Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

マッキントッシュ MX-110 プリ(チューナー付き)のサウンド

2020年12月28日 | ピュアオーディオ

もう15年以上前に使っていたプリアンプ、マッキントッシュMX-110。オーディオに興味を持ち出し、ファーストシステムを組んだ頃に、マッキントッシュC22より良い音の「幻のプリアンプ」が有ると、オーディオ店の店員さんに聴いていた。


なかなか時間がたった割には程度の良いブツを手に入れた。サウンドは「トロリ」とした艶やかな音色のプリアンプだった。


自作のモノラルパワーアンプ(ムラードEL34pp)を組み合わせて、タンノイ「レクタンギュラーヨーク」(HPD385)を鳴らしていた。ブラームス:交響曲第2番等聴き惚れるサウンドを出していた。この辺で止めて置けばよかったものを・・・ついつい「万能型SP」を目指して、アンプもスピーカーも変えてしまった。


当時は「サウンド追及」を目指していたので、この様な緩やかにのんびりと音楽を楽しむ事を避けていた。当時のニーズと現在の心境から考えると、「急ぎすぎたな?」と反省しきり。

ALTEC604系とタンノイの「同軸ユニット」は非常にシンプルなユニット構成で、これだけでそこそこのサウンドを出して来る。ここで満足できれば、JBLやALTECの「コンプレッションドライバー」を使ったシステムに行くこともなかっただろう。