満員電車に揺られ、長時間かけてオフィスビルへ通勤するサラリーマン生活を長年してきました。
定年退職後は自然に触れられる農作業をしてみたい ‥という人がいらっしゃると聞いて驚いた!
実は私も退職後すぐに体を壊し、リハビリ中に偶然出会った農家の方の配慮があって空いて
いた畑をお借りして指導を得ながら農作業を始めました。 (今年で17年になります」)
「土に触れることが新鮮」。 大手化粧品メーカーに勤めていた“Kさん(68)”は定年退職後、
長靴を履いて週2回ほど「わくわく都民農園小金井」(東京都小金井市)に通う。 20平方㍍
の区画で汗をかきながら大根、枝豆など約10種類を栽培する。
東京都や同市などが3月に開いた同園一角には50歳以上の都民を対象とする計1020平方
㍍のシニア向けの農園があるそうだ。 関心は高く、50区画の応募に対して189件の応
募があったという。 Kさんも「体を動かせる機会がないか、探していた時にこの農園のこ
とを知って応募した」という。
農業を始めようと思っても何から始めればいいのか、分からない人も多いのではないだろうか。
同園の場合、耕具の無償貸し出しや苗の提供のほか、地元農家を呼んだ講習会を開催するな
どして農作業デビューをサポートしてくれる。 期間は3月から1年間で料金は5万5千円
最長3年間使用できるそうです。 (都だけあって料金も少々高めです)
サポートを受けながら農作業を進めてきたKさん。 5月中旬に初めて大根を収穫すると、
自宅で「豚バラ大根:を作って舌鼓を打った。 自前の新鮮な野菜はマジおいしいです。
農林水産省のまとめでは、市民農園などは20
20年度時点で全国に4000カ所以上ある。
農園によって異なるが、1区画で数十平方㍍を
年間で貸すところが多い。自治体が運営主体と
なり、年1万円以下というケースもある。
比較的手軽に始められることもあって人気は高
く「レジャー白書」によると、市民農園を利用
する人は20年で350万人。男女ともに5割
以上が60~70代のシニア層になる。Kさん
と同じ農園を利用する“Yさん(65)”は「名前が
わからない人ともここならよく話す」という。
隣接する区画の利用者と、どの芽なら抜いても
いいか、空いているスペースでどんな野菜を栽
培するかなど話し込むという。 ここでの情報
は役立つことが多いのでおすすめです。
定年退職後は、多くの人たちは同僚たちと顔を合わせる機会が少なくなり、人とのコミュニケ
ーションも減る。 作業を通じて自然と会話も生まれ、仲間ができるのも市民農園の魅力。
横浜市の「シニア楽農園の会」は、休耕地での農作業に加えて市内の散策やハイキングなども
実施し、シニアたちの仲間づくりを促す。 会長の“Uさん(71)”は「農園を利用する人たち
が、お互いによく知る機会をもっと増やしたかった」と話す。
ただ作業するにあたっては注意も必要だ。 農園には日陰が少なく熱中症になる恐れもあるた
め、帽子の着用やこまめな水分補給は欠かさないでほしい。 また、農作業に入る前には準
備体操もしておいた方がいいと思います。 結構な労働になりますので甘く見ないこと。
本格的に農業を手がけたいという人たちのために、東京農大はシニア向けの講座「グリーンア
カデミー」を開いており。 現在約300人が在籍しているそうです。 園芸や造園などの
基礎を1年かけて学び、さらに専門知識を深めたい人は「野菜」「果樹」などコースを選択
して受講できるそうです。
副校長を務める“大出さん”は「入学の問い合わせも増えており、需要の高さを感じる」と話す。
京都大原記念病院(京都市)では高齢者のリハビリを兼ねて農作業をする「グリーン・ファーム
リハビリテーション」を行っているそうだ。 約2000平方㍍の農園で赤シソなど約30
種類を高齢者らが栽培する。 “垣田院長”は従来の病院内のリハビリと比べると、「農作業
だと高齢者たちに笑みがあふれ、自発的に行動するようになる」と話している。 種まきや
水やり、収穫など段階を踏む農作業は次に何をすればよいか考えるため、認知機能の向上も
期待できるという。
植物の療法的効果を研究する千葉大園芸学研究院の“岩崎准教授(農学)”は「土に触れることで
リラックスでき収穫の際には満足感も得られる」と農作業による効果を説明している。
仕事に追われた現役時代。 次は広い空の下で農作業をして過ごすのもいいものですよ!
体験者談、最初から必ずしも楽しいとは言えないこともたくさんあります。 あせることなく
まずは土作りを大事に! 決して面白いものではないですが、これが何をさておいても基本。
いい土壌でないといいものはできません。 あとは苦労を惜しまないこと。 手をかければ
かけただけ反映されます。 こうして大事に育てれば、本当においしいものができます。
自分で手をかけ育てたものは、何より「新鮮・安心・安全」なものばかりです。
私共も今年最初にとれたキュウリなどは水分たっぷり甘くておいしかったです。
(この写真、先日NHK首都圏ネットワークで紹介されました)
自画自賛ですが、これを食べるとスーパーなどで買ったものが食べられなくなります。
定年退職後は自然に触れられる農作業をしてみたい ‥という人がいらっしゃると聞いて驚いた!
