Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ネットワーク方式か?マルチアンプか?

2013年05月20日 | ピュアオーディオ

JBL3大ホーンシステムは従来2セットをマルチアンプ、1セットをネットワーク方式にしていました。現在はRCA箱システムのみマルチアンプにして、オリンパスとSP-707Jシステムはネットワーク方式にしています。

ネットワーク方式の2セットはJBL純正のネットワークを使っています。現在の音質ネックはこのネットワークと思っています。以前RCA箱システムをマルチアンプにした時に、「音数が3倍」程に増加し、音楽の表現が大幅に良くなったのを覚えています。また最初からマルチアンプだったオリンパスをネットワーク方式にして、大幅なグレードダウンを経験しています。この事から、残る2つのシステムも「3ウェイマルチアンプ」にした方が良さそうだと思っています。

或いは、ネットワークを自作して、内部配線材をゴールドスターシリーズで配線すれば大幅な音質アップも見込めます。アンプ類を置くスペースと費用の面がネックです。アンプは低域用のTr型パワーアンプを新規に入れる事になります。中・高音用は特製管球アンプをストックしていますので直ぐに対応可能です。

マルチアンプは確かに音質は良くなると思うが、大がかり過ぎて、気易く音楽を聴けない装置になるのが心情的に引っ掛かります。SW類を何個も入れなければならないのは苦になります。


昨日から音楽三昧

2013年05月19日 | ピュアオーディオ

家内と娘が旅行に行ったので一人で留守番。昨日と今日は音楽三昧でした。昨日は自宅のシステムを午前から夜中まで鳴らして楽しんでいました。

自宅のSP-707Jシステムで、今回JAZZの最新版を鳴らして感じたのは「JAZZ向きではない」と云う事。CDPのEMT981、管球プリ・WE101Dppパワーアンプ共に「艶」を求めて選択していますので、クラシック音楽(特に弦楽器)をターゲットに作り上げています。その為、音のキレや弾み方が「JAZZ向きではない」と感じました。

昨夜は自宅でオフ会でしたので35年の同好の師に聴いていただきました。自宅では9年ぶりになりますので、機器は殆ど入れ替わっています。前回9年前の時は、JBL#4343+マッキンのTrアンプでした。今回はSP-707Jを基本としたアセンブリーSP+自作管球アンプ。

「同好の師」は私より12歳も年上の大先輩。オリンパスS8Rに#375+#2395を使っておいでです。私の#375+ゴールドウィングの「威圧感のない」サウンドには興味を持たれた様です。#375でここまで「威圧感がない」サウンドは聴かれた事はないと思います。

今日は午後からオリンパスを鳴らしに行って来ました。こちらは先日、CDP系のケーブルを旧事務所と同じケーブルに変更したばかりです。昨日聴いた自宅のシステムと殆どユニットが同じなのに、CDP・アンプシステムが違うだけでここまで変わるのか?と思えるほどサウンドの質が違います。オリンパスはJAZZでもクラシックでも・・・の万能タイプに対し、自宅システムはクラシックに特化したサウンドになっていると自覚しました。


パソコンの調子が悪くて・・・

2013年05月18日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

この1週間程パソコンの調子が悪くて、インターネットに繋がったり繋がらなかったりの不具合が発生していました。昨日からインターネット接続が「気まぐれ」みたいな繋がり方になり、1件接続するのに15分以上かかる始末。

今朝はまた一段とひどい状況で、殆ど繋がらなくなったのでカスタマーサポートに電話して、症状を説明したら(PC~モデム間はOK、モデム~インターネット間が×)、「モデムの電源を一度切ってください」と云われ、その通りにしたら快調な繋がりになった。これで一安心です。

そう云えば前にも5回程こんな事が有りました。久しぶりなので忘れていました。モデムも古い型なので無線LAN機も加えると4台並んでいます。そろそろこちらも最新鋭機にしてやろうかな


