機器の購入や新ケーブルの開発・販売予定もようやく目途が立ち、今年の計画もあと少しとなっています。
1)WADIA#6+レビンソンアンプ(No380SL+No331)の専務宅への移動
No380SL専用脚台の塗装中・入荷待ち
2)RCA箱システムのアンプラインの交換
IC150Aプリ+PSA-2パワーアンプは準備出来たが、
フォーンプラグ(ケーブル作成)の入荷待ち
3)RCA箱システムのローインピーダンス対策・・・未完
となっています。特にRCA箱システムの「ローインピーダンス対策」をどうしようか?と考えています。
今まで「アンプ故障」の原因が判らず、何台ものアンプをとっかえひっかえしていたRCA箱システムを安心してドライブできる様にしたいと考えています。
使っているネットワークはJBL#3160(500Hz)、#3105(7000Hz)を組み合わせています。上の写真の様にSPユニットを低音:16Ω×2発、中音:#375+ハイルドライバー、高音:175DLH+#2405+DECCAリボン+ビクターリボンと云う8SPユニットで使っています。
中高域のユニットは「オリンパスシステム」、「SP-707Jシステム」とほとんど同じです。ネットワークに関しても{SP-707Jシステム」とまったく同じです。ただ違うのは、RCA箱システムではウーハーが2発仕様になっている事だけです。
ここで問題となってくるのが、#3160の仕様です。LF:4Ω×2、HF:16Ωの仕様になっています。本来は#3152のLF:8Ω×2、HF:16Ω 仕様でないとインピーダンス整合が出来ません。
SPユニットを沢山使うと「音数が沢山出てくる」等々のメリットも出て来ますが、ローインピーダンスになり「アンプへの負荷が大」となるデメリットもあります。静特性で測定しても左右の差は有りません。インピーダンスは常に変化していますので動特性が問題だと推定しています。
最初にトラブッタアンプはアキュフェーズ M-60 アンプです。メーカーに確認した所「ローインピ 1Ω台になると出力が止まる」との事でした。その後のアンプはローインピでも駆動できる様に対策されているそうです。その後XX、MC2500、MC2600と使いましたが「ノイズ」が出て来ます。
その後、管球アンプに交換しても、常にLchばかりがおかしくなります。管球アンプも4台目くらいになりますが、常にLchがおかしくなります。症状は管球アンプの場合、新品の球でしばらくは正常に使えますが、2~3ヶ月くらいすると「バルブノイズ」が出始めます。そのまま使い続けて行くとパワー感が焼けてしまいます。
今回は「根本原因」をなおしてやらないといけないと思っています。