Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

LE8Tシステムの音が「ヌケ」て来ている

2018年06月10日 | ピュアオーディオ


同窓会に行く前は「ふん詰まった音」がしていた「LE8Tシステム」。C200+P300のラインケーブルを「シリウスRCAケーブル」にした為だが・・・。帰って来て、鳴らし出したら「キレ」の良いサウンドを奏でている。音数や音場表現も立派なものだ。フロア型クラスのゆったりとしたサウンドを軽々と出している。思っていたよりも早い反応ですね。(1年かかると思っていたら3日後には・・・まだ何か変だな?)

近々、2段積みのセッティングを見直して、シンプルに1段で使える様に考えて居る。廉価にやろうと追加で碁盤を1台手元に確保している。もう1台は現在MOドライブ機が載っているものを使えばよい。

1段積みのスタイルになれば「追加のツィーター」が使える様になって来る。更に音質アップするだろう。

私のサブシステムはわざと45年前のアンプでドライブにしている。45年前のそのメーカーの「フラッグシップ機」で、マニアの方からは「時代遅れ」と思われるかもしれないが、そもそも「時代」が新しい・古いに意味なんてないと思っている。「良い音質」が出せればそれで良いのだ。但し、「音質」を良くする為の努力は怠らない。機器とケーブル類の価格バランスは一般の方とは逆で、ケーブル代の方が10倍くらいかかっている。この辺が普通の方と考え方が全く違う。

セットで10万円のSPシステムに100万円くらいのケーブル類の価格がかかっている。ここまでやっても私のメインシステムには全く追いつけない。SPユニットの「質」の問題が有る。コーン型ユニットでたどり着けない「質感」や「出ない音」もある。


CDの中にはどれくらいの「情報量」が入っているのか?

2018年06月09日 | ピュアオーディオ
「CDの中にはどれくらいの「情報量」が入っているのか?が私の命題。その情報量をそのままSPユニットから出したいと思っている。昨日は「ケーブルの断面積」の観点から考えて見ましたが、今日は「情報量」の面から考えて見たい。

ケーブルのグレードを上げると「音数」(情報量)が増えて来ます。今まで何度もケーブルのグレードを上げる度に必ず「音数」が増えて来ます。・・・皆さんは「どこまで増えるのか?」と疑問に思った事は有りませんか?

デジタル信号の場合「クロック精度」を上げると「音数」が増えて来ます。その一つの方法として、衛星やルビジウムクロックとかを使う事でクロック精度を上げて「音数」を増やすことが出来ます。他にもケーブル類やクロックケーブルを良質のもので配線する事でも同じ効果を出すことが出来ます。

電送を担うケーブル類(ラインケーブル)や電源線(電源ケーブル等)でも変化して来ます。それらを「どこまでやったら・・・」CDの中に入っている「情報量」をどうしたらプリアンプに送れるのか?プリアンプに来た情報をどうしたらロスなくパワーアンプに送れるか?そしてシステム全体としてSPからどれだけ「ロスを極小化」して音変換できるのか?・・・この様な事を考えて取り組んでいる。

現在の作りの機器でCDの中に入っている「情報」を全て出す為には・・・と考えて、色々な工夫をして来ているが、そもそも「これくらいの情報」と云うものが見えないから(計測出来ないから)と云って、どうでも良い訳ではなく、少しでも「良い音質」で聴きたいと思うなら、真面目に取り組まないと先には進めません。


ケーブルの断面積について

2018年06月08日 | ピュアオーディオ
自宅システムやサブシステムで「音質アップ」させるために「ケーブル」のグレードアップをしています。素朴な疑問として「どれくらいの断面積にすればCDの中の情報量を全て取り出せるか?」と云う事が有ります。これはアナログでも同じことが言えます。