自宅ではアナログの音

2013年05月17日 | ピュアオーディオ

オリンパスもSP-707Jシステムもアンプは、プリ・パワー共に管球アンプを使っていますが、2つのシステムでは大きくサウンドが違います。同じ管球式でも自宅のSP-707Jシステムの方が自分の好みです。(多分多くの方は逆の選択をされると思います)

半導体素子(Tr等)のアンプと管球アンプでは「デジタル」と「アナログ」の違いくらいの質感の差が有ります。この頃は半導体素子を使ったアンプを敬遠するようになっています。

管球式でも前段管やパワー管、整流管で音質は大きく違ってきます。自宅(SP-707J)のWE101Dppアンプの出力は1.4Wに対し、オリンパス様の3B252Bシングルアンプは8Wくらいは出ていると思います。たったこれだけの出力差とウーハーの能率の違いで、音の飛び方が全く違います。

WE101Dppアンプも3B252Bシングルアンプもメーカー製では手に入らないアンプです。量産できるだけの球を確保できないからです。どちらも真空管を手作りに近い状態で作られていた時期の球だと思います。どちらも長寿命です。

古いオーディオの通の方達が40年ほど前に「WEの球のアンプは良い」と言われていたのを覚えています。実際にWE101Dppアンプの音は、独特のきめの細かさと艶やかさを持っています。それでいて低域のドライブ力も有り、高域の透明感もレンジにも不満は有りません。もちろん中域の音の厚みは絶品だと思います。

自宅のSP-707JシステムとWE101Dppアンプの組み合わせが個人的には凄く気に入っています。殆ど威圧感の無い音で、チョッと聴きには「迫力不足」に思われるかもしれませんが、「音楽」を長く聴いていられるシステムです。JBL#375を使っているのに嫌な音が殆ど出ません。ピーキーな音が有りません。非常にに柔らかいサウンドで有りながら音にキレや余韻の美しさが有ります。一般のお店では聴けない「自作アンプ」の世界です。

CDを鳴らしているのに、アナログのサウンドと間違ってしまうくらいアナログなサウンドです。


毎日オリンパスを鳴らす為に通っているが・・・

2013年05月16日 | ピュアオーディオ

オリンパスを毎日鳴らしながら調整に入っています。実際は「ネットワークが活性化」するのを待っている間に出来る事をしているだけです。

本日やっと旧事務所に置いていた時に使っていた、CDラインのケーブル類が全く同じ仕様になりました。これまでは一区間のみ別のケーブル仕様になっていました。ラックが変わるとケーブル類の長さが変わり、最短距離配線としていた為に長さが足りず使えないケーブルが有りました。

しっかりしたサウンドとなって音数が増加し、同じCDでも聴き応えが随分良くなりました。これでネットワーク部分の活性化を待つだけになったように思います。半年計画で毎日コツコツと鳴らし込んでいます。


マスタークロック用ケーブルはCDPのサウンドを支配する

2013年05月15日 | ピュアオーディオ

以前にマスタークロック用ケーブルでサウンドが変わる事を書きました。ケーブルの特性がそのままサウンドに出て来ます。

「クロック」はパルス発振器と考えても良いと思います。パルスをいかに正確に送るか(精度)を考えて、ケーブルを作って見ましたが、伝送特性(低抵抗値)だけではだめな様で、そのケーブルの持つ周波数特性さえもそのサウンドに出て来ます。不思議な処が有ります。

クロックをルビジュムだセシウムだと騒ぐ前に、クロックケーブルの選定をしないと、せっかくの投資が無駄になる事も有ります。


マスタークロック用 75ΩBNCケーブル

2013年05月14日 | ピュアオーディオ

CDPのクロックは外部クロックを使って「音質アップ」させる事が出来ます。私は初め、内蔵型のサウンド・デンさんのD-クロックに交換してクロックの重要性を知りました。

