eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

内定者パック2010 いよいよ発売

2009-01-30 17:38:15 | eLearning
以下、本日配信されたネットラーニングのメルマガからの一部引用です。

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◆ 内定者パック 2010 >> http://www.netlearning.co.jp/hojin/naitei/
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●どこがパワーアップ? 

『 機能・価格・ラインナップ + コミュニケーション 』

ネットラーニング内定者パック2010は研修、管理、コミュニケーションも
すべてがひとつになった統合型内定者ツールです。

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●SNS機能を搭載!
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マイルーム(学習室)と完全に統合されたSNSです。
日記、掲示板、メッセージ、コミュニティなどをフルに活用し、内定者どうし、
あるいは内定者と企業担当者のコミュニケーションの幅をぐんと広げます。

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●多彩な管理者機能
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管理者画面で簡単にログイン状況や学習状況、学習成績を確認できるほか
アラート機能、一括メール送信機能、アンケート機能など多彩な基本機能で
ご担当者様と内定者のコミュニケーションを強力にサポートいたします。

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●業界最安値クラスを実現
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利用料は1年間お一人あたり1,050円(税込)のみ。
のべ280万人超の受講者様にご利用いただいている実績があってこそ実現
できた低価格です。皆様の日ごろのご愛顧に感謝いたします。

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●豊富なラインナップ
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ビジネス、IT、語学、Officeなど約240コースから自由に組み合わせが可能。
内定者向けにお得なパック料金でご提供いたします。

 
内定者研修ポータルサイト>>>


ミネラルと食品添加物と

2009-01-29 06:31:02 | 読書/新聞/映画など
NHKスペシャルの「女と男」は面白かった。

ところで、その3回目に、北欧の国で、男性の精子がこの10年ほどで急減しており、子孫をのこすのに危険な水準にまでいたっているという報告があった。遺伝子的な原因は考えられないので、なにか、環境が影響しているのではないかという。

これほど短期間にこれほど大きな影響がでる原因は、おそらくは、食べ物でしょう。

最近読んだ、食べ物関係の本2冊。
ゲルハルド・シュラウサー著『ミネラル革命』コスモトゥーワン、2006年2月21日、1300円+税
安部司著『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』東洋経済新報社、2005年11月10日 1400円+税

前者は、微量ミネラルの第一人者が、ミネラルの欠乏が現代病を招いていることをわかりやすく記述しています。野菜にふくまれるミネラルが激減し、あるいは、ミネラルをほとんど含まない塩を食べてきたことなどから、現代人はミネラル不足に陥っています。ビタミンからミネラルの時代へ。

食品添加物の専門商社のトップ営業であった著者が書いた後者の本も、内容は衝撃的です。自分が開発したミートボールを、幼い娘がおいしいと夢中で食べているのを見て、一睡もしなかった翌日に、著者は辞表をだしました。

ところで、NHKスペシャルの精子の激減は、ミネラル不足も大きな原因だとおもわれます。そして、これほど短期間に急速に進行した原因は食品添加物による可能性も高い。というのは、たとえば、ある種の食品添加物は亜鉛を体外に流出させることが知られているように、食品添加物がミネラルを体外に流出させることがあるからです。

安心できる食べ物が大切です。


ワーク・ライフ・バランスをこえて

2009-01-29 04:20:00 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
ワークがこれまでライフを犠牲にしてきた。今後は、もう少しライフに重点をうつして、バランスをとろう。あるいは、今後は、ライフに重点をおこう。---これは、裏返しの思想です。あるいは、これまでと同じレベルの発想です。

ものごとの発展のプロセスでは、まず裏返しの考え方がうまれ、つぎにそれを克服していく。ダイバーシティもおなじようなプロセスをへているようです。

beyond work life balance


日経産業新聞に記事

2009-01-28 13:50:52 | Netlearning,Inc.
きょうの日経産業新聞に、ネットラーニングの管理職向けコースが大きく紹介されています。

見出しは、「eラーニング 内容高度に」「コスト抑制需要見込む」「ネットラーニング 管理職向けにコース」など。

ネットラーニングが管理職むけに開講した3つのコース
「成果を出すタイムマネジメント」
「説得力のあるプレゼンテーション」
「チームが活性化するコミュニケーション」
が紹介され、画面イメージも掲載されています。

