今朝来た#331を9時からずっと鳴らし続けています。しばらく眠っていたアンプですので「起こす」事が必要だと思っていましたが、2時間程鳴らし込んで来ると随分と音数も増えて質感も変わって来ました。非常に好印象を持ちました。
この#331のアンプは「これみよがし」の癖の有るサウンドでは有りません。非常に「癖の少ない」サウンドです。この点がまず気に入りました。音の余韻が非常に多い様で「本領発揮」させれば非常に高いポテンシャルを出してくると思います。
100W×100W(8Ω)の出力しかないのに、しっかりしたシャーシと重量が45Kgも有ります。チョッと電気くい虫では有りますがこのサウンドは「私好み」です。以前使った事の有る#29Lより立ち上がりが良く、音のバランス・粒立ちの良さを感じます。
反対に予想を覆したのが「馬力感」が少ない点。普段聴く音量が6L6ppアンプの場合、プリアンプで10時の方向に対し、12時の方向で同じぐらいの音量になります。片や18Wの管球アンプで有る事を考えると物足りなさを覚えますが、扱い易いと思える所でも有ります。
こうなるとプリアンプもレビンソンで揃えたくなるのが人情。次に予定したいと思います。