Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ユニットを追加して音数を増やす方法

2013年03月21日 | ピュアオーディオ

既成のSPシステムをお使いの方が多いと思う。(自分でアセンブルして作る方が少なくなった) そんな時に、追加のユニットを加えて「音数」を増やす事をお勧めしたい。

一般にツィーターを追加して遊んで見るのが良い。現在使っているSPの高域にどんなユニットが使われているかで、追加するユニットを選ぶと良い。出来るだけ「同じ方式のユニット」は避ける様にしたい。

一般的にはドーム型ツィーターが主流と思いますので、リボン型を組み合わせれば、ドームツィーターで出ない音が出て来ます。コーン型・ホーン型にもリボン型ユニットは合います。リボン型ツィーターは10KHzぐらいから100KHzぐらいまで出ますので、高域を伸ばす効果が有ります。空気感や定位感の向上に繋がります。

ここで問題は、どんなに優秀なユニットを使っても、100KHzくらいまで対応できているSPケーブルを使わないとその効果は実感できません。またネットワークにも気を使います。大出力再生をされる方はきちっとしたネットワークを使われる事をお勧めします。破損防止の為です。音量をあまり上げない方で有れば、1μ以上(0.47μF辺りが順当)のコンデンサーをSPケーブルの+側に1個かませるだけで6dbオクトの減衰カーブで繋がります。

追加ツィーターに使用するSPケーブルの周波数特性は非常に大事です。一般に銅線材では100KHzまでは対応できていません。ここは高域特性の優秀な銀線を使いたいですね。私は「シルバースターシリーズ」のケーブルを使っています。