外部クロックとして「マスタークロック」機器が各社から出ています。その接続ケーブルは75ΩBNCケーブルが推奨されています。私も色々ケーブル材やBNCプラグを調べて購入したのですが、プラグには75Ω仕様が有りますが、ケーブル材に75Ω仕様は少ないのです。

Bnc_ag1

現在BNCプラグ+ケーブル材共に「75Ω仕様」のモノをスーナーケーブルで探し出して、試作品を評価中です。ケーブル材はどちらも銀線で直径も同じです。

75ΩBNCプラグ+50Ωケーブル材の組合せと、75ΩBNCプラグ+75Ωケーブル材の組合せのBNCケーブルを外部クロックで評価していますが、やはりメーカー指定の75Ω仕様の方が音の広がり感(音数)や明るさが一枚上手です。近々発売の予定。


「音質アップ」の基本は電源部

2013年05月13日 | ピュアオーディオ

「音質アップ」の基本は電源部の性能を上げる事。数百万クラスのアンプには有る共通したサウンドが有る。音数の多さや厚み、キレの良さ等々ハイエンドのアンプには一種独特の透明感が有る。その音の源泉は「電源部」に有ると確信している。同じ様な音の傾向を持った「パワータップ」を作った事で学んだ内容。

「電源部」と一括りで云っているが、中には色々な部位とパーツが有る。ハイエンドアンプ達の特徴の一つが優秀な電源トランスを持っている事。これは別の機器でカバーする事も出来る。「パワータップ」(超重量級トランス内蔵タップ)を付ける事でリカバリー出来る事を確認している。

私の「電源部」への対策内容を箇条書きに上げて見る。
1)壁コンセントはオーディオグレードクラスに交換。(屋内配線は銅の地肌が見える様にして取り付け)
2)「パワータップ」(超重量級トランス内蔵タップ)を必ず通して使う。
3)電源ケーブルはインレット式にし、最高級ケーブルとプラグを使う。
4)機器内のヒューズはオーディオグレードヒューズに交換して使う。

上述した各々の対策を一箇所づつ実施しても効果を実感出来るが、一番最初に電源をやると判り辛い時が有る。私の場合は、SP内配線→SPケーブル→プリ-パワー間ラインケーブル→CDP-プリアンプ間ラインケーブルと信号ラインを完了してから電源部を実施した。ラインケーブルを交換して行く過程でもSN比の向上と音数の増加は実感出来る。

電源部を対策すると「見通しの良い音」(壁の存在を消す様な)が手に入る。もちろん透明感も併せ持つ。


オリンパスシステムの調整

2013年05月12日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムを実家に持って来てから約3週間。ケーブル類の接続も馴染んできた頃なので少しづつ調整を始めている。

持って来た時に一応アンプ類はじめSPシステムもセッティングはしているのだが、ヒアリングしながらの微調整が残っています。

先日から蜂の巣ホーンの位置を少しづつ動かして最適位置を探している。この蜂の巣ホーンは「壁面から30cm以上離す」事が良いのですが、現状では20cmぐらいしか取れていないので、今日25cmに変更しました。また前後方向も調整中です。

音楽を聴きながら、「このCDはこう聴こえてくれた方が良い」と感じて、それに合わせる様に調整して行きます。こう云う微調整を繰り返して少しづつ思い通りのサウンドになって行きます。


良い事は続くモノだ・・・

2013年05月11日 | ピュアオーディオ

相変わらずオリンパスシステムを鳴らしています。今日は新商品の試聴をしていました。まだ発表できる段階に有りませんが、オリンパスに使って見ましたら、ぐっと音数が増えて良い印象を持ちました。明日また再確認をします。

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オリンパスシステムは「ネットワーク」がネックと思っていましたが、まだ他にも有った様で、今回の試聴でかなり良くなる様です。それでもマルチアンプの時はもっと良かったのですが、今日くらいのサウンドが出れば満足出来るかな?と思います。