Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプのゲインが高すぎる

2013年03月14日 | ピュアオーディオ

SP-707Jシステムに使っているC22モドキプリとWE101Dppパワーアンプのヴォリュームの状況はあまり好ましい状態ではない。

We2101dpp1

パワーアンプの出力が1.4W/chしかないのに、プリアンプのヴォリューム位置は通常7時の方向。殆ど上げれない状態です。プリアンプのゲインが高すぎるのが原因です。

C22

オーケストラモノの場合で8時の方向です。ここまで上げますとご近所に気を使います。

3b252b_2

同じ様にオリンパスシステムのアンプもゲインコントロールが不満足な状態です。

3b252b_7

プリアンプのヴォリューム位置は9時~11時の方向で丁度良いのですが、パワーアンプの方は絞りっ放しです。このパワーアンプは10W/ch程有ります。ウーハーもLE15AですのでD130よりは幾分能率が低いです。でもパワーアンプの入力レベルは9時の方向です。殆どパワーの出ていない状況です。パワーアンプは本来3時の方向くらいで使いたいものです。こちらもプリアンプのゲインが高すぎるのが原因です。

内部配線をSuperTrail仕様(伝送ロス対策)にしますと「音圧アップ」します。音圧アップした分だけ「伝送ロス」が小さくなっている訳で、音質的には素晴らしい事ですが、ゲインコントロールの面では厳しい点が出て来ます。

プリアンプは9時の方向以上で使えるように、パワーアンプは12時以上のレベルで使えるようにする為に、4月には最終調整に入ります。


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