eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

上海万博開会式

2010-04-30 23:15:26 | Life in Shanghai
上海万博の開会式をテレビの生中継で見ました。

2時間の後半は、壮大な花火とレーザー光線、水の祭典でした。

花火は、アパートにいても、いきなり地響きのような爆音ではじまりました。万博会場はかなり離れていますが、ビルの向こうの空一面が真っ赤になり、煙が空をおおい、とどろく爆音は身体にひびきます。まるで、バクダットの爆撃をみているような感じです。

ちょうど10時に終了。すべて正確に時間通りに進行しました。

写真は、アパートの窓から写したものです。

日本国債の格付け

2010-04-30 17:53:27 | 読書/新聞/映画など
日本の国家予算は、税収より国債発行の方が多い。収入よりも借金のほうが多い異常事態になっている。それに抜本的な対策をとるよりも、毎年、状況をさらに悪化させているのが現状だ。

S&Pによる日本国債の格付けは、すでに最上級より2つ下のAAまで下がっており、格下げ後のスペインと同じ水準だ。

しかも、2010年1月に日本国債の格付け見通しは弱含みに変更されている。平均すると、見通しが弱含みになってから1年半後には格付けが引き下げられているそうだ。

企業や個人は、そろそろ本気で自衛策が必要になってきた。確実に、10年はもたないだろう。数年以内になにかがおきても、おかしくはない。大増税か、インフレか、深刻な経済混乱か。



上海は休日

2010-04-30 14:50:20 | Life in Shanghai
上海は、きょうから5連休です。明日からはじまる万国博のために。

街は、日曜日の雰囲気です。昨夜の街は、お祭り前日のような気分のたかまりと地方から出てきた人たちの混雑がありました。地下鉄の各駅でも、空港のような手荷物検査があります。

6か月にわたる上海万博は、7,000万人の参加が予想されており、混雑をさけるためには、秋口になってから行くのが良さそうです。日本館は、待ち行列4時間といううわさもあります。

写真は、上海の執務デスクの窓からの景色です。この数日は天気がよい。


日本国債のリスク

2010-04-29 12:59:03 | 読書/新聞/映画など
ギリシャの危機が注目されている。

一方、日本国債も同じ構造だと指摘され、その先行きに対する警戒も高まっている。 

「日本国債については、国内消化が進む限りはすぐギリシャのような状態にはならない」というのは、その通りだ。「国内消化がすすむかぎりは」。

しかし、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の公社債格付け統括責任者、ポール・コグリン氏は「先送りは解決をより困難にする」と警告している。「債務残高が積み上がる一方で、高齢化により貯蓄率は今後下がる。リスクは年々高まり、いったん金利が上がり出すと財政は苦境に陥る」という指摘だ。

このような立場の人が、日本国債について、ここまで踏み込んだ発言をする状況を考えてみる必要がある。

言われるまでもなく、だれもそのとおりだと思っている。しかし、一直線に崖にむかって走り続けている。

「国内消化がすすまなくなるとき」そのときは、いつか?いつ金利があがりだすのか?そのとき、なにがおきるのか?

われわれは、いかにそれにそなえるべきなのか?

そのとき何がおきるかは、いまわれわれが想像するより、悲惨なことがおきるのは間違いないのだろう。






日本は休日

2010-04-29 10:31:37 | Life in Shanghai
きょうの上海は、いい天気です。

朝起きて、日本が休日であることをわすれていました。日本が休みだと、あの嵐のようなメール群がおそってきません。平穏な1日です。

上海も、この春は、雨が多くて寒い日がつづいたようです。上海、ソウル、東京の気温をみても、それほど大きな差もなく、アジアは気候を共有している感じがあります。これが、北米や欧州になると、まったくちがう。

上海は、まだ工事がいたるところで続いている。万博に間に合わなかったものも多いようです。

最近、いろんな本を読んでいるなかで、上海のシーンがよくでてくることに気がつきました。とくに戦前の本で、これほどアジアの中心だったのかと感じることがあります。フランス租界などは、とくによくでてきます。


