Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

タンノイの思い出

2015年05月18日 | ピュアオーディオ


クラシックを聴くなら「タンノイ」みたいな事が、雑誌で盛んに書かれていた頃が有る。実際に私もメインのソースがクラシックなので気に成らなかった訳ではない。
ブラームスのシンフォニー2番をこのSPで聴くと、余りの心地良さにうとうとしてしまうくらいの魅力の有るサウンド。マッキンMX110+ムラードEL34ppモノアンプの組み合わせで聴いた印象。



タンノイもアーデン、レクタン、モニターゴールド10等を使って来た。弦楽器や管楽器の再現は非常に雰囲気・質感が良く、「聴かされてしまう」程の魅力が有る。しかし、現在私のメインシステムにはなり得ていない。タンノイは10・12インチのユニットが優秀だと思う。15インチ(38cm)ユニットは低域の鈍さを箱でどう音造りするか・・・で決まってくる。



タンノイ独自の同軸ユニットで、ALTECと違いコーン紙をホーンの延長として使っている処に「良さと悪さ」を持っている様に感じる。ネットワークも含めて音造りされているし、ユニットの作りも手を加えにくい様に作られているので、内部配線の交換もままならない。