eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

定年退職でやめる仲間

2011-02-28 23:19:03 | NetLearning Group

きょう、わがネットラーニンググループの仲間の1人が、はじめて定年をむかえました。

人はだれも、かならず仕事をやめるときがきます。人生が1回かぎりであることをなによりも実感するときのひとつかもしれません。

もちろん、かれは、ネットラーニンググループのフェローとして、これからもいろんな会社の節目には参加してほしいと思います。大手企業をやめて、ちいさなベンチャー企業にかけつけてきてくれたかれは、8年ほど、苦難や喜びをともにしてくれました。

ありがとうございました。

 


資本主義と国家

2011-02-27 10:04:56 | 読書/新聞/映画など

資本主義は、国民国家を前提にしている。

国家単位で、資本主義経済を確立してきた。その経済は、国家の政策とふかく結びついている。

一方、一国の通貨であるドルを国際通貨とせざるをえない矛盾などや、為替による通貨交換の仕組みを必然としている。

グローバル化は、この国民経済のありかたに大きな変容をせまっている。いまや、大企業の規模はとてつもないものになった。2006年にGDP(国民総生産)が500億ドルをこえる国家は60国であったのにたいして、それをこえる売り上げを上げたグローバル企業は112社におよぶ。巨大企業は、政治的社会的な力をもち、知的資本と政治的資本こそ決定的に重要な経営資源であるとみなされるようになった。

資本主義は、国境をまたぐ一方で、それぞれの国の規制を活用している。労働力コストやさまざまな規制などの国ごとのビジネス環境のちがいをグローバル化のドライブにしている。

それを、途上国の側から見るか、先進国の側からみるか。途上国の側から、先進国の環境を武器として手に入れるのか。

わがグループは、中国・日本・米国などのビジネス環境を組み合わせて活用したいと思う。主体となる社員は、世界各国の社員で構成され、どの国籍の社員も多数とはならない。

それによって、教育・学習革命を核とするわれわれのサービスを世界に提供する人類企業となりたい。

 


近くで四川料理

2011-02-26 14:37:32 | Life in Shanghai

上海の会社の近くで、社員と出かけて、四川料理を食べました。

写真は、川魚の料理です。下から炭火で煮続けています。大きな魚ですが、辛子がきいて、とてもおいしい。

地元の普通の店に見えますが、有名人が来店したり、テレビでとりあげられたりしている様子の写真が壁にならんでいます。

実際、店の前はむらがる行列で、番号札をもらってまちます。


進化論への疑問

2011-02-26 12:33:20 | 読書/新聞/映画など

進化を、突然変異と自然選択によるものと考えると、どうしても進化を説明しきれない。

突然変異が無限にあるとしても、進化のプロセスで発生してきた道筋は、あまりにも確立が低い。なんらかの自己組織化の可能性がないと説明しきれないように思われる。

個体の成長プロセスや環境適応の能力を考えるなら、それが、つぎの個体に引き継がれる何らかの仕組みがあってもおかしくはない。

ランダムな突然変異と自然選択だけではない進化の仕組みが、次第に解明されていくにちがいない。生物に変化がおきる仕組みは、突然変異にかぎらない。

他者の存在と共生を基本とする生物の進化は、企業のありかたにも多くのヒントをくれる。眼の誕生のダイナミックなプロセスと進化の革命には考えさせられるところも大きい。植物が花粉を昆虫や鳥など他者に運んでもらう仕組みを発明するプロセスや、それによる進化の激変も興味深い。

 


上海の天気と東京の天気

2011-02-25 16:58:39 | Life in Shanghai

東京は、春一番。四月中旬の陽気と報道されています。

上海も、わたしが到着した日から、20度ちかい春の陽気です。

上海の天気が、数日おくれで西日本を経由して東京の天気になります。天気も気候も、ほとんど同じ地域であることを知ることになります。

北米や欧州にいるときは、まったくちがう地域にいることを感じます。

アジアは、近いですね。時差も1時間です。ソウルにいても、上海にいても、台北にいても、八丈島にいても、同じ地域にいる実感があります。

八丈島から羽田へ40分、上海から羽田へ、はやければ2時間10分。

上海・八丈島の直行便があれば、きっと2時間はかからないのでしょう。

 


MBA 基礎講座、提供開始!