上海にいます

2010-04-28 23:34:53 | Life in Shanghai
きょうの飛行は、快適でした。

いつものように上海の空港のタクシー乗り場にむかうと、ようすがちがう。折れ曲がって多いときには数百メートルの行列ができるタクシーの乗り場に乗客がみあたりません。てもち無沙汰にタクシーの運転手が車外にでてたっている。

おそらく、地下鉄が開通した影響でしょう。(このとき、地下鉄10号線は、ひとつ手前の動物園までの開通でした。影響したのは、国内線が、新しく開通した第二ターミナルへ移動して、第一ターミナルの乗客が激減したことのようです)

5月1日の万博オープンまであと数日です。空港の警備が目立ちます。客引きもはるかに多い。万博は、秋になってすいたころに行ってみたい。

危機的状況がはじまった

2010-04-27 23:02:52 | 読書/新聞/映画など
世界の政治・経済が混乱している。

人口がはげしく減少しはじめている日本。このままでは、破たんする。そして、いま、深刻な政治・社会の混乱が始まる。

2010年4月。

歴史的な転機だろう。来年ごろには、多くの人にそれがわかる。3年後には、ほとんどすべての人にそれがわかる。

いかに生きるべきか。

企業は、いかなる戦略をとるべきか。

これから、人々は、かつて経験したことがない世界に突入する。雪だるまが坂道をころがりはじめた。

ネットスクール10周年パーティ

2010-04-27 22:52:03 | eラーニングビジネス
桑原社長がひきいるネットスクール10周年のパーティに参加させていただいた。100名をこえる参加者が、円形のテーブルにわかれて着席し、楽しい催しのほか、10年の歴史がスライドで紹介され、それぞれ関係者の発言もありました。

すべての人に平等に教育や学ぶ機会を提供するという桑原社長の理念、たゆまぬ挑戦、そしてあたたかい人柄が、おおくの人々をまわりにあつめ、この成功をうみだしてきたと思う。

200人が聴講するライブの授業に、会場からの中継がわってはいり、アドリブの桑原社長の講義があったり、おどろきもありました。

つぎの10年が、いっそう楽しみです。「NPOのような活動をしている株式会社」という社長の表現が、ネットスクールの確固たる存在意義をあらわしています。


車窓から壮大な雪山

2010-04-25 21:12:15 | 旅行
あずさ16号で帰ってきました。ビール片手に、気楽な一人旅です。インドの古代宗教の本を読みながら。

信濃大町から松本への車窓から、せまりくる壮大な雪山が見えました。毎日、この山を眺めてくらす人たち、ビルを眺めて暮らす人、海を眺めてくらす人。

列車の車窓から、飛びゆく景色をみるたびに、いまから50年ほど前の東海道線の上り列車でであった沖縄の青年を思い出します。まだ本土復帰せず、米軍の占領下にあった沖縄から東京へでてくるのは簡単ではなかったと思う。

彼にとっては、はじめての本土の景色です。しかし、彼はひたすら眠り続けていた。どんなに眠くても、好奇心があれば車窓から景色を見ないはずはない。と思う一方、こんなにも疲れているのだと思いやられます。それ以来、ほとんど列車に乗るたびに彼のことを思い出します。船で鹿児島に上陸して、東京までの列車は30時間ほどもかかったのだろうか。


山里は、椿と桜

2010-04-25 21:04:03 | 旅行
長野県大町市八坂へ行きました。昔は、八坂村です。

こどもたちが、小学校4年、5年と山村留学に行って、30年がたっています。

山里の春は、まちかねたように一気にやってきます。里では、2月の椿、3月の梅、4月の桜と順に咲く花が、いっせいに満開となります。

山里の子どもたちは、山道ですれちがうとき、元気に「こんにちは!」とあいさつしていきます。

つくしがいっせいに背をのばしていました。タンポポが咲き、ふきのとうが大きくなり。水田にも水がはられはじめています。

快晴でした。