Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

コンプレッションドライバー内部配線

2020年12月21日 | ピュアオーディオ

JBLコンプレッションドライバー#2420用(LE85相当)の「内部配線」を作りました。手前の2本がJBLオリジナル配線です。上の4本が「自作品」の3本組み合わせの配線です。これを見ただけで何処の配線か分かる方は、オーディオの猛者でしょうね。


JBLオリジナル配線には使ってありませんが、「菊座金」は「緩み防止」で必要なワッシャーです。自分が使っている#375やLE85・175DLHの内部配線は、上の配線よりワンランク上の線材を使っています。

JBLオリジナル配線では音色に「バタ臭さ」を感じますし、音数が少ないと感じます。そこで、内部配線もより高級線材にして、周波数特性も上の方まで綺麗に出せる様にしていますし、音数の多さや質感の良さを獲得しています。実際に使われた方は、その恩恵をしっかり味わうことが出来るでしょう。

MD機の古いモノ(1990年代)の機種はコンデンサーが劣化して来ている

2020年12月20日 | ピュアオーディオ

MD機のDM-9090が2台並んでいます。上段は今年9月に「電源部のコンデンサー」を交換しています。下段のDM-9090は11月までは普通に使えていました。今月に入り、気温が5℃ぐらいに下がってくると、上段のDM-9090は直ぐに使えますが、下段のDM-9090は30分位電源を入れてから待たないと「動作」してくれません。おそらく、こちらも電源部のコンデンサーを交換しないといけない様です。寒くなってくるとコンデンサーの活性が悪くなっているのだろうと思います。(容量抜け)


こちらのPIONEER  MJ-D7 MDデッキ×2台は順調です。DENONのDN-980Fや990&991も寒くなってくると直ぐには使えなくなるものが多かった。おそらくこちらの機種も「電源部のコンデンサーの劣化」が進んでいるのだろうと思う。
MDデッキは1980年代から1990年代の物が殆ど。今から30~40年前の代物になりますので、コンデンサーの劣化は致し方ないのかな?とも思う。安心して使うには、これらの機器はコンデンサー交換等のメンテをしてあげないと、冬場の気温の低い時期は使い物にならない可能性がある。計画的にメンテをして行く様にしたい。



自宅システムの不具合の内容が変わって来た

2020年12月19日 | ピュアオーディオ

夕方6時からSWをONして鳴らし出しています。今年の2月25に以降、毎日決まった様に「鳴らし込み」をTV音声にしてやっています。先日、夕食後のウォーキングの最中に家内から緊急電話が有り、ステレオから「ギャーーーー」と大きなノイズが出ているとの連絡が有り、対処方法を訊いて来ました。低域用のパワーアンプ→中域用パワーアンプ→高域用パワーアンプ→チャンネルデバイダーの順にSWをOFFしてもらいました。この時のノイズは「高域用アンプ」からとの事でした。


私の予想ではチャンネルデバイダーのTA-4300Fか? 高域用のTA-3120Aのどちらか・・・特定できませんでした。歩きに行く前に少しノイズが大きくなって来たな?とは感じていましたが、突然音声が聴けないほどのノイズが出るとは思ってもみませんでした。鳴らし出してもう9ヶ月にもなりますから・・・こんな事は初めての経験です。


最近は夕食後のウォーキングを一時中止して、張り付いて症状を確認しています。それが最近は「低域用アンプ」(ディネッセン:アンタレス)からノイズが出ています。SWのON・OFFを繰り返すと元に戻ります。今まで何のトラブルもなく9ヶ月も使って来たアンプから突然「ノイズ」が出るのはショックでした。

ただその症状は「活性化前」の「最後の一吠え」かも知れません。電源ケーブルやラインケーブル・SPケーブル・SPユニット間接続に、No1グレードのケーブルと云う「とんでもない伝送容量」を持ったケーブルを使っているので、「活性化」の圧力が相当高い負荷になっていると思っています。

