Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ヒラリー・ハーンのCDが来ました。

2010年09月25日 | ピュアオーディオ

先日注文していたヒラリー・ハーンのCDが来ました。別々のCDを5枚揃えてカートンに入れて売って有りました。

Cd1


CD1
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005

ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
録音:1996、1997年

CD2
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61
バーンスタイン:セレナード (プラトンの『饗宴』による)

ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
ボルティモア交響楽団
デイヴィッド・ジンマン指揮
録音:1998年

CD3
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77

ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
アカデミー室内管弦楽団
ネヴィル・マリナー指揮
録音:2001年

CD4
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調op.77

ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
ヒュー・ウルフ指揮(メンデルスゾーン)
マレク・ヤノフスキ指揮(ショスタコーヴィチ)
録音:2002年

CD5
バーバー:ヴァイオリン協奏曲op.14
メイヤー:ヴァイオリン協奏曲

ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
セントポール室内管弦楽団
ヒュー・ウルフ指揮
録音:1999年

まずはベートーベンの協奏曲から聴いています。艶やかでしなやかな音色のヴァイオリンで良い演奏です。バックのオケもなかなかの力量で聴きごたえが有ります。ダイナミックレンジが広い様で低音の迫力も素晴らしいものが有ります。

ベートーベンのVn協奏曲はあまりにも有名な曲ですのでLPの時に(40年前)に良く聴きました。その頃はオイストラフやレオニード・コーガンの時代でした。

久しぶりに聴くと、耳に馴染んだメロディが澄み切ったサウンドで、しかも艶やかでしなやかで・・・、とても気に入りましたのでしばらくは耳たこになるまで聴き続けるでしょう。


アンプを検討

2010年09月25日 | ピュアオーディオ

先日購入した「レビンソンNo331+ALTEC#620A」の組み合わせのサウンドが、とてもいい塩梅に仕上がって来ていています。

Yosui_re_vu

陽水の「レ・ヴュー」を使って3つのシステムで表現力の比較をして見ました。(比較試聴)

① WADIA#6+ST-X+Trail仕様管球12AU7Aプリ+レビンソンNo331+ALTEC#620A

620a2

② A727+SD-9500+Trail仕様WE310Aプリ+Trail仕様#6550ppアンプ+RCA箱システム

Rcasystem4

Rcasystem1_3

③ A730+ST-X+C-290+F-25+M-100+Trail仕様#6500 Sアンプ×2+オリンパスシステム

Orinpus5

1

①はモニターシステム(1SPユニット)と呼んでいるシステムです。
②はRCA箱システム(8SPユニット) ③オリンパスマルチアンプシステム(7SPユニット)

①のシステムで聴いてから②のシステムに移行しますと「音数」では負けていますが、質感や力感で①のシステムの心地よさが勝っています。

②のシステムを聴いてから①のシステムに戻ると、やはりこちらの方がしっくりきます。但し、音量のグレードが違います。②のシステムでは大音量でもへこたれませんが①のシステムではあまり大きな音量にしますとピーキーな音になります。SPユニットの数がこの辺で大きく効いて来ます。

次に③のシステムで聴いて見ますと、やはりこちらには全ての面でかないませんが、①の健闘ぶりが良く判ります。

②のシステムがチョッと悪い印象ですが、この違いは「低域のドライブ力」の差だと思います。500Hz以下の帯域で全体の70%くらいの音が出て来ますので、この部分の質感の差がそのまま出て来た差だと思います。

こうなるとRCA箱システムにもレビンソンのアンプが欲しくなって来ます。Trail仕様管球アンプは中・高域では100万円を超えるトランジスターの弩級アンプと伍していける力量が有りますが、低域だけは「瞬発力」で及びません。③のオリンパスシステムでも低域にM-100を使っているのはこの為です。

真剣に次のパワーアンプを考えたくなります。また衝動買いしてしまいそう・・・・。