Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

レビンソン#331パワーアンプのサウンド

2010年09月14日 | ピュアオーディオ

今朝来た#331を9時からずっと鳴らし続けています。しばらく眠っていたアンプですので「起こす」事が必要だと思っていましたが、2時間程鳴らし込んで来ると随分と音数も増えて質感も変わって来ました。非常に好印象を持ちました。

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この#331のアンプは「これみよがし」の癖の有るサウンドでは有りません。非常に「癖の少ない」サウンドです。この点がまず気に入りました。音の余韻が非常に多い様で「本領発揮」させれば非常に高いポテンシャルを出してくると思います。

100W×100W(8Ω)の出力しかないのに、しっかりしたシャーシと重量が45Kgも有ります。チョッと電気くい虫では有りますがこのサウンドは「私好み」です。以前使った事の有る#29Lより立ち上がりが良く、音のバランス・粒立ちの良さを感じます。

反対に予想を覆したのが「馬力感」が少ない点。普段聴く音量が6L6ppアンプの場合、プリアンプで10時の方向に対し、12時の方向で同じぐらいの音量になります。片や18Wの管球アンプで有る事を考えると物足りなさを覚えますが、扱い易いと思える所でも有ります。

こうなるとプリアンプもレビンソンで揃えたくなるのが人情。次に予定したいと思います。


レビンソン#331がやって来た

2010年09月14日 | ピュアオーディオ

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レビンソンの#331パワーアンプが9時にやって来ました。早速ラックにセットし結線して「音出し確認」をしています。

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ラックにはジャストサイズで収まりました。さてその第一声は・・・・。Trail仕様6L6ppアンプに及びません。音の表情の豊かさや滑らかさ、艶やかさ、低域の駆動力他全体的に及びません。もっともまだ着たばかりで1時間も立っていませんのでもう少し鳴らし込んで見る必要が有ります。

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こちらが交換した6L6ppTrail仕様パワーアンプです。このアンプの球はRCAのメタル管6L6です。この球でマッキンのMC-2500や2600を負かしていますので、レビンソンでも難しいのでは?と思っていました。この6L6ppアンプにはまだ「音質アップ」の「奥の手」が有るのです。出力管をGEC KT66かSTC CV1947にしますと5段くらい音質アップします。到底そこまではレビンソンのアンプもエージングが終わっても届かないみたいです。悩みます・・・・。

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まだアンプが本領発揮していないとは言え、「低域の駆動力」(低域のふくらみ・制動力不足)と「パワー感」が負けているのはちょっと予定外でした。ただ「球」の寿命を気にせずに使える事は精神的に良いですね。イニシャルとしてのサウンドグレードとしては「合格」レベルに有ると思いますので、鳴らし込みとヒューズの交換で少し音質アップしてやろうと予定しています。

接続したケーブルはすべて「ルシファー」(SPケーブル・ラインケーブル・電源ケーブル)ですのでアンプ内の「電気の道」を「拡幅工事」し始めています。最低半年はこの「拡幅工事」(活性化)は続くと思います。「活眼」した時に本当の実力が出てくると思いますので、それまで待ちたいと思います。