Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

この頃は写真の練習にはまっています

2013年03月22日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

この頃は、オーディオよりも写真にはまっています。8年間オーディオ三昧で、写真はブログ写真ぐらいですので、イージーな撮り方に染まっていました。

カメラが防湿庫の中で「死蔵」に近い状態になっていましたので、何とか「お守」をしてやりたいと考えています。興味のある方は以下のサイトをペーストしてご覧ください。

 http://ameblo.jp/soundtrail/

3月10日より別の写真用ブログを再開しています。

カメラは20年ほど前からやっています。当然「マニュアル時代」からになります。当時一緒に始めたバイクと併用してやっていました。ツーリングに行った先で「記念写真を撮る」ぐらいの感覚で始めています。

バイクには小型のカメラからと云う訳で、ペンタックスのME→MXを主に使っていましたが、試しにNIKON F3(ニコンレンズ) を使って見て、シャッター音のキレの良さや描写の違いに驚きました。以来NIKON党になっています。

NIKONのカメラもF2AやF4も揃えた時も有ります。F5の購入も相当悩みましたが、大きく重たいのでF-100に落ち着きました。現在でもF3TとF-100は防湿庫で眠っています。

デジカメの時代に入り、初代クールピクスも使っていました。電池の減りが早く、30枚くらいうつしたらもうOUTでした。その後、クールピクス4300を2台も買って、プログ用に2年ほど使いました。4300は2台とも有ります。他にもクールピクス700も・・・。その後D70(デジ一眼)を購入して、5年ほど使い、D2XsやD90を買い増しています。

D2Xsを購入して2年以上経ちますが、その間殆ど死蔵状態で、いつしか時はD4の時代になっています。古臭くなって使えない様になる前に使い倒してやりたくなりました。

現在のデジ一眼は2000年前後のパソコンと同じ様な状況で、毎年新商品が発売されて、機能や性能が格段に良くなって行っています。そのそろ機能や性能もサチッて来るようになって来て、3600万画素や4600万画素が出て来ています。10年前には想像もつかなかった高画素が当たり前になりつつ有ります。


ユニットを追加して音数を増やす方法

2013年03月21日 | ピュアオーディオ

既成のSPシステムをお使いの方が多いと思う。(自分でアセンブルして作る方が少なくなった) そんな時に、追加のユニットを加えて「音数」を増やす事をお勧めしたい。

一般にツィーターを追加して遊んで見るのが良い。現在使っているSPの高域にどんなユニットが使われているかで、追加するユニットを選ぶと良い。出来るだけ「同じ方式のユニット」は避ける様にしたい。

一般的にはドーム型ツィーターが主流と思いますので、リボン型を組み合わせれば、ドームツィーターで出ない音が出て来ます。コーン型・ホーン型にもリボン型ユニットは合います。リボン型ツィーターは10KHzぐらいから100KHzぐらいまで出ますので、高域を伸ばす効果が有ります。空気感や定位感の向上に繋がります。

ここで問題は、どんなに優秀なユニットを使っても、100KHzくらいまで対応できているSPケーブルを使わないとその効果は実感できません。またネットワークにも気を使います。大出力再生をされる方はきちっとしたネットワークを使われる事をお勧めします。破損防止の為です。音量をあまり上げない方で有れば、1μ以上(0.47μF辺りが順当)のコンデンサーをSPケーブルの+側に1個かませるだけで6dbオクトの減衰カーブで繋がります。

追加ツィーターに使用するSPケーブルの周波数特性は非常に大事です。一般に銅線材では100KHzまでは対応できていません。ここは高域特性の優秀な銀線を使いたいですね。私は「シルバースターシリーズ」のケーブルを使っています。


オーディオシステムの完成度の判断基準

2013年03月20日 | ピュアオーディオ

オーディオシステムの完成度の判断基準には、「質感」と「音数」の2つを私は採用している。「質感」は個人の好みの領域が含まれるが、「音数」の方はほぼシステム機器の完成度を知るのに格好の指標だと思っている。

部屋の左右両端にSPを置いた場合の「音数」の判断基準。

第1段階:SPユニットから音が出ていると感じる段階
第2段階:SP箱から音が出ていると感じる段階
第3段階:左右のSP間一杯に音が充満している段階
第4段階:左右のSPの外側にまで音が広がっている段階(SPの存在が消える)
第5段階:更に音数が増えて、音が面として出て来る段階

目標は第5段階だが、第4段階まで行けば殆どの方は満足出来るグレードと感じるだろう。さすがに第5段階に行く為には「マルチアンプシステム」にしないと難しいと感じる。

これは、ソース(録音の状態)、電源やケーブル類、ソース機器、アンプ類、SP等、そしてセッティングやパーツ・素材に対するオーナーのスキルを合わせた「システムの総合力」の話で、これを使えばこうなると云ったものでは有りません。地道に「音数」を増やして行くと上の5段階になる様です。


