Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

マルチアンプシステムの成功の秘訣

2013年05月21日 | ピュアオーディオ

昨日は「マルチアンプか?ネットワーク方式か?」をテーマに書きましたが、自宅のSP-707Jシステムは、このままネットワーク方式を続けて行くと思います。(パワーアンプはWE101Dアンプを合計3台準備はしていますが・・・) アンプ類はプリ+パワーアンプで非常にシンプルなシステムになっています。現在の自宅システムは「何時間でも聴き続けられる音の出方と音色・質感」を併せ持っています。

オリンパスシステムは「オールマイティ」に音楽を聴ける様にする為に、最終的にはマルチアンプに戻す事になると思います。目指すグレードが低ければマルチアンプ化は必要ありません。現在でもハイエンドクラスのサウンドは十分に出ています。

マルチアンプに挑戦されて、挫折をされた方が非常に多い様に思います。友人にもマルチアンプに挑戦されて、「CDを替える度にバランス調整をしなくてはならない」・・・「疲れた・・・」等のお話を聞いています。

オリンパスシステムをマルチアンプで鳴らしていた時は、CD毎にバランスの調整をする事は皆無でした。その理由は「ケーブル類をすべて統一」していたからです。ケーブル類によって「情報の伝送量」が違います。例えばSPケーブルの場合、これが低域・中域・高域で違ったら致命的です。同じ様にラインケーブルも同じ事が云えます。

意外と知られていないのが「電源ケーブル」の存在。電源ケーブルでも情報量の伝送量に効いて来ますが、それ以外に「音色や質感」にも効いて来ます。機器は電源ケーブルで音色や質感を揃える事が出来ます。TR型アンプと管球アンプで有っても違和感を感じない程に近づきます。

初めから高価なケーブルは必要ありませんので、手に入るケーブルですべてを統一し、「ベンチマーク」を作る事からお勧めします。電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルの最低3種類は別々でも構いませんので揃えてください。私の場合は、電源ケーブル・ラインケーブルはまったく同じケーブルにしています。SPケーブルも同じ素材を使い倍の容量にしています。

チャンデバもSPユニットも殆どアッテネーターを入れていませんし使っていません。「すべての音を出す」考え方をしています。

私の経験則で感じた事を書きましたので参考程度にお考えください。


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