SONYのアンプ群はトラブルが多すぎる

2020年12月18日 | ピュアオーディオ

11台のSONYのアンプ群はトラブルが多すぎます。台数が多いので、ひとくくりにすると全部が悪い様に取られます。取り敢えずこの4台のアンプは正常に使えています。


この5台のうち、TA-3130Fは撤去しました。他の4台は取り敢えず使えていますが、またいつトラブルかは分かりません。もう出ないで欲しいとは思いますが、何せ50年前のアンプで、入手時点で動かなかったアンプも有るので、この先の事は分かりません。

ちょっとスペシャルなアンプ(ディネッセン等)は「手を入れて使って有る」ので、「生きている」アンプになり易い。それに対してSONYのアンプ達は「球数」が多く、殆どが眠っていたか? 埃に埋もれていた様なアンプが多い。埃に埋もれていたアンプは手を出さない方が良さそうだ・・・と学習しました。

自宅システムもおかしくなって来た?

2020年12月17日 | ピュアオーディオ

12月に入り、寒くなって来たからだろうか?今度は自宅システムもおかしくなって来た。トラブルの元凶はどうもチャンネルデバイダーのTA-4300Fの様だ。


自宅で使っているTA-4300F(1号機)は2月から使い続けている。4月に一度メンテに出して、その後は、時々おかしな音が出る事はあったが、システムをダウンさせる様なことはなかった。それが、最近は「ノイズ」を出して、コントロール不能になる事がある。電源を切って入れなおすと正常なサウンドに戻る。


こちらで使っているTA-4300F(2号機)もイマイチ安定しない。以前はこんな事はなかった。50年前の機材であるので「信頼性」が怪しくなっているのか?昨日TA-3130Fを取り外して、TA-3140Fに交代させてから異状は出ていない。しばらくは「様子見」するしかないだろう。

寒くなってくると云う事は「気温低下」である。気温が低下すると「劣化したコンデンサー」が機能不全に陥る事がある。古い機材なので十分考えられる現象である。何だか?来年も「メンテナンス」に出さなければならない様な予感がする。




TA-3130Fパワーアンプが逝ってしもうた・・・

2020年12月16日 | ピュアオーディオ

SONYのアンプ群の下から2段目の左側 TA-3130F(50W/ch)が先週?より前からおかしかった様だ。Lchから音が出たりでなかったり…の症状を確認したので、マルチアンプから取り外して「単体」で「出音」を確認してみた。その結果、Lchから音が出ないことが分かった。開腹して入出力の配線を確認してみたが異状なし。その後、再接続して「音出し確認」をしていたら、今度はまともに音が出た・・・と思ったら、急にLchの音量が小さくなり、ノイズも出て来た。ここでSWを切ったが、その後「焼け臭い」匂いがして来た。アンプ左側側面が熱い・・・。取り合えず結線を全て外して、別置きに取り出した。



前回このアンプは、リアパネルのRCAソケット・SP端子・インレット化・ヒューズホルダーの取付の改造をしたばかりでした。またしてもトラブル・・・頭が痛いです。まだ再開腹して見た訳ではないが、中のパーツが焼けている様です。また再修理に持って行かないといけません。安心して使える様になるにはまだまだ時間がかかりそうです。ちなみに電源ケーブルは一般品を使っていました。

嫌らしいトラブル

2020年12月15日 | ピュアオーディオ

SONY TA-4300F(2台目)には「嫌らしい不具合」がある。先月その修理にだしたが「異常なし」で帰って来た。それで、そのまま使っていたが、やはり「同じ不具合」が発生する。


その不具合とは「SW ONしてから5時間以上経ってから発生する」。毎日10時前に電源を入れるが、3時過ぎになると、Lchから音が出なくなる。
①低域から「ボツッ」と音がして低域のLchから音が出なくなる。
②その後、中音もLchから音が出なくなる。
③多分中音と一緒に高音も出なくなる・・・Lchから音が全く出なくなる

それが電源OFFして1時間もすれば「完全復帰」するのです。困ったトラブルです。安心して使える状況ではないと判断します。ただ、「鳴らし込み」を続けていれば治ってくるものか?疑わしい所も有ります。もう少し様子を見て、気候が良くなった頃、もう一度修理に出すか?判断したいと思う。