今回入り口のCD~SPユニットまでのケーブルを「超極太」のケーブル材で統一して鳴らし出した処、どうも「アンプ類」がネックとなって来るようだと感じました。そもそもアンプ内のプリント配線や使ってあるケーブル材は細い配線です。ケーブル類を極端に太くしても、アンプ内配線が「MAX値」で対応できない一線が有る様に感じます。時間の経過と共に「活性化」させればその一線が変化するのかも確認したいと思っています。

アンプが伝送できる「MAX値」でも音のバランスが整い、音数も今までで最高の状況。質感も素晴らしくなります。イコライザーなどの余計な機器が無くても良いバランスになります。

使っている線材は「特殊な銀線」を組み合わせてオリジナルのケーブルに仕上げています。世の中には他にはない「オンリーワン」のケーブルです。自主開発でどうやら「到達点」が見えて来ました。

残るは「水平展開」です。実験は「サブシステムの2セット」で行いましたが、水平展開の第一番目は自宅システムに絞っています。同窓会が有って間が空きましたが、6月は専従でケーブル作りに励みたいと思っています。

ケンソニックC200+P300+LE8Tのラインがふん詰まり

2018年06月07日 | ピュアオーディオ


CDP-D500からRCAラインケーブルでケンソニックC200+P300+LE8Tのシステムに入れています。3日ほど前に、CDP-D500からC200に今回作成の「シリウスRCAケーブル」を使いましたら、完全に「ふん詰まり」の音になりました。C200+P300の2台のアンプが完全に「ふん詰まり」しました。



「ゴールドスターRCAケーブル」で半年ドライブして、漸くヌケて来ていたようでしたが、今回さらにグレードを上げましたので、アンプの内部が「伝送量」に付いていけません。しばらくは「ふん詰まり」のひどい状況で、音が前に出てこないサウンドになります。それでもまた半年も鳴らし込んで行けばアンプの方も対応できるようになるでしょう。現状でも「音数」は従来より遥かに多い事は判ります。「音圧アップ」もしていますので、グレードが上がっている事は確認できます。後は時間だけが解決してくれます。とにかく「鳴らし込む」事だけに集中します。45年前のアンプでどんなサウンドを出す事が出来るか?楽しみです。



エクスクルーシブC3+M4+オルソン30㎝ Wコーンフルレンジのラインの方は、急遽クレルKST-100が入荷したので、自宅の方に「シリウスRCAケーブル」を持って行きましたので元のままです。(自宅で使っていた1.5m仕様シリウスRCAケーブルはプラグが大きすぎてC3+M4では使えません)

現在のサブシステムはオルソンSPがメインになり、LE8Tは小さい音量で一緒に鳴らしています。近いうちにオルソンの方もグレードアップさせる予定です。

クレル KST-100の導入初期の現在のサウンド確認

2018年06月06日 | ピュアオーディオ


KST-100パワーアンプを導入して3日ほどになります。毎日5時間程鳴らし込んでいます。現在のサウンドは、まだ「ヌケ・キレ・ノビ」が感じられる「ハッキリ・クッキリ・スッキリ」のサウンドでは有りません。完全に「ふん詰まった」サウンドです。

1)周波数特性的に50Hz~10KHzくらいのレンジだと感じます。下も上もあまり伸びていません。

2)特徴的なのは音色・・・非常にとろみのある甘い音色でこれはこれで良い質感です。JAZZも弦楽器の質感が良いです。高級なお菓子の品位の良い甘さに似ています。

3)ウーハー(D130)をドライブし始めている感じです。M-06αでは出なかった質感が出ています。M-06αの音は「清楚」な透明感重視のサウンドに対し、KRELL の音は厚みと力強さを感じます。とろける甘美な音色が有りこちらの方がより好ましいと感じます。

