農業じゆう人

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金属アレルギー

2018年10月19日 12時38分19秒 | 世間
  イヤリングをしていると、耳たぶがかゆくなるという? (男の私にはわからない)
  これも金属アレルギーなの? 聞いてみたがわからないので調べてみました。

  金属アレルギーは、汗や水に溶けた金属イオンが、体内のたんぱく質に取り込まれ
   アレルゲンとなり、リンパ球が過剰反応することで起こるという。
  その結果、金属と触れる部分がかぶれたり、全身に難治性の皮膚炎が出たりする。
  日本でアレルギー患者が多い金属は、ニッケル・クロム・コバルトなどだそうだ。
  アレルギーが起きにくいと思われていた金も、歯科治療で金歯も使われる日本では
   実は患者が多いという調べがあるそうです。

  東邦大医学部の“関東臨床教授(皮膚科)”は「アレルギーを抑えるには、原因となる
   金属を知ることが大切」と話しています。 方法の一つが「パッチテスト」だ。
  金属アレルゲンを含んだ試薬を専用のばんそうこうで皮膚に貼り、赤みなどが出な
   いかを2日後、3日後、7日後に確認。 ただし、検査自体がアレルギーを強め
   てしまうこともあり、関東教授は「専門医の問診をきちんと受けて」と話す。

 原因金属が分かったら、体に取り込まれる機会を減
 らす。 装飾品ならアレルギーのない金属に換えた
 り、服の上からつけたりする工夫もある。 金属は
 イオン化して初めてアレルギーを引き起こすので、
 汗はこまめに拭くこと大事だという。
 食品や歯の詰め物に含まれる金属がイオン化して消
 化管や口の粘膜から取り込まれる場合もある。
 例えばチョコレートや香辛料は、ニッケルやクロム
 コバルトなどを含む。 食事の調整も大切だという。
 歯科材料が原因として考えられる場合は、専門の歯
 科医に相談する。東京医科歯科大の“松村臨床教授”
 によると、通常、問診やパッチテストの後、詰め物
 の金属の成分を調べ、治療方針を決める。
 但し、原因となる金属を取り除いても、病状はすぐ
                改善するとは限らない。
   2年後でも改善する人は6割程度。 最近は公的医療保険が使える非金属の歯科
    材料もあるが、保険が使えないと多額の費用がかかるそうです。
   松村教授は「成分を特定しない安易な交換は控えて!」と話しています。
   おっしゃるとおりだと思います。