eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

庭にマムシ

2007-09-29 17:46:58 | 島の生活
きょうは、サーバーシステムの大幅な増強のため、wiwiw(ウイウイ)のサービスを一時停止し、システムの大規模な切り替えをおこないました。

その待機と明日のシンポジウムもあって、八丈島の自宅には帰っていません。

その八丈島の自宅の庭で、死んだマムシが見つかりました。

いたちのおかげで、マムシはほとんどいなくなったと考えて、マムシがいそうな草むらににも平気で入っていたので驚きです。これから、用心深くしなくては。

生き物はたくましいと思う。蛇やねずみを駆逐するために島にいたちが導入されたと聞いていますが、いたちは、アカコッコのような鳥の巣も襲ったので、一時絶滅の危機にもありました。しかし、アカコッコの一部が、巣作りをいたちがこれないロベの木の上に変えて、生きのびました。ふたたび庭でもよく見かけます。

たぶん、マムシにも、いたちの襲撃をさける工夫をしたグループがあって、生きのびて、また増えてきたのでしょう。

わが家の庭には、いたちもよく出没します。


「人材育成」が経営課題の2位

2007-09-28 18:23:42 | 企業研修
労働人口の減少がつづくなかで、「人材育成」が経営課題として、ますます重要性を増しています。

日本能率協会がまとめたデータによりますと、2007年度の「企業経営課題に関する調査」で、人材育成を課題にあげた企業が40.0%にのぼり、前年度の3位から2位にあがりました。

1位は、3年連続で「収益性向上」(53.7%)、3位は、「売り上げ拡大」(37.5%)です。

さらに、2010年ごろに経営課題となる項目についての回答では、「人材育成」がトップで、「収益性向上」「売り上げ拡大」がつづきます。

「人材育成」が、いかに企業にとって重要な課題になりつつあるか鮮明にでているといえるでしょう。

これまでも何度か指摘してきましたとおり、労働人口の減少にいかに対応するかが、今後、日本企業の最大級の課題になるのはまちがいありません。どう人材を確保するのか、どう育成するのか。


格差が拡大しています

2007-09-28 10:50:25 | 読書/新聞/映画など
きょうの新聞の報道によりますと、民間企業で働く労働者の2006年1年間の平均給与は435万円で、前年に比べて2万円減り、9年連続の減少でした。

レベル別にみますと、200万円以下の人は前年に比べて42万人増え、1023万人に達し、また、年収が1000万円を超えた人も10万人近く増加して224万人となりました。

給与レベルが10年近くも下がり続けていること、格差が拡大していることが注目されます。

データは、国税庁の民間給与実態統計調査によるものです。

米国でも、驚くべき高所得者を大量に生み出しながら、格差が拡大しています。戦前上位1%の富裕層が資産の半分(48%)を占めた時期がありますが、戦後一貫してウエイトが下がり、20%強にまでおちていました。しかし、今もう一度ぐんぐん富裕層のウエイトが上がり、33%ほどもにも達し、上昇をつづけています。(『ザ・ニューリッチ』ロバート・フランク著、ダイヤモンド社、2007年9月13日刊、28-29ページ)

資本主義になにがおきているのでしょうか。

ロシア革命や29年恐慌を経験した資本主義は、政治的な危機に対応するために、社会保障の充実や景気対策に力をいれてきました。景気後退には公共投資の拡大など財政をフルに出動させテコ入れをはかり、補助金などを駆使もしました。その結果は、好況時にまで財政出動を余儀なくされながら膨大な国債発行残高を残しました。バブルの崩壊以後の低金利政策の結果、景気の局面におうじた金融政策も機能しなくなりました。もはや、財政出動のために国債を発行する余力もなく、金融政策も機能しない。そこにいたって、大きな流れは、いきづまった。

いま、大きく流れがかわったということでしょう。


強い学習意欲

2007-09-27 22:59:00 | eLearning
上昇志向をもった人たちは、強い学習意欲をもっている。中国でもそれを感じる。

いまは、歴史上、もっとも知識が大きな力をもっている時代だ。

Learn for the Future

学ぶことによって、未来をつくる。

好奇心もまた、学習意欲を刺激する。

学習は、たぶん、人間の本能も求めている。学ぶことほど楽しいことはめったにないのだから、食べることや恋愛などと同じように、本能にインプットされているに違いないと勝手に思っている。


