Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムでクラシックの大編成曲を

2010年09月19日 | ピュアオーディオ

この所、新しく来たレビンソンNo331のサウンドが新鮮な感じがするのと、「活眼」させる為に毎日鳴らし込んでいます。No331が来たのと同時にRCA箱システムのCDPも入れ替えましたので、こちらも一度しっかりサウンドを落ち着かせなくてはなりませんので、今日は午後から「RCA箱システム」でハイドンやモーツァルトの交響曲を大音量で楽しんでいます。

Rcasystem1_3

ALTEC#620Aシステムの陰に隠れて音の出が悪そうに見えますが、このシステムはそんな事は苦にもしません。

Rcasystem1

パワーアンプ1台で8SPユニットをドライブしています。出力管はGE#6550Aのプッシュプルです。たかだか20Wも出ていないでしょう。それでも十分な音量がボリューム9時の方向で出て来ます。

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左右のSP共に前に有る障害物(SP)の為に十分なスペースが取れていませんが、お構いなしにスケールの大きな、音数の多い再生音を出して来ます。

ALTEC#620Aのサウンドもこの所随分と良くなって来ていますが、JBL3大ホーンシステムの7or8SPユニットシステムを聴くと太刀打ちできません。#620AもTrail仕様ですので一般のSPでは音数で太刀打ちできないのですが、私のJBL3大ホーンシステム(オリンパス・707J・RCA箱システム)は別格です。「オンの音」と「オフの音」のユニットを組み合わせて、「オンの音」と「オフの音」のケーブルを組み合わせて組み上げていますので、「音数」と「スピード感」、「音の線の太さ」、「スケール感」が比較になりません。

ブリュッヘンのハイドンとべームのモーツァルトを楽しんでいましたが、心地良くて居眠りをしてしまいます。決して「オーディオ的」な音とは云えませんが、管球アンプのまろやかな響きは聴く者を心地よくしてくれます。

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RCAシステムへの次の手は「CDP」を交換する事です。現在A727をトランスポート、SD-9500をDACにしていますが、これを1台で済ませる様に考えていますが、予算不足で立ち往生しています。音質的にはWADIA#6と互角に渡り合っていますので、そう急ぐ必要は感じていません。