Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オーディオを初めてもう50年近くなる

2020年12月11日 | ピュアオーディオ

自宅システムのスピーカーシステムは、現在の形・構成にして10年以上になる。それ以前は「メーカー完成品」(例えばJBL#4343等)ばかり使っていたが、オリンパスシステムでスコーカーやツイーターを複数ユニットを組み合わせて鳴らすと、「音数の増加」や「音楽表現性」が非常に上がってくる事を知って、以後は「メーカー純正+α」で使う様にしている。そして、バランスの良いサブSPを隣に置く様にしている。(気軽に聴けます・・・音のバランス確認用)



ブックシェルフタイプで唯一「密閉型SP」として購入し、鳴らして見たのは「AR 3A」のみ。当該品はエッジがボロボロでしたので、エッジを交換して整備しています。半年ほどトライしたが「うまく鳴らせず」放出した。当時「2000Hrの鳴らし込み」のノウハウを持っていなかった。2000Hr鳴らし込んでからでないと「正しい判断」が出来なかったのでは?・・・と非常に悔やんでいます。


10年程前の自宅システムをドライブしていたアンプ群。自作したモノラルパワーアンプも置き場所が無くて手放してしまった。非常に良い音色のサウンドで、手放したのを悔やんでいる。

運送業者を使って「発送」したが、目的地まで行きながら配達されず「行方不明」になった。初めての経験でした。その2年後、ヤフオクで発見。パーツの配置・デザインや内部配線が特徴的なので一目で「自分が作ったアンプ」と判断出来た。警察に「盗品」を見つけたと届け出たが・・・。音沙汰なし・・・。

昔は「モノラルパワーアンプ」を使っていた

2020年12月10日 | ピュアオーディオ

20年ほど前の自宅システムです。この頃は「5SPユニットシステム」で何とか駆動できていた。パワーアンプにはムラードEL34ppのモノラルアンプを使っていた。


こちらは801(VT-62)のモノラルアンプでALTEC#620Aをドライブしていた。801は発熱量と明るさが半端なく、音質は良いのだけれど扱いにくい所が有りました。


こちらはオリンパスシステムで使っていたアキュフェーズのM-100と云う500W/chのアンプ。出力の割に力感がやや控えめなのが印象的でした。

重量級のモノラルパワーアンプばかり使っていましたが、ステレオタイプのアンプで十分と達観し、以後はモノラルアンプは使わない様にしています。置き場所を取る、重い、電源ケーブルが余分に要る等の欠点も出て来ます。

大きなしっかりしたアンプを使えば、音質も良くて安心して使える・・・とど素人考えをしていました。最近は10Kg以下のアンプにしてしまっています。スキルの無い方程「過剰品質」にしがちです。

何を血迷ったか?・・・

2020年12月09日 | ピュアオーディオ


今年最後の機器としてPIONEER パイオニア MJ-D7 MDデッキを買ったばかりなのに、もう次のCORALのFLAT6と云うスピーカーを買っている。言っている事とやっている事がチグハグになっている。


どちらも正常に使えて特に問題はないが、お守りする機器の数が多すぎる。好奇心旺盛なのは良い事だけど、やり過ぎるのは良くない。奥さんからは「数を減らすように・・・」口うるさく言われ始めた。

「最後は1セット」と云いながら、どんどんシステムが増えて行く状況はまともじゃない。「足るを知る」境地はなかなか遠い。

CORAL FLAT6(初期型)のサウンドはなかなか良い

2020年12月08日 | ピュアオーディオ

ユニットを取り外して見た訳ではないが、コーン紙やマグネットの状況を裏側から見る限り、非常に奇麗なユニットの様だ。一度、箱に取り付けられてから外された形跡がない。非常にラッキーな買い物になった様だ。


サウンドも意外と下の帯域(45Hz付近)も出て、軽やかなサウンドで聴きやすい。質感もSPケーブルや内部配線を「自作スーナーケーブル」に換装して更に良くなった。一日中聴いていたい程だ。高域も良く伸びている。聴き辛いピーキーな音は皆無です。なかなか良く出来たユニットと箱の組み合わせだと思う。

ただ現在の悩みはスピーカーが増えすぎて、順番に回しながら聴いてやる事しかできない。メインシステムと3セットのサブシステム、自宅システムと今回のCORALのフルレンジSP。どのシステムも「可愛い」のです。


CORAL コーラル フルレンジ FLAT6でした

2020年12月07日 | ピュアオーディオ

今回購入したスピーカーは「中身不明」で購入しました。昨日リアバッフルを開けて中身を覗いて見ました。CORAL コーラル フルレンジ FLAT6(16cm)ユニットでした。1973年製です。非常に奇麗なユニットの様です。


内部の配線も手持ちの「スーナーケーブル」に交換し、SP端子も「Yラグ」が使える様に改良しました。この頃のユニットは作りが良いですね。同じ FLAT6でも「Ⅱ型」ではSP端子が半田付けタイプになり、コストダウンされています。今回は「初期型の FLAT6」でしたのでネジ止め式です。O端子を使って外れない様に取り付けました。


これで私仕様になりました。早速また別の「スーナーケーブル」のSPケーブルを接続し、音出し確認しています。残るは「外装」を「ワトコオイル」で奇麗に仕上げます。もう一息で完成します。