SP-707Jシステムのサウンドが変わって来た

2013年03月19日 | ピュアオーディオ

SP-707Jシステムのサウンドが変わって来た。ステラボックスのDACを導入して約1週間、機器(DAC)の活性化度が上がって来ている様だ。

Stellavox_st213

使い初めは、音数の増加をあまり意識しなかったが、この頃少しずつ感じれる様になって来た。「整理して聴かせる」感じは今も残っていると思うが、音が非常にシャープになって来て、導入前、低域のふくらみが気にかかっていたが、それが殆ど無くなった。

Sp707j1_5

#375+ゴールドウィングから艶やかな質感が出ているが、まだまだ良くなると感じる。
若い頃から「ピアノ三重奏曲」が好きで、ピアノ・チェロ・バイオリンの組み合わせの曲が、上手く鳴らせるようになれば、普通一般の曲は問題なく鳴る様になります。
ブラームスのピアノトリオ1番を昨日は久しぶりに楽しみましたが、非常に良い雰囲気で楽しめたのが印象に残っています。


予算とスペースが有ればやって見たい事

2013年03月18日 | ピュアオーディオ

「予算とスペースが有れば・・・」とは、オーディオマニアにとって夢想できる事です。私の場合は、「JBL#4350をマルチアンプで鳴らして見たい」事になります。「生演奏」の雰囲気を求めるなら#4350のポテンシャルが魅力です。

クロスは500Hzと7000Hz。チャンデバはF-25(V)かDF-55辺りになると思う。一般には4ウェイにするだろうが、私はあえて3ウェイで良いと考えている。1台のパワーアンプとケーブル類が要らない分だけ身軽になれる。

低域は#2231A(38cm)×2発+#2202(30cm)の3発を500Hz以下で使う。インピーダンスを考えてTr型の大パワーアンプが欲しい。

中音は2440を#375に替えて、#2395ホーン(お化けホーン)+グレートハイルドライバーの組み合わせ。

高域はLE85+#2405+デッカリボン+ピラミッドH-1を考える。中音の#375から#2405では7000~12000Hz辺りに周波数の谷が出来るので、LE85は欠かせない。#2420ではなくLE85の方にしたのは「音数」が多いからに他ならない。同じ理由で#2440より#375を採用している。

ウーハーはアルニコマグネットが良いと考えている。立ち上がり・立下りのスピード感はアルニコマグネットの方がよりリニアで有る。

パワーアンプ類は低域はTr型の大出力アンプを考えているが、中・高音は管球アンプにしたい。何故ならばコンプレッションドライバーは超高能率だから、出力が高いと「圧迫感」を出してしまうからです。管球アンプで1Wも有れば十分。量より質の高さを求めたい。

・・・と、随分前から夢想しています。このシステムは完全防音の部屋で無いと鳴らせないと思いますので、個人的夢想に過ぎません。


アナログケーブルとデジタルケーブルの違い

2013年03月17日 | ピュアオーディオ

有る掲示板を見ていたら、アナログケーブルとデジタルケーブルを「勘違い」されている内容が有ったので取り上げて見ました。

RCAやXLRのラインケーブル(インターコネクトケーブル:通称インコネ)には、「デジタルケーブル」や「アナログケーブル」と云う呼ばれ方が有りますが、基本的に「同じモノ」です。ただ何処に使われるかで呼び方が変わっているだけの事。作りや構造が違う訳では有りません。

判り易く云うと、同じケーブルでも、デジタルラインに使われれば「デジタルケーブル」で、アナログラインに使われれば「アナログケーブル」になります。使われる信号の種類によっての使い分けで呼ばれています。

「デジタルケーブル」と云えば高級品の様に捉えられる方もいますが、それは違うのではないかな。従来のRCA・XLRケーブルでもピンからキリまでグレードの差が有ります。

デジタルにはインピーダンスを指定したモノが有ります。主にクロック関係に使われるデジタルケーブルですが、50Ω、75Ωと指定される事が有ります。私は75Ωと指定された処に50Ωを使っています。問題なく音は出ています。なかなか75Ωの良いケーブル材に巡り合いませんが、ようやく見つけたので試作を予定しています。


STELLAVOX ST-2 96KHz/24bitの音質アップ

2013年03月16日 | ピュアオーディオ

STELLAVOX ST-2 96KHz/24bitを使い出して10時間程連続して鳴らしています。ノーマルの状態では決して性能が高いとは思いません。

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現在、電源ラインはパワータップ117V→ベラトリクス→フルテックヒューズにして機器の活性化を図っています。入出力もペルセウスを使って、信号ラインの活性化も同時進行させています。

