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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

R305 オリジナルの音 つづき

2009年01月10日 | ピュアオーディオ

R305を2時間ほど鳴らし続けていたが、「ピーピーキーキー」のヒステリックなサウンドは基本的に変わりそうもない。とても「音楽」を聴く気にならない。2週間ほどはこのまま使おうと思っていたがとても待てる状態のサウンドではない。

ネットワークも良く見てみると前オーナーがコイルをパスさせて繋ぎ変えている。皆さん色々とやってるものですね。

まずウーハーユニットとツィーターユニットを取り外して「音質対策」をしないといけません。ネットワークも「直結」にして旧式のsp端子を除外しないといけません。最後に全ての内部ケーブルを「ルシファー仕様」に変更します。

ここまでやれば、私が使えるグレードになるでしょう。

R305と同時代のモニターSPである612Aや620A、#4343も大差ないサウンドです。

超小音量でも「音痩せ」しないで使え、大音量でも「うるささ」を感じないサウンドにしないと本来のユニットの性能を出したとは云えないでしょう。


R305 オリジナルの音

2009年01月10日 | ピュアオーディオ

R30511 R305のSP端子のみ一般のSP端子にして「音出し」確認をして見ました。

ウーハーとツィーターの繋がりがいまいちですね。音数も少ないし、色気もなし、長くは聴けないサウンドですね。内部配線とネットワークのイージーSP端子のせいでしょうか?「音のピークディップが激しい」音ですね。・・・これは再生帯域内で音が集中的に出ている帯域と出ていない帯域が有りますね。

R30512 ウーハーの質感は「良さそうだな・・・」と感じさせるものが有りますが、ツィーターはスケール感が乏しく「孤独」なユニットに聴こえます。

再生システムはCDPにSD-9500 プリに 自作マランツタイプ +6L6ppステレオ(20W×2)で、ケーブル類は「化け物ケーブル+SPルシファー」で取りあえず鳴らしています。

率直な感想は「姿、作りの割にお粗末なさびしい音」と云う印象です。これなR30513 ら手持ちのSP-LE8T(ルシファー仕様)の方が質感も、まとまりとバランスも良いですね。

今回は「素材の音」として確認したまでの事で、30年前のNHKの技術を再確認しました。

一応、何処と何処に手を入れればいいのかチェックが済みましたので、ゆっくりと「音質改善」を進めたいと思います。

SPも来たばかりで馴染んでもいないのでしばらく鳴らし込んで見ます。トレールに乗せていますので「低音のこもり」は全くありません。

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1時間くらい聴きこんで来ますとアンプも暖まってきたのでしょう、かなりハイグレードの質感に変わって来ました。SPケーブルにルシファーを使っていますのでこの時点で「オリジナルサウンド」は軽く超えていると思います。

これに私流の手を加えると「爆発的な音数と反応」が出て来ると予測しています。BOXが大きいので鳴らしがいが有ります。


初代 NHKモニター R305 来る

2009年01月10日 | ピュアオーディオ

R3051 待ちに待ったR305がようやく到着しました。音出しまではまだちょっと時間がかかります。SPケーブル(特殊)が付属していなかったので、一般のSP端子を取り付けないといけません。もともとオリジナルのSPケーブルでは使い物にならないと予想していましたので計画通りです。

R3052 大きさ的にはアルテックの612AやJBL#4333Aクラスですので、覚悟はしていましたが、横に写っているSP-LE8Tの何と小さく見える事か!!

外観はワンオーナーで大切に使って有ったようで30年前のモノにしては綺麗な部類です。サランネットに軽いしみが有る程度で本体には大きな傷が有りません。

R3054 内部写真です。こちらも非常にきれいな状態です。ネットワークから不要なケーブルがぶら下がっています。

このSPユニット配線は変わっています。

SP端子からウーハーに直接入ります。1500Hz以上はユニットが出ないように作られている「メカニカル」2ウェイです。やはりSP内配線は「細い」です。

R3058 ネットワークの内部も非常にシンプルでトランスとコンデンサーのみです。困りものは「イージーSP端子」で振動に弱いタイプです。

本日中にはオリジナルの状態で音出し確認が出来ると思います。

音出し確認が出来ましたら「サウンドイメージ」をお伝えしたいと思います。