Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

今までに使ったサブシステムSPの感想 その1(スペンドールBC-Ⅱ)

2015年05月19日 | ピュアオーディオ


今までにメインSPとは別にサブSPも色々使って来ました。2008年にパソコンがクラッシュしてそれまでの4年間の写真が残っていないのが残念ですが、2008年以降のサブSP達の使った感想を述べてみたいと思います。あくまでも個人的見解です。部屋やアンプ、CDPの機器やケーブル類が違えばまた違う印象になると思いますので、参考程度にお考えください。

上述のSPは有名なスペンドールBC-Ⅱです。内部配線がオリジナル状態では「くぐもった様な音」で、「枯れた音」が出て来ます。オリジナルでは個人的に「音質不足」で使い物になりませんでした。内部配線をシルバースターにして楽しんでいました。非常に「音楽的なサウンド」になって、お気に入りの一台になりました。自宅のサブで使っていましたが、自宅メインシステムの性能アップに伴い、「不要」と判断せざるを得なくなり、現在は福島の方へ嫁に出しました。

福島へ行くに当たり、貸し出し試聴をしていただきましたが、「音楽が聴こえる」と非常に気に入っていただきそのまま帰って来ませんでした。

音のバランスは非常に良く、オールマイティにどんな曲でも水準以上の音質で鳴ってくれますが、このSPの最大の泣き所は、ユニットの許容入力が低く、「大音量」再生が無理な処。静かに音楽を楽しむならこれで十分ですが、本気になって音量を上げるとツィーターがクリッピングします。

今でも置き場所が有れば手元に置いていても良いSPと思っています。サイズも手頃ですので一般家庭で使えます。