Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Trail仕様管球モニターアンプ(6L6pp-1号機)

2010年12月07日 | ピュアオーディオ

アンプをトランジスター化する為に、レビンソンNo331や380SLのアンプやCROWN IC150A+PSA-2のアンプを導入しました。明日もう1台トランジスターのパワーアンプがやって来ます。

Amp

そこで困ったのが「Trail仕様 管球アンプ」をどうするか?です。処分する為に「動作確認」をしていますが、余りにも「音質」が良すぎて処分する気がなくなりました。

Rb461

上の写真の様な一見ショボイシステムで「動作確認」をしています。

Rb462

今回のモニターSP テレフンケンRB46(3ウェイ)Trail仕様(化け物シリーズで配線)を使っています。如何にもドイツの小型モニターSPと云った恰好をしています。

6l6pptrail

こちらが処分を考えて「動作確認」をしていた6L6ppアンプです。繋いで音出しをした途端「レビンソンのアンプシステムの音質を越えている」と直感して、処分するのを止めました。音のキレ・ヌケ、音の弾み方、音数の次元が違います。使っているケーブルは「シルバースターシリーズ」です。(レビンソンシステムはもう一段上のケーブルを使用)

12au7a

組み合わせているプリやCDPは上の写真のモノです。Trail仕様管球プリとマランツの安物CDP。

6L6ppアンプはもう4年くらいモニターアンプとして使って来て、トランスや配線類をいじって来ています。見てくれは余り良くありませんが、「音質」は一級品です。過去にマッキンMC2500やMC2600、アキュフェーズM-60、M-100と比較して、上の音質を持っている事は知っていました。改めて確認すると「やはり上の音」を出して来ます。

ただアンプ交代で眠ったTrail仕様のパワーアンプが7セットにもなりますと置き場所に困ります。またこの次に専務宅のEL34ppモノラル×2台のアンプがやって来ます。(レビンソンと入れ替え)。今回の6L6ppアンプと同等かそれ以上の性能のアンプが6セットもゴロゴロと眠ってしまうのはチョッともったいない気がします。時々はトランジスターのアンプと入れ替えて使ってあげたいですね。


自宅 SP-707Jシステムの変貌

2010年12月07日 | ピュアオーディオ

自宅のSP-707Jシステムは先月の3日にほぼ「ゴールドスターシリーズ」のケーブルに交換を完了しています。約1ヶ月経過しました。交換当初は「ふん詰まり」のサウンドを感じていましたが、3週間目くらいから「ふん詰まり感」を感じなくなって来ました。

Sp707j4

久しぶりに「ジェットストリーム」をかけてストリングスの状態を確認しました。10月以来に聴きますのでケーブル交換前の音の記憶しか有りません。昨夜確認したサウンドは「大変貌」を遂げていました。ストリングスの弦楽器群の音数が素晴らしく多くて「さざめく弦楽器群」のサウンドは圧感でした。シルキーでふくよかで繊細で、沈み込む低音  ・・・今まで聴いた事のないストリングスの響きです。

Sp707j1_2

機器は一切変更していません。EMT981のシルキーさと3B252B(STC4033L)シングルアンプの繊細さと滑らかさが生きています。

Emt981

上の写真のEMT981は当初から「シルキーな音」のするCDPでした。全てのヒューズをフルテックのオーディオグレードに交換した時に感じた様な「質感の変化」を今回感じました。電源ケーブルによる「機器の活性化」が進行していると感じました。

C290

一番の「ふん詰まり」をしたのがこのプリアンプ(C-290)だと思っています。1ヶ月経過してようやく本領発揮に至ったようです。内部の回路が複雑な程「活性化」(活眼/覚醒)に時間がかかります。

昨夜のストリングスのサウンドを聴くとSWを切るのが躊躇われます。いつまでもCDをとっかえひっかえ深夜まで聴き続けてしまいそうです。

自宅のシステムは「音楽性」を非常に重要視しています。また深夜に聴きますので「小音量」再生で使えなければなりません。以前から云っていますがこの「SP-707Jシステム」は「弦楽器」を得意としています。この弦楽器の再生音に更に磨きがかかったサウンドになりました。これはもう病み付きになります。JBL#375を使ったシステムの可能性の高さを感じます。