自作2ウェイ 20㎝ウーハーシステム

2020年12月06日 | ピュアオーディオ

自作20㎝ 2ウェイシステムを今回購入しました。サイズはW350 H600 D200㎜ 約10Kg未満のシステムです。


エンクロージャーの作りから推測すると、1970年より前の自作品の様です。


SPターミナルは「ネジ式」です。左右で色違いのSPケーブルを結線してあります。このSPケーブルを使って、そのままパワーアンプ(TA-3140F 35W/ch)に接続して鳴らしてみました。・・・以外とまともなサウンドがします。非常に聴きやすく、耳なじみの良いサウンドです。使ったアンプシステムは、TA-2000+TA-3140Fです。ラインケーブルは一般品です。

中にどんなユニットが入っているのか? 現在の処分かりませんが、なかなか良いユニットが使って有りそうです。推測するに国産ユニットではないかと思っています。

今まではJBL・ALTEC・タンノイ・セレッション・スペンドール等の外国製ユニットやスピーカーを使ってきましたが、前回のサンスイSP-2005の様に、「国産ユニット」を使ったシステムで遊んで見たいと思いました。


自宅システムの初期の状況

2020年12月05日 | ピュアオーディオ

自宅システムもオリンパスシステムもほぼ同じ時期に購入しました。その時点では#375は有りませんでした。このSP-707Jも箱内にはD130だけしか有りません。N1200のネットワークでJBL#075+DECCA PW-8を並列接続で使用していました。高域ユニットを複数組み合わせて使うのは、指向性の強い音を「圧力制御」(飛んでくる音を分圧で減らす)方法を使って、「柔らかい音」にする為です。


20年程前は色々スピーカーを集めて、実際に使ってそのサウンドを確かめていました。同じユニットを使ってもエンクロージャーの作りでもサウンドは大きく変わります。始めた当初は「音が出る」くらいの興味感でした。その後「音質」に拘り始めます。

管球アンプの内部配線交換実験

2020年12月04日 | ピュアオーディオ


管球アンプの内部配線の交換実験で、ブルースーナー(φ6㎜同軸線)の芯線の
みを利用して、一般の配線から交換して見ました。サウンドが「劇的」に変化します。音の厚みが分厚く、エネルギー感も余裕綽々で出てきます。これが「同じアンプか?」と云うぐらいに変化します。特に「質感の向上」が著しく、ラインケーブルやSPケーブルも揃えたくなりました。


こちらは、また別のアンプで同じ実験をしています。何台も実験してノウハウを手に入れました。Tr型アンプも本当はやりたいのですが、配線をする半田付けが難しく、シンプルな管球アンプの方が簡単に出来ます。ただ「根気」が要ります。硬く太いケーブルを使っての交換は大変です。手間もかかりますし、時間もかかります。ケーブル代もバカに出来ません。

現在はもっと細く「特殊な銀線」でオリンパス用や自宅システムの管球アンプの内部配線をしています。線材もグレードを上げると「音質」や「質感」に大きく効いてきます。外見は一緒でも中身にノウハウやスキルを使うと別物クラスに変化します。

昔の写真を見ている

2020年12月03日 | ピュアオーディオ

もう20年近く前の「オリンパスシステム」のアンプ群の写真です。オールアキュフェーズのプリ+チャンデバ+パワーアンプ群です。M-100やA-20Vを使っていましたが、JAZZは良いがクラシックにはアキュフェーズの音が気に入らなくて現在のM・レビンソン+自作管球アンプにしました。音数や音の厚みが増して、かなりグレードアップさせました。


オリンパスシステムも3ウェイマルチアンプで鳴らしていましたが、現在使っているグレートハイルドライバーはまだ未入手の時の写真です。JBL#2405ツイーターも使っていますが、HL88(蜂の巣ホーン)の下に隠れる様に設置しています。(現在も同じ) この頃からも10㎝クラスのサブSPをフルレンジで鳴らしていました。ピンポイントの低位はフルレンジの独壇場です。



ブックシェルフタイプのスピーカーは「部屋の反射音」を利用して「音作り」して有りますので、だだっ広い広間では上手く鳴りません。6~8畳程度の部屋なら20cm~30cmクラスのウーハーもしくはフルレンジで十分な音量が取れます。問題はその先の「音質」です。音数や音の厚み・余韻の出方・質感等、ケーブル類の選択が肝心です。

もうシステムは要らないだろうに・・・

2020年12月02日 | ピュアオーディオ

音楽部屋のメインシステムのオリンパスシステムとサブシステムのDITTON15システム。これだけ有れば音楽部屋は十分なはず。


自宅システムも漸く仕上がって来ている。これまでで最高の安定したサウンドを出して来ています。こちらの軽く弾む低音と、WE101ppパワーアンプ独特のトロリとした質感はなかなか聴き心地が良い。上述3セットのシステムが有ればもう充分な筈である。これ以上のシステムの「お守り」は負担がかかる。
それなのに・・・。


こんなサブシステムが2セットも有る。本来必要のないシステムである。おまけにSONYのアンプ類が9台も有り、CDP機・MD機・FMチューナー・DATとソース機器も充実している。

ソフト類もCD約3000枚、MD約1000枚、DAT約200本、アナログレコード約600枚を持っている。現在はCD・MDをメインに楽しんでいる。もうこれ以上はハードもソフトも増やす予定はない。

また、おバカをしてしまいました。週末には小型SPがまたやってくる予定です。やっと1セット減らしたと思ったらまた買ってしまった。