4)周波数特性的に上の方が出ていないので、SPユニットから音が出ている感じがします。・・・鳴らし込んで行けばSPユニットの存在が消えるはずだと思います。

今迄、出遅れていた自宅システムがこれで生き返ってくれるとありがたいです。5年ほど「鳴かず飛ばず」の使い方をしてしまいました。SPユニット達は基本的に「オリンパスシステム」とほぼ同じものを使っていますので、アンプのドライブ力さえ有れば、SPの存在を消せる様なサウンドが出せるはずです。ネットワークの中にも4月に手を入れましたのでその効果も出て来るだろうと思っています。

自分の最終形のシステムの好みはこの「自宅システム」だと前から思っています。これを鳴らし切ればオリンパスシステムは要らないと思っています。・・・がどこまで近づく事が出来るか?努力するしか有りません。取り敢えず「1年間」はみっちりと鳴らし込みをしたいと思います。

KRELL KST-100 導入後の自宅システムのサウンドの変化

2018年06月05日 | ピュアオーディオ


KRELL KST-100を早速自宅システムに組み込んで鳴らし始めています。何故KRELLにしたかと云うと「ローインピーダンスに強いアンプ」で「大袈裟でない」アンプだからです。自宅システムは「気楽」に音楽が楽しめる事を大事にしています。それでも「音質」は一級品でありたいと思っています。

自宅システムは1台のアンプで片ch7つのSPユニットをドライブします。WE101Dppパワーアンプでは3~4個のユニットを鳴らすのがやっとです。これはこの数でも彫りの深い、バランスの取れたサウンドを出して来ますが、やはりすべてのユニットを鳴らしたいと思っています。その為にLUXMAN M-06αを入れたのですが、基本的なアンプの根幹部分が弱い様で、3ヶ月経ってもイレギュラーなノイズの発生が多すぎます。このアンプでも「シリウスケーブル」でプリ~SPユニットまでを繋ぐと「SPの存在」が消えました。ここまで確認できたので、次のアンプを選択しました。

KRELL KST-100はドライブ力がM-06αより上ですね。M-06αが3ヶ月かかってもドライブできなかったサウンドが簡単に出ています。現状はこちらも「ふん詰まり」状態ですが・・・。低域のウーハーをドライブしているのが分かります。7SPユニットでも安定してドライブしてくれ安心感が有ります。音の厚みがたった1日でM-06αを上回りました。鳴らし込んで行けば更に上のサウンドに変化してくれるでしょう。

取り敢えずKST-100は「ノーマル」な状態です。ヒューズのアンペア数を確認してオーディオグレードヒューズにする予定。まだ内部を開けて確認していない。

オルソン30㎝とJBL LE8T スピーカーシステム用にツィーター準備

2018年06月04日 | ピュアオーディオ


オルソン30㎝ユニットとLE8T20㎝ユニット1発のSPシステムが2セット有ります。ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線を最高峰グレードにした事で、低域端と高域端の延びも十分で不足感を感じなくなりましたが、それでもツィーターを足したら「もっと良くなる」と思うと実験せざるを得ません。



安くて手っ取り早く取り付け出来るツィーターとして「Pyramid TW44」を購入しました。コンデンサー1発でローカットして(6dbOCT)使います。その為には、2段積みのSPを1段にしないといけません。その為の置台も購入し、手元に確保しました



こちらはまた別のツィーター。

レイアウト変更を先に実施しないとシステムが組めませんね。同窓会が終わって、帰ってから直ぐにレイアウト変更に取り掛かりたいと考えて居ます。

KRELL クレル KST-100 を購入

2018年06月03日 | ピュアオーディオ


ラインケーブルのグレードアップに忙しい日々を過ごしていますが、自宅システム用に KRELL クレル KST100 を購入しました。



今まで自宅ではLUXMAN M-06αを「活性化中」でしたが、まだまだ時間がかかりそうで、おまけに今回のラインケーブルのグレードアップでまたしても「ノイズ」が大きくなりました。このアンプは「基本的な部分の作りが脆弱」だと判断しました。導入前に予想した通り、マルチアンプの高域用ぐらいにしか使えないと判断しました。M-06αは息子宅の3ウェイマルチアンプシステム用の高域用に出したいと思っています。

