Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SP-707Jシステムの不具合対策

2013年03月04日 | ピュアオーディオ

昨年の10月位からSP-707Jシステムは「チョッとおかしい?」と思える不具合を抱えていました。症状は「Lchの中音の#375から音が出ない・出ても音量が低い」と云うものでした。これが常時発生している訳でもないのです。「気が付いたら音数が少ない?」状態となり、左右のバランスが狂って、全体のサウンドがおかしい?と感じるのです。

Sp707j1

原因として①ネットワーク箱内配線の不具合 ②#375の不具合 の2点が考えられ、昨年11月にそれぞれ点検して、ネットワークのメインラインのネジの緩みを是正していましたが、それでも発生していました。昨日、またLch#375から音が出ない症状が発生し、色々とテストをして場所の特定を推定して見ました。その結果、ネットワーク箱内配線が怪しい?と結論に至り本日バラして見ました。

良く見て行くと#375用の端子の配線に「ルーズコンタクト」が発生しておりました。ようやく原因が判り、半田付けにて「修正」をしました。非常に特殊な配線材でやっていますので、11月の時には見つけられなかったのだと思いました。

Sp707j3

修理が済んだので「音出し確認」を2時間程して見ました。本来のサウンドが出てホッとしています。スケール感が大きくなり、繊細で艶やかで、低域が沈み込む様に出ています。今まで聴いた事のないスケール感でした。