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このDACでは「音を整理して聴かせる」様な状況で、音数の増加や質感の本質的なアップはノーマルな状態では難しいかも知れません。しばらくはこのままで使いますが・・・。

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「音を整理して聴かせる」様な症状は、入出力の配線の伝送能力が低いからで、それを後押しする電源部も同じ症状だと感じます。ただ潜在能力は高そうだと感じています。

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この辺の配線をSuperTrail仕様に変更すれば「劇的」に音質アップすると思います。その作業も1枚基板なのでやり易いと思っています。

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その前に、115Vラインに電源線を入れ替えておかないと先に進めません。簡単に切り替え出来る様には出来ていませんので、ソケット部で配線を入れ替えてやらないといけません。急ぐ必要は有りませんので来月気候が良くなってから手を付けたいと思います。


SP-707Jシステム用DACの入荷

2013年03月15日 | ピュアオーディオ

注文していたDACが入荷しました。

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STELLAVOX ST-2 96KHz/24bitです。スペース的な制約が有り、この機種を試して見る事にしました。

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前後機器の端子の組み合わせから、XLRのデジタル入力、XLRのアナログ出力の仕様が使える事が条件です。

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使用する前に内部を確認します。配線類はノーマルの状況です。

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電源トランスは115V仕様になっています。入力の電圧をチェックしています。この個体は「並行輸入品」の様で220Vラインになっています。上の写真で黄色い配線が見えると思いますが、このソケットの処に220Vと100/115Vの2種の表示が有ります。現在は220Vに接続されています。

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システムの電源はパワータップの方が117Vしか空いていないので、117Vで使えるかをチェックしていました。この状況では117Vでも大丈夫と判断して使い始めています。まだ音出し確認の状況ですので、このまま使って見ます。将来的には115V接続にし直さないといけないと思います。

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一応設置はこの様になっています。ライントランスの横のスペースしか設置場所が無いのですが上手く納まりました。昨日5時間程馴らし運転をしています。早計に音質云々は出来ませんが、音数はちょっぴりアップした様で、「カチッ」とした質感になりました。現状では導入の効果はさほど感じません。一応、フルテックのヒューズと電源ケーブルをベラトリクスにしていますので、約1ヶ月程すれば実力が見えて来ると思います。


プリアンプのゲインが高すぎる

2013年03月14日 | ピュアオーディオ

SP-707Jシステムに使っているC22モドキプリとWE101Dppパワーアンプのヴォリュームの状況はあまり好ましい状態ではない。

We2101dpp1

パワーアンプの出力が1.4W/chしかないのに、プリアンプのヴォリューム位置は通常7時の方向。殆ど上げれない状態です。プリアンプのゲインが高すぎるのが原因です。

C22

オーケストラモノの場合で8時の方向です。ここまで上げますとご近所に気を使います。

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同じ様にオリンパスシステムのアンプもゲインコントロールが不満足な状態です。

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プリアンプのヴォリューム位置は9時~11時の方向で丁度良いのですが、パワーアンプの方は絞りっ放しです。このパワーアンプは10W/ch程有ります。ウーハーもLE15AですのでD130よりは幾分能率が低いです。でもパワーアンプの入力レベルは9時の方向です。殆どパワーの出ていない状況です。パワーアンプは本来3時の方向くらいで使いたいものです。こちらもプリアンプのゲインが高すぎるのが原因です。

内部配線をSuperTrail仕様(伝送ロス対策)にしますと「音圧アップ」します。音圧アップした分だけ「伝送ロス」が小さくなっている訳で、音質的には素晴らしい事ですが、ゲインコントロールの面では厳しい点が出て来ます。

プリアンプは9時の方向以上で使えるように、パワーアンプは12時以上のレベルで使えるようにする為に、4月には最終調整に入ります。


ようやく少しづつ課題を消化している

2013年03月13日 | ピュアオーディオ

引っ越しに伴い機器がまだすべて使える状態にはなっていない。例えばSP-10MKⅡのアナログはモーターのお守だけの状態。アームからのフォノケーブルさえ繋いでいない。それでも着々と整備を進めている。

Sp10mk

SP-10MKⅡの為にラックを一段増設、フォノイコライザーの置き場所の確保等、遅々では有るが少しづつ進めている。

新たに専務宅に事務所と作業場・倉庫を準備している。スペースは有るのだが、色々なモノが置いて有るので片付ける事に時間がかかります。将来的にはそちらに引越する事になると思います。

また3月は色々と他の事に時間とお金を割かないと行けない月なのです。