農業じゆう人

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台風、7月に動きに近い?

2022年09月15日 12時48分26秒 | 世間
  台風11号に続き、12号も東シナ海を北上している。 11号よりも西よりに進み、
   大陸に向かう予想だ。 台風が西寄りのコースを通るのは夏の高気圧が勢力を保っ
   ているためで、なかなか残暑が収まらない。 そんな中14号も発生した。
  暖かく湿った空気が流入しやすい。 上空には一時的に寒気が入るので大気が不安
   定となり、局地的に大雨が降る日もありそうダ・・。
 台風の進路は季節によって変わる。教科書通り
 なら、6月ごろまでは日本の南海上を西へ進み
 大陸へ向かうので直接的な影響は少ない。7月
 にはフィリピンの東海上から東シナ海、黄海を
 通って大陸に向かう。8月になると九州を直撃
 するケースも出てくる。9月は日本に上陸しや
 すく、10月には日本の東海上を離れて北上す
 るようになる。平年の接近数は8月と9月が年間で
 もっとも多い。上陸数は9月が最多です。これは太
 平洋高気圧の張り出しと対応する。7,8月は高気
 圧が勢力を西に広げるために台風はそのへりに沿う
 ようにして北上し、西日本が影響を受けやすい。9
 月以降は高気圧が後退していくので、より東寄りの
 進路をとる。
  今シーズンの11、12号は9月というよりも、7月の典型的なコースに近い。 
  太平洋高気圧がこの時期としては強いのが原因のようだ。 高気圧に位置がやや北
   に片寄っているために東日本には時折北東風が吹き込むが、地域によっては日中
   の最高気温が30度以上の蒸し暑い真夏日も多い。

  太平洋高気圧は今後、やや東へ後退しそうだ。 日本の南海上の海面水温は高いた
   め、新たな熱帯低気圧も台風14号に成長した。 今後北上する可能性が高い。
   当面、日本の南海上から本州にかけては熱帯の暖かく湿った空気の通り道のよう
   になる感じだ。 一方、上空の寒気が時折、大陸方面から南下してくる。 とこ
   ろによっては積乱雲が発達し、大雨になる恐れがあるので注意が必要のようだ。

  来週にかけて台風14号が11,12号と同じように東シナ海方面に進めば、再び
   太平洋高気圧を引っ張り出して残暑がさらに長引く可能性が高まる。 逆に、早
   めに東向きに転向して日本の東海上に抜ければ、一時的に涼しい空気が入りやす
   くなるという。 ただ、その後に大陸から優勢な秋の高気圧がやってきて、全国
   的に爽やかな秋晴れになるかはわからない。 上空の偏西風の流れが大きく変わ
   るなど、もう一押しきっかけが必要のようだ。 熱中症シーズンが終わるのは、
   まだもう少し先になりそうです。

   近年、日本付近では過ごしやすいとされる「春・秋」の気候が減ってきている。
    台風シーズンでもありますが、なんとか素晴らしい秋の紅葉の季節が訪れる
    ことを願っています‥‥。