先日購入した「レビンソンNo331+ALTEC#620A」の組み合わせのサウンドが、とてもいい塩梅に仕上がって来ていています。
陽水の「レ・ヴュー」を使って3つのシステムで表現力の比較をして見ました。(比較試聴)
① WADIA#6+ST-X+Trail仕様管球12AU7Aプリ+レビンソンNo331+ALTEC#620A
② A727+SD-9500+Trail仕様WE310Aプリ+Trail仕様#6550ppアンプ+RCA箱システム
③ A730+ST-X+C-290+F-25+M-100+Trail仕様#6500 Sアンプ×2+オリンパスシステム
①はモニターシステム(1SPユニット)と呼んでいるシステムです。
②はRCA箱システム(8SPユニット) ③オリンパスマルチアンプシステム(7SPユニット)
①のシステムで聴いてから②のシステムに移行しますと「音数」では負けていますが、質感や力感で①のシステムの心地よさが勝っています。
②のシステムを聴いてから①のシステムに戻ると、やはりこちらの方がしっくりきます。但し、音量のグレードが違います。②のシステムでは大音量でもへこたれませんが①のシステムではあまり大きな音量にしますとピーキーな音になります。SPユニットの数がこの辺で大きく効いて来ます。
次に③のシステムで聴いて見ますと、やはりこちらには全ての面でかないませんが、①の健闘ぶりが良く判ります。
②のシステムがチョッと悪い印象ですが、この違いは「低域のドライブ力」の差だと思います。500Hz以下の帯域で全体の70%くらいの音が出て来ますので、この部分の質感の差がそのまま出て来た差だと思います。
こうなるとRCA箱システムにもレビンソンのアンプが欲しくなって来ます。Trail仕様管球アンプは中・高域では100万円を超えるトランジスターの弩級アンプと伍していける力量が有りますが、低域だけは「瞬発力」で及びません。③のオリンパスシステムでも低域にM-100を使っているのはこの為です。
真剣に次のパワーアンプを考えたくなります。また衝動買いしてしまいそう・・・・。