Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

沢山のSPを使って来たが、その目的は「セッティング」の試行錯誤に有る

2015年05月26日 | ピュアオーディオ


今まで使って来たSPの感想を述べて来たが、これは有る一面で目的は別にあった。一つは「セッティング」の普遍性の確認。ミニSP、小型SP、大型SPでも基本原理はみな同じであると云う事。メーカー製の袴やスパイク等のセッティングを補完する為のモノが、殆ど「自然の原理」にかなっていなかった。メーカーでは「セッティング術」と云うものが追求されていない事を知った。
ステレオ機器は電化製品である。だからメーカーでは電気系の追求には必死になるが、セッティング等電気外の事はユーザーがやらなければならないと云う訳かな?



もう一つは「内部配線」の効果の確認。メーカーオリジナルの内部配線・ネットワーク配線は非常にお粗末なものであると判断するに至った。SPユニットに直結している配線のグレードを変えれば即座にサウンドに効いて来る。音質対策としてもっとも重要なポイントであると認識した。



60歳を越えて来ると、40代や50代では考えなかった事を考えざるを得なくなって来た。現在でも6~8セットのSPを持っている。価格は別としてアンプ類も同数のシステムを持っている。これらをやはり選別して最後に残すシステムを厳選しなくてはならない。もうあれもこれもと手を出せる年齢では無くなったと云う事。

この年齢になると「余命」を考える様になる。親は既に送っている。次は自分の世代の番。後20年後は80歳・・・・。それまでオーディオにのめり込めるだろうか?体力・気力は続いているだろうか?その前に老眼や難聴(高域が聴こえなくなる)等の障害が出ては来ないだろうか?・・・等考えざるを得ない。

少しづつ部品やシステムと減らして整理して行く事も考えたいがまだ元気だ。まだ欲しい機器も有る。楽しいオーディオライフを送る為にはまだまだ揃えたいものが有るのです。