実は私も退職後すぐに体を壊し、リハビリ中に偶然出会った農家の方の配慮があって空いて
いた畑をお借りして指導を得ながら農作業を始めました。 (今年で17年になります」)
「土に触れることが新鮮」。 大手化粧品メーカーに勤めていた“Kさん(68)”は定年退職後、
長靴を履いて週2回ほど「わくわく都民農園小金井」(東京都小金井市)に通う。 20平方㍍
の区画で汗をかきながら大根、枝豆など約10種類を栽培する。
東京都や同市などが3月に開いた同園一角には50歳以上の都民を対象とする計1020平方
㍍のシニア向けの農園があるそうだ。 関心は高く、50区画の応募に対して189件の応
募があったという。 Kさんも「体を動かせる機会がないか、探していた時にこの農園のこ
とを知って応募した」という。
農業を始めようと思っても何から始めればいいのか、分からない人も多いのではないだろうか。
同園の場合、耕具の無償貸し出しや苗の提供のほか、地元農家を呼んだ講習会を開催するな
どして農作業デビューをサポートしてくれる。 期間は3月から1年間で料金は5万5千円
最長3年間使用できるそうです。 (都だけあって料金も少々高めです)
サポートを受けながら農作業を進めてきたKさん。 5月中旬に初めて大根を収穫すると、
自宅で「豚バラ大根:を作って舌鼓を打った。 自前の新鮮な野菜はマジおいしいです。
農林水産省のまとめでは、市民農園などは20
20年度時点で全国に4000カ所以上ある。
農園によって異なるが、1区画で数十平方㍍を
年間で貸すところが多い。自治体が運営主体と
なり、年1万円以下というケースもある。
比較的手軽に始められることもあって人気は高
く「レジャー白書」によると、市民農園を利用
する人は20年で350万人。男女ともに5割
以上が60~70代のシニア層になる。Kさん
と同じ農園を利用する“Yさん(65)”は「名前が
わからない人ともここならよく話す」という。
隣接する区画の利用者と、どの芽なら抜いても
いいか、空いているスペースでどんな野菜を栽
培するかなど話し込むという。 ここでの情報
は役立つことが多いのでおすすめです。
定年退職後は、多くの人たちは同僚たちと顔を合わせる機会が少なくなり、人とのコミュニケ
ーションも減る。 作業を通じて自然と会話も生まれ、仲間ができるのも市民農園の魅力。
横浜市の「シニア楽農園の会」は、休耕地での農作業に加えて市内の散策やハイキングなども
実施し、シニアたちの仲間づくりを促す。 会長の“Uさん(71)”は「農園を利用する人たち
が、お互いによく知る機会をもっと増やしたかった」と話す。
ただ作業するにあたっては注意も必要だ。 農園には日陰が少なく熱中症になる恐れもあるた
め、帽子の着用やこまめな水分補給は欠かさないでほしい。 また、農作業に入る前には準
備体操もしておいた方がいいと思います。 結構な労働になりますので甘く見ないこと。
本格的に農業を手がけたいという人たちのために、東京農大はシニア向けの講座「グリーンア
カデミー」を開いており。 現在約300人が在籍しているそうです。 園芸や造園などの
基礎を1年かけて学び、さらに専門知識を深めたい人は「野菜」「果樹」などコースを選択
して受講できるそうです。
副校長を務める“大出さん”は「入学の問い合わせも増えており、需要の高さを感じる」と話す。
京都大原記念病院(京都市)では高齢者のリハビリを兼ねて農作業をする「グリーン・ファーム
リハビリテーション」を行っているそうだ。 約2000平方㍍の農園で赤シソなど約30
種類を高齢者らが栽培する。 “垣田院長”は従来の病院内のリハビリと比べると、「農作業
だと高齢者たちに笑みがあふれ、自発的に行動するようになる」と話している。 種まきや
水やり、収穫など段階を踏む農作業は次に何をすればよいか考えるため、認知機能の向上も
期待できるという。
植物の療法的効果を研究する千葉大園芸学研究院の“岩崎准教授(農学)”は「土に触れることで
リラックスでき収穫の際には満足感も得られる」と農作業による効果を説明している。
仕事に追われた現役時代。 次は広い空の下で農作業をして過ごすのもいいものですよ!
体験者談、最初から必ずしも楽しいとは言えないこともたくさんあります。 あせることなく
まずは土作りを大事に! 決して面白いものではないですが、これが何をさておいても基本。
いい土壌でないといいものはできません。 あとは苦労を惜しまないこと。 手をかければ
かけただけ反映されます。 こうして大事に育てれば、本当においしいものができます。
自分で手をかけ育てたものは、何より「新鮮・安心・安全」なものばかりです。
私共も今年最初にとれたキュウリなどは水分たっぷり甘くておいしかったです。
(この写真、先日NHK首都圏ネットワークで紹介されました)
自画自賛ですが、これを食べるとスーパーなどで買ったものが食べられなくなります。