いかにLMSの機能を拡充するか

2007-09-26 12:43:35 | eLearning
eラーニングのコースウエアは、LMS(ラーニング・マネージメント・システム)のうえで運用される。

そのLMSは、各社からも販売されている。また、これから一般化すると予想されているSaaS(サース)方式で提供されているものもある。後者の場合、購入するのではなく、ネット上でそのシステムを利用することになります。

各社のLMSにそんなに違いはないのだろうか。

実際は、まったくといってよいほど、違いがあります。

選択する場合、まず、その機能の違いをよく研究する必要があります。最初の選択は、ユーザーとしてeラーニングを活用するのか、eラーニングをビジネスとして行いたいのかの違いです。ユーザー用とビジネス用では、当然のことですが、まったくLMSがちがいます。しばしば、ユーザー用のLMSをつかってビジネスをおこない失敗する例があります。

つぎに、コースの開発をサポートする機能に注目すべきです。SCORM準拠のLMSは、この面できわめて貧弱です。

ついで、受講生管理機能。これも、LMSによって大きな差があります。

さらに、学習プロセスを管理運営する機能。本格的なこの機能がないLMSが多いので、要注意です。

そのほか、規模対応能力や、機能拡張のしやすさもチェックが必要です。必要であれば、5万人でも10万人でも同時に学習できるのか、コースに新しい機能を付加するときに、LMSの機能拡張が簡単にできるのかなど。パッケージで売られているLMSの多くは、機能拡張に大きな費用が必要であったり、規模対応に限界があったりします。

現在のように技術進歩が早い時代には、買取よりも、SaaS(サース)で利用したほうが、いつでも最新のものを活用できるともいえます。売り切りのLMSには、短期間にバージョンが10を数えるほどのものもあります。少し前に買ったばかりなのバージョン3が、いまはバージョン10が販売されているということになってしまいます。


研修休暇をおわりました

2007-09-25 17:01:12 | Netlearning,Inc.
連休をあわせて、10日間の研修休暇をおわりました。

ネットラーニングでは、5年ごとのリフレッシュ休暇のほか、8年目から5年ごとに研修休暇が付与されます。

研修休暇は、5日間です。土日や連休をうまく活用すると、9日以上になります。ひろく見聞を広める目的で、テーマを問わず簡単なレポート提出を条件に10万円も支給されます。

ひさしぶりに考える時間をゆっくりとることができました。



上海でeラ-ニング

2007-09-13 13:02:03 | Netlearning,Inc.
日経新聞に、「上海でeラーニング」という大きな記事が掲載されてから、反響の大きさにおどろいています。

中国国内から直接お問い合わせいただくことも多く、また、日本本社からのお問い合わせもたくさんいただいております。

やはり、わたしたちがこれまで実感してきたとおり、中国へ進出した日系企業の中国人社員の研修は、大きな課題です。

中国語で研修するeラーニングコースを、できるだけ多く制作してまいります。

「採用基準に学ぶ力」

2007-09-12 13:45:24 | 企業研修
「採用基準に学ぶ力」という記事がありました。

規制緩和をすすめるために、資格や免許が増えると共に、更新制が導入されて継続教育が重要になってきました。

変化とスピードの時代に、それに対応するための教育や研修が必要になっています。

企業行動が戦略化するにつれ、戦略実現のための人的資源の確保が大きな課題です。

根底に労働人口の減少があり、人材の確保が企業の最大の課題となる時代です。

ビジネスパーソンにとって、「学ぶ力」がキーワードになるでしょう。


アクセス数がブレイク

2007-09-10 19:29:45 | Netlearning,Inc.
eラーニング市場は、かなりはげしく成長していますが、さらに、ブレイクの予感もあります。

ということと、多少関連もあるかもしれませんが、わたしのブログのアクセス数が、8月はじめのイーラーニング・ワールド以降、突然、何倍にも一気にふえています。

eラーニングビジネスへの関心が飛躍的に高まっていることを、さまざまな事象から感じ取ることができるようです。



最高風速47.7メートル

2007-09-08 11:16:47 | 島の生活
八丈島をほぼ直撃した台風は、最高風速47.7メートルの暴風をもたらしました。

始発便で到着して、島のわが家で朝食をおえたところです。これから、台風の後始末です。ハイビスカスなど、一部の庭木もなぎ倒されてしまいました。

わが家は、東北の風に弱い。対策が必要です。