トラブルも色々あるので「観察」が大事です。的確な症状を掴み、原因を特定出来る様にして修理に出し、効率的にメンテしてもらうのが良いと考えています。

SONYのアンプ群はまずは「生き返らせる」事を・・・

2020年12月14日 | ピュアオーディオ


SONYのアンプ群はSP-2005システムを3ウェイマルチアンプでドライブと、CORAL:FLAT6 16㎝フルレンジシステムをドライブするのに使っている。現在は「アンプを生き返らせる」事を目的に鳴らしだしている。


どのアンプも購入後「メンテ」に出しているが、まだ完全に「鳴り切る」程に鳴らし込んだ訳ではない。そもそも「眠っていた機器」だろうと推測できるので、まず「生き返らせる」事から始めます。眠った機器を生き返らせるには半年から1年くらいかかる。(累計500~1000Hr)その間は出来るだけ電源ケーブルで負荷をかけない様にして(一般ケーブルで)鳴らし込みます。


こちらのアンプは既に半年以上鳴らし込んでいるので、電源ケーブルはNo2グレード品を使用している。機器の鳴らし込みの状態によって「電源ケーブル」を使い分けている。少しづつ負荷を上げてトラブラない様に大事に扱っている。オーナーが機器の状態を分かって大事に扱ってあげないと「トラブル」や「故障」の原因を作ってしまいます。トラブルや故障させるとまたメンテ代が出て来ます。

オーナーの方がアンプ類のSWの入れる順番を間違われて、各種のトラブルに見舞われている事例を見ていますので注意しています。知らない内に機器を壊している方もいらっしゃいます。


SONYの50年前のアンプはなかなか良い

2020年12月13日 | バイクツーリング


SONYの1965年~1972年までのアンプを11台集めました。2台は自宅システムで使っています。残りの9台はサブシステムで使っています。現在2台は眠っています。


プリアンプも2台用意しています。上段のTA-2000プリは、自作電源ケーブル(高級品)を使い出したらノイズが出てきましたのでメンテに出しました。メンテ後「ノーノイズ」で使える様になり、鳴らし込みが楽になって来ました。50年前のアンプですので、必ず「メンテナンス」をして使っています。

古いアンプの場合、「発火」や「漏電」の危険性が有りますので痛い目にあいます。実際に「煙」を吐いたり、SPを2セットも壊したりと、「授業料」が高く付きました。

このまま2~3年鳴らし込めば、本来の性能を確認できると思っています。2000Hrの鳴らし込みをして初めて「機器の評価」が出来ると思っています。その頃には当方の最高峰のケーブル類に交換されている事でしょう。

自宅システムもマルチアンプ化して約10ヶ月

2020年12月12日 | ピュアオーディオ

自宅システムをマルチアンプ化したのは今年2月25日。あれから約10ヶ月を経ようとしている。毎日5時間/日の鳴らし込みを続けている。累計稼働時間は約1500Hrくらいになっている。現在の仕上がり具合は70~75%程度と感じる。まだ遅れて配備した高域のTA-3120Aの完成化が少し遅れている。


仕上が具合が70%を超えると、さざ波の弦の質感が出てる。「琴線に触れるサウンド」になってくる。チャンデバの「活性化」が相当進んで来たと感じる。「琴線に触れるサウンド」になると「その場を離れたくない症状にかられる」その一歩手前の状態にまで仕上がって来ている。チャンデバのTA-4300Fには能力に多少疑問も持っていたが、アキュフェーズF-20Vと遜色ない音質になって来た。「価格や機器の大きさ」重量を考えるとTA-4300Fの性能の高さを感じる。



目下のところは、チャンデバと高域アンプの活性化待ちの状況。アキュフェースのF-25Vチャンデバは約30万円に対しTA-4300Fは2万前後、古いのでメンテをしても5万円程度で手に入る。性能的には「互角」になると推測できる。価格が安いのが非常に魅力的に感じる。オリンパスシステムではF-20Vを使って「XLRケーブル」(平衡伝送)に対し、TA-4200FでRCAケーブルで使っているが五分の「音質」が期待できる。