2011-02-25 14:17:37 | The Open University

以下、ネットラーニングのメールマガジンからの引用です。
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     MBAのエッセンスを短期間で!MBA 基礎講座
              ―Postgraduate Certificate in Business Administration ―
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キャリアを中断することなく、実践力と英語力を向上でき、修了時には Postgraduate Certificate も授与されるので、MBAのエッセンスを短期間で学びたい、という方に最適です。

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【コース概要】

・Unit 1  Exploring management
・Unit 2  Managing people and organizations
・Unit 3  Managing financial resources and performance
・Unit 4  Managing marketing
・Unit 5  Managing operations
・Unit 6  Managing projects and change

【評価方法】
小課題(TMAs :Tutor - marked assignments) 7つ、最終課題、コース末テスト

【出願に関して】

■ 出願期間: ~2011年3月31日(春期締め切り)
■ 開講時期: 春期(5月)、秋期(11月)
■ 費用: 約80万円(為替および年度により変動します)
  (内訳)・入学金:¥52,500 (税込)
      ・学費:£4,890(英ポンド)
      ・国内サポート費:¥79,300(税込)


グローバル人材

2011-02-25 11:24:08 | 企業研修

現在すすんでいるグローバル化は、少し前のように、アメリカの都合でアメリカの影響を世界へ拡大していくというものとは、まったくちがっています。

現在のグローバル化の背景には、ネットの拡大や教育をうけた低コストの労働力がさまざまな要因から大量に世界市場に流入してきたことなどによります。交通手段の発達による影響などもあります。

ほとんどあらゆる商品の製造過程を何十、何百という部分にわけることができるようになっています。その製造工程を、何十カ国に分散する製造拠点にわりふって、最終的に組み立てて何十カ国に販売するということがはじまっています。

「従来の生産活動がいまやすっかり解体されてしまった」と指摘されています。(このことは、わが社の生産活動にも取り入れられるべきでしょう)

そのグローバル化は、まだその兆しにすぎないので、すさまじい勢いで拡大していくでしょう。そのプロセスで、担い手となるグローバル人材が大量に必要になります。そのことがあらたな中流層をうみだしていると指摘されています。

グローバル化もまた、格差拡大の要因のひとつです。世界で進行する高齢化と人口減少は、グローバル化とあいまって、ほとんどの労働者の平均賃金をぐんぐん押し下げています。日本でもそれは目立っている。

そのなかで、グローバル時代に積極的に対応する企業の中枢をになう教育をうけ、スキルをもつグローバル人材は、より高収入をえて、あたらしい中流層を形成しはじめている。

そのあたらしいグローバル人材は、中国をはじめ各国で「人類史上類例のない規模」で、世界的な生活水準の向上をうみだすとみられています。

ところで、現状でいうなら、日本はこのグローバル化に大幅に取り残され、急速にあとを追いかけようとしています。いっきにすすめなければならないというあせりもあります。

いま、世界でグローバル人材が大量に生み出され、あたらしい労働者の大規模な移動がうまれるプロセスが進行しているのです。そこに、巨大なビジネスチャンスもある。

教育をうけ、学びぶ。強い学習意欲と向上心をもった人達のみにチャンスがあります。とりのこされた大多数のひとたちは、生活水準がどんどん下がっていきます。わたしたちは、意欲をもつ人達にチャンスを提供していきたい。

こんな大規模な激動は、人類史上、かつてなかった。激動は、政治・経済の大混乱もともなっています。激動は、国の枠をこえています。
激動は、すべての人にとって、チャンスです。

 

 


アメリカでも提供を開始

2011-02-24 12:02:46 | 海外のeラーニング

近く、アメリカでもネットラーニングのサービスを開始したいと考えています。

いつになるかはまだわかりませんが、わたしたちは、それほど遠くない時期に、海外の売り上げが日本国内を上回ることをめざしています。

わたしたちがめざす新しい教育・学習を、世界に提供し、人類の歴史に貢献したいと思います。

いそぎすぎず、着実に。