KRELL KST-100を自宅のシステムに組み込みました。初っ端からM-06αの2ヶ月経過後位のノイズレベルが出ています。さすがに直ぐに本領発揮とはいかないでしょう。当分は鳴らし込みに専念したいと思います。

M-06αを3ヶ月活性化させる事で「SPの存在が消える」所まで確認できました。今回またパワーアンプを入れ替え、ラインケーブルも同じシリウスRCA 1m仕様のものと交換しました。サイズ的に従来のWE101Dppパワーアンプの場所にセット出来ました。WE101Dppパワーアンプはストックしています。

まずは自宅システムのケーブルグレードを上げる事

2018年06月02日 | ピュアオーディオ
「シリウスRCAケーブル」をサブシステム2セット(JBL:LE8T(20㎝)・オルソン:S-968(30㎝Wコーン型))に各々2セットづつ作成して、CDPからSPユニットまでの間のケーブルを全て「シリウスシリーズ」に統一しました。

CDP~プリアンプ間を同じケーブルで接続した事で、「まったりした」サウンドとなりました。出て来るサウンドの傾向は「自然な音」で、音数(解像度)が一段と上がりました。これでラインケーブルは最終形が完成したと思います。今後は「水平展開」になると思います。

「水平展開」の第一弾は「自宅システム」にする事にしました。理由はネットワーク方式ですので、ケーブルの本数が少ないからです。自宅システムを早く完成形(最終形)にして楽しみたいですね。全てのケーブルを「シリウスシリーズ」で統一したいと思っています。当然XLRケーブルや電源ケーブルも作成します。一気に自宅システムの「音質アップ」を図りたいと思います。

7年前に「シリウスSP」と云うSPケーブルを作成していました。もっと早くラインケーブルや電源ケーブルに展開していれば、もっと早く「最終形」の形になっていたと思います。反省することしきりです。

自宅システムも現在までに、プリアンプからSPユニットの処まで「シリウスシリーズ」で繋がっています。先日繋いだプリアンプ~パワーアンプ間のプラグが馴染み、少しだけパワーを入れられる様になって来ました。出てきたサウンドは「原寸大の生サウンド」の雰囲気が出て来ました。現状でもかなり満足度が大きいです。これにCDPラインと電源ケーブル類をシリウスグレードにすれば・・・・夢が膨らみます。早く「水平展開」したいですね。自分で作業しなければ何も進みません。コツコツ作業して交換して行きます。当分はケーブル作りで潰れますね。

6月はやる事がめじろ押し

2018年06月01日 | ピュアオーディオ
6月5日に田舎で中学の同窓会が有る。今はその準備もしなければならない。特に準備と云うほどの事はないのだが、帰省するので親戚にもお土産を用意したり、着るものや履くもの等も確認して置かないといけない。自動車も洗車して奇麗にしてガソリン満タンにする。

同窓会が終わればトンボ帰りで、また新作RCAケーブル作り・・・追加で5セットほど作る予定(練習もかねて…プラグで作り方が変わる)

このケーブル作りでほぼ6月がつぶれてしまうだろうが、他にサブシステムのレイアウト変更(すべての機器やケーブル・SP類を移動して再配置する)。すでに手に入れているスコーカー・ツィーターBOXへの加工と塗装出し。塗装が完了すれば組付け。一工夫しないと安直には取り付け出来ない。

他にもツィーターを購入しているので、こちらもサブシステムに追加出来る様に工夫が必要。

次は電源ケーブルの「ゴールドスター → シリウスへのグレードアップ化」・・・30本近くを予定。こちらは完全に7月になりますね。

今年は本当に「半田こて」を握る回数が増えています。作業をしないと「音質」は良くなりません。頭の中でいくら考えても、「実行」無くしては現実は変えられません。