Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質アップ」の基本は電源部

2013年05月13日 | ピュアオーディオ

「音質アップ」の基本は電源部の性能を上げる事。数百万クラスのアンプには有る共通したサウンドが有る。音数の多さや厚み、キレの良さ等々ハイエンドのアンプには一種独特の透明感が有る。その音の源泉は「電源部」に有ると確信している。同じ様な音の傾向を持った「パワータップ」を作った事で学んだ内容。

「電源部」と一括りで云っているが、中には色々な部位とパーツが有る。ハイエンドアンプ達の特徴の一つが優秀な電源トランスを持っている事。これは別の機器でカバーする事も出来る。「パワータップ」(超重量級トランス内蔵タップ)を付ける事でリカバリー出来る事を確認している。

私の「電源部」への対策内容を箇条書きに上げて見る。
1)壁コンセントはオーディオグレードクラスに交換。(屋内配線は銅の地肌が見える様にして取り付け)
2)「パワータップ」(超重量級トランス内蔵タップ)を必ず通して使う。
3)電源ケーブルはインレット式にし、最高級ケーブルとプラグを使う。
4)機器内のヒューズはオーディオグレードヒューズに交換して使う。

上述した各々の対策を一箇所づつ実施しても効果を実感出来るが、一番最初に電源をやると判り辛い時が有る。私の場合は、SP内配線→SPケーブル→プリ-パワー間ラインケーブル→CDP-プリアンプ間ラインケーブルと信号ラインを完了してから電源部を実施した。ラインケーブルを交換して行く過程でもSN比の向上と音数の増加は実感出来る。

電源部を対策すると「見通しの良い音」(壁の存在を消す様な)が手に入る。もちろん透明感も併せ持つ。