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ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ミネラルと食品添加物と

2009-01-29 06:31:02 | 読書/新聞/映画など
NHKスペシャルの「女と男」は面白かった。

ところで、その3回目に、北欧の国で、男性の精子がこの10年ほどで急減しており、子孫をのこすのに危険な水準にまでいたっているという報告があった。遺伝子的な原因は考えられないので、なにか、環境が影響しているのではないかという。

これほど短期間にこれほど大きな影響がでる原因は、おそらくは、食べ物でしょう。

最近読んだ、食べ物関係の本2冊。
ゲルハルド・シュラウサー著『ミネラル革命』コスモトゥーワン、2006年2月21日、1300円+税
安部司著『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』東洋経済新報社、2005年11月10日 1400円+税

前者は、微量ミネラルの第一人者が、ミネラルの欠乏が現代病を招いていることをわかりやすく記述しています。野菜にふくまれるミネラルが激減し、あるいは、ミネラルをほとんど含まない塩を食べてきたことなどから、現代人はミネラル不足に陥っています。ビタミンからミネラルの時代へ。

食品添加物の専門商社のトップ営業であった著者が書いた後者の本も、内容は衝撃的です。自分が開発したミートボールを、幼い娘がおいしいと夢中で食べているのを見て、一睡もしなかった翌日に、著者は辞表をだしました。

ところで、NHKスペシャルの精子の激減は、ミネラル不足も大きな原因だとおもわれます。そして、これほど短期間に急速に進行した原因は食品添加物による可能性も高い。というのは、たとえば、ある種の食品添加物は亜鉛を体外に流出させることが知られているように、食品添加物がミネラルを体外に流出させることがあるからです。

安心できる食べ物が大切です。



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1 コメント

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食べ物、だいじですね (食べざかり)
2009-01-31 01:17:10
北欧、精子の激減、10年前との比較、そして食べ物というキーワードで、思い当たることがあります。

セシウムという、生殖器官にダメージを与える放射性物質がありますね。
1986年に起きたチェルノブイリ(現ウクライナ)の原発事故で、欧州、とくに北欧には多くのセシウムが降り注ぎました。土壌にも入り込み、数年後、農作物や加工食品に影響があらわれました。
日本では基準が厳しすぎて欧州から食料輸入ができなくなるため、残留放射能の基準値を上げました。

1990年前後にはさかんに、さまざまな被害が報道されましたが、放射能被曝があってもなくても起きることまで混ざってたようで。
それよりも、食べ物をとおして体内に入ったセシウムが濃縮されていくことや、長い半減期(35年)の影響のほうを危惧すべきだ、なんてこともいわれました。

そうか、こういうふうにあらわれてくるんだなあと思っています。
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