また、08年度のeラーニング市場規模が1,481億円と05年度の約1.5倍に成長する見込みであることも、グラフでわかりやすく説明があります。

そのほか、2社のeラーニングコースについて、簡単な紹介もあります。


2002年3月期との比較

2009-01-28 09:25:06 | eラーニングビジネス
今回の「崖を転げ落ちるような」不況が、eラーニング市場にどのような影響をおよぼすのか、しっかりした見通しを立てたいと思いながら、不透明な中を進んでいます。

まず現状についていえば、ネットラーニングだけでなく、主要なeラーニング会社は好調な業績をつづけています。2008年度の業績については、不況の影響をほとんどまったく受けずに各社とも増収増益基調です。

問題は、2009年度です。

先行き不透明であることから、事務所の拡大移転を中止したeラーニング会社も何社かあります。各社とも経営は、きわめて慎重になっている。

まだ若いeラーニング業界が経験した不況と言えば、2001年ごろからのITバブルの崩壊だけです。当時をふりかえってみますと、2002年3月期の上場企業の赤字は506社にのぼりました。2009年3月期は、現在の集計では、上場企業1,569社のうち215社(新興3市場、金融をのぞく)の最終赤字が見込まれています。

2009年度は予測がつきませんが、2009年3月期でみるかぎり、企業の業績は2002年3月期のほうが格段にきびしい。

では、その2002年3月期のネットラーニングの業績をみますと、eラーニング営業開始2期目で、前年の3.5倍約3億6000万円の受注をしています。不況のなかで、ダイナミックに売り上げを拡大している。不況にかかわらず、eラーニング市場が力強く立ち上がってきました。

このような不況好況のプロセスを経ながら、ネットラーニングは、この3月期で12期連続の増収となります。

今回の不況のなかでも、在庫・金融・円高の3つの重圧がないeラーニング市場は、力強く高い成長をつづけると考えることもできます。少なくともわが社は、増収増益の連続記録を伸ばしていきたい。




『永平寺修行記』

2009-01-28 06:46:31 | 読書/新聞/映画など
野々村馨『食う寝る坐る 永平寺修行記』新潮文庫、2001年8月1日、629円

突然出家を思い立った30歳の青年の1年間の永平寺修行記。そのきびしさは、ききしにまさる。1年間の日々を丹念に記録しています。

何年か前に永平寺にいったときには、さきにこの本を読んでいけばよかったと思う。

案内してくれた永平寺のお坊さんは、修行をはじめて半年ほどで6キロやせたと言っていました。知り合いの副住職さんは、20キロやせたそうです。

ただひさすらに坐禅をし、日々のこの一瞬に生きる。曹洞宗の道元の教えにもとづく修行です。 『正法眼蔵』は、たとえば、洗浄の巻きで、東司(トイレ)の作法を詳細にさだめています。

著者は、修行の日々に、参拝する2人のご婦人にであいます。2人とも、戦争で子供をなくし、弟をうしなった方です。戦後50年をこえても、毎年永平寺に参拝し、その悲しみをわすれることができない。いま、ガザで肉親をうしなった人たちの悲しみは、生きているかぎり忘れられないのだろう。



beyond work life balance

2009-01-27 17:52:02 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
ワーク・ライフ・バランスをこえて。

”Work/Life Integration”ということばも、でてきます。

ワークとライフのバランスをとるという対立的にとらえる考えをやめようというものです。仕事と生活は、相互に影響しあうものであり、別々の対立するもののバランスをとるという考え方であるかぎり、あたらしい世界はうまれてきません。

Integrate work and life というキーワードに注目しています。アメリカでは、ずいぶん前からこのコンセプトが主流になっているといわれます。

ワークがこれまでライフを犠牲にしてきた。今後は、もう少しライフに重点をうつして、バランスをとろう。あるいは、今後は、ライフに重点をおこう。---これは、裏返しの思想です。あるいは、これまでと同じレベルの発想です。

ものごとの発展のプロセスでは、まず裏返しの考え方がうまれ、つぎにそれを克服していく。ダイバーシティもおなじようなプロセスをへているようです。




8回目の八丈富士登山

2009-01-25 22:15:44 | 島の生活
町長選挙の投票へ行って、午後八丈富士に登りました。

おだやかな青い空に白い雲がいくつか浮かんでいます。うぐいすの声が一羽。耳をすますと、わずかに聞こえるのは、かすかな潮騒だけ。枯れたススキや枯れたアザミ。わずかに、木々に若芽もみえます。静かな山中です。

