「風味が
最高」と好評だったそうです。
県担当者は「駆除も有効活用も鳥取の豊かな海を守るためのもの。 これからの取り
組みが鳥取の海の現状に関心を持ってもらうきっかけになれば」と話している。
とはいうものの、昨日の台風14号の影響はどうなのでしょうか‥。
海の状態やお住いの皆さんに影響が少なかったことを祈るばかりです。
原因とみられている。 ウニによる食害が一因で、海藻が大幅に減少する「磯焼け」
や、他の水産物の漁獲量が半分以下になるなどの影響も出ており、県や地元漁協が連
携して集中駆除を始めた。 一方で、「厄介者」の有効活用も模索しているそうだ。
県の調査によると、大量発生は温暖化で海水温が上昇
し、冬の寒さで死ぬはずのウニが年々生き残っている
ことが原因とされている。この数年間で一気に増えた
といい、1㍍四方に10匹以上いると磯焼けが起きる
恐れがある中、県内の海の14カ所が該当。50匹を
(ムラサキウニ) 超える場所もあったそうだ。
餌の海藻が少なくなるため、ウニの実入りも悪くなるほか、同じ海藻を餌とするアワ
ビの漁獲量も減少。 2018年は約1万3千㌔だったが、21年には約6千㌔と
半分以下になったそうです。
このような現状を受け、県と地元漁協は磯焼けの恐れがある14カ所で、今年6月か
ら2年間の集中駆除を開始した。 年間5回を目安に漁業者やボランティアのダイ
バーがハンマーでウニを一つ一つつぶしている。
一方で有効活用することも探っており、地元のキャベツなどを与えてウニを育てる取
り組みを始めたそうだ。 飲食店や学校給食で食べてもらうことが目標で、9月上
旬に鳥取市で開いたイベントでウニグラタンなどの料理を提供した際には「風味が
最高」と好評だったそうです。
県担当者は「駆除も有効活用も鳥取の豊かな海を守るためのもの。 これからの取り
組みが鳥取の海の現状に関心を持ってもらうきっかけになれば」と話している。
とはいうものの、昨日の台風14号の影響はどうなのでしょうか‥。
海の状態やお住いの皆さんに影響が少なかったことを祈るばかりです。