自然の中に身をおくと、「谷の声も、谷の色も、山の色も、山の声も、すべてが真理を惜しみなく現している。自己が名誉や利益を惜しまなければ、谷や山もまた、真理を説くことを惜しみはしないだろう。」(『正法眼蔵』)という道元のことばが聞こえてきます。

自然の一部である自分とその自然を身近に感じます。

すれちがった登山客は1組だけでした。

くだりは、のぼりの半分の時間です。八丈太鼓の音が遠く聞こえました。

標高800メートルあまりの八丈富士の登山。10回をこえれば、30回が目標になります。


水の未来

2009-01-25 00:11:07 | 島の生活
先日上海で買った『リーダーズ・ダイジェスト』(英語版)の表紙は、水滴の写真でした。「アジアでは水の1滴まで数えている」という水危機の特集です。

きょう、テレビでは、日本であがり続けている水道料金の特集が報道されていました。

先日、民主党政権が成立したときの大臣就任がうわさされているある人にあったら、石油資源の枯渇や環境問題、人口減少、食料自給などとならんで、今後は世界的な水危機に対する戦略的な政策が必要だといっていました。

ところで、イギリスのジャーナリスト、フレッド・ピアスが丹念な現地調査で書き上げた『水の未来』(日経BP、2008年7月28日、2300円+税)は、衝撃的な本です。

石油枯渇よりももっと水問題が人類にとってさしせまった危機であることがよくわかります。背景には、気候変動と人類の水の大量使用があります。水の大量消費をもたらしている主な要因は、最近の世界の急速な人口増加と食料生産方法の変化です。

その結果、世界の耕地のすくなくとも3分の1は、土地よりも水が食料生産を抑制する要因となっている。この一世代の間に食糧生産は倍になったが、そのために消費される水は3倍になったという。

こうしたなかで、世界の大河がつぎつぎに消えている!

あの黄河も。黄河は、1972年、はじめて海までとどかなくなった。1997年には、海から780キロ上流で先細りになって砂に消えた。飲み水や農業用水を黄河にたよっている人は5億人をこえるという。黄河の水量は、1990年代以降、おそらく地球温暖化の影響で4分の1も減っており、上流で使い果たされている。中国の農業は、深刻化しつつある水不足におびやかされています。

水不足で農業がおびやかされているのは、インドでも、アメリカでも、そして世界中で。海までとどかなくなった大河が無数にあり、地下水が枯渇し始め、みずうみが消えいている。灌漑工事やダムが水不足に拍車をかけているのは皮肉な話だ。

食料を輸入する日本は、その食糧を生産するための水も輸入している。その輸入食料を国内で生産するとすれば、現在日本がつかっている農業用水をこえる水が必要になる。いまの、倍以上の農業用水を確保することなどできないから、ある程度は輸入にたよればよいということになるのだろうか。

しかし、いまおきている世界の水危機は、世界の穀倉地帯をおびやかせており、大規模な食糧輸入がそもそも不可能になるかもしれないという危機です。

リーダーズダイジェストによれば、オーストラリアの大都市の水危機は、たった10年できわめて深刻になっています。住民の生活用水の使用量は3割ほど減らされている。きびしい使用制限がある。気候変動が原因だという。

日本は、水がゆたかとは言い切れない。食料輸入にたよっているのだから。自給するだけの農業用水の確保はむずかしい。さらに、気候変動の不安もあります。

コスト上、海水から飲料水をつくれても、農業用水はつくれない。

これからの時代、自然の水を大切にすることは、世界のどこにおいても最優先課題です。  子孫のためにも!










不況とeラーニングビジネス

2009-01-22 15:21:37 | eラーニングビジネス
ネットラーニングのビジネスは、好調に推移しています。下半期も計画を超過達成するのは確実です。

ところで、わが社だけではなく、eラーニング各社は、知る限りでは、いずれも好調です。

これは、eラーニグという新しい市場が力をもった成長過程にあること、今回の不況にあたって、企業が教育研修費の削減に慎重であること、教育研修費が削減される場合でも、集合研修からeラーニングへとコストダウンをはかる動きがあることなどが背景にあると思われます。

一方、eラーニング各社とも来年度にむかっては、慎重な経営姿勢を強めています。事務所拡大計画などを延期する一方で、採用はチャンスと考えるeラーニングベンチャーも目立ちます。