eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

千代田区教育委員会の後援決定

2007-08-31 13:25:30 | Netlearning,Inc.
アジアネット教育研究所が主催する「教育シンポジウム2007」に、千代田区教育委員会の後援をいただけることになりました。

シンポジウムは、9月30日(日)に、日本教育会館で開催されます。

13時半から、奥島理事長(前早稲田大学総長)の基調講演「プロフェッショナル教育と専門職大学院が果たすべき役割」

14時40分から、<小学校英語教育分科会><ヘルスケア・マネジメント分科会>の二つにわかれてワークショップが開催されます。

大学・大学院の設置をめざしているアジアネット教育研究所は、ネットラーニングの関係会社です。


ひそかに進行する値上げ

2007-08-30 13:05:23 | 読書/新聞/映画など
量をかえたり、素材をかえたり、見えないところで値上げが広がっています。価格そのものは据え置きにみえながら、実質的な値上げがおこなわれているのです。

背景には、いよいよ深刻になりはじめた労働人口減少の影響があります。

団塊の世代が定年をむかえ、いっぽう、新しく労働力になる年齢の人口は大きく減っている。出が多く入りがすくない。その分、この4月にはげしい労働力人口の減少があり、日本社会は、いま見えない衝撃をうけています。

コンビニなども、だんだん24時間営業の人員を確保できなくなる。あるいは、従業員のコスト上昇を吸収できなくなる。各業種で非正規労働者の低賃金の上に成立してきた仕組みも、みなおされざるをえません。

これからの社会経済の動きを規定する一番大きな要因は、人口減少です。

人口減少社会では、労働力不足をおぎなうために、教育研修がますます重要になります。



競争企業がどんどんかわる

2007-08-30 10:33:47 | Netlearning,Inc.
eラーニングの市場の構造は、刻々、かなりのスピードでかわりつづけています。

そのなかで、ネットラーニングが意識する競争企業も、どんどんかわりつづけています。

ネットラーニングとおなじようなビジネス構造をもったeラーニング会社は存在しないため、わたしたちは、本質的には競合企業は存在しないと感じています。

しかし、ビジネス構造はちがっても、部分部分で競争はたえずあります。部分的にはげしく競争することもないわけではありません。ときには、ある部分の競争でターゲット企業を明確にして闘うこともあります。

その部分的な競争企業が、どんどん変化しています。いったん私たちとのビジネスの接点がなくなったと思われる撤退企業が、トップの交代で、目覚しく復活してくることもあります。

競争企業が変化するというのは、eラーニングの市場構造がかわって、競争相手が脱落する場合、あらたな参入者が立ち現れる場合、そして、ネットラーニングのビジネスがちがうレベルに到達した結果競争が発生する場合などがあります。

変化がはげしい。



なぜ、島は子だくさんなのか?

2007-08-29 12:01:38 | 島の生活
以下は、ネットラーニング・グループで、育児休業者の職場復帰支援サービスを企業・学校・自治体などに提供しているwiwiwのブログからの引用です。小林紋子常務執行役員が書いています。

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こんにちは。wiwiwの小林です。

今日は、この残念なニュースの中、日本の出生率ランキングを取り上げたいと思います。(厚生労働省人口動態統計)

●女性が生涯に産む子どもの数 (1998年~2002年の平均)

1位 沖縄県  多良間村      3.14人
2位 鹿児島県 天城町       2.81人
3位 東京都  神津島村      2.51人
4位 鹿児島県 伊仙町       2.47人
5位 沖縄県  下地町(宮古島市) 2.45人

多良間を筆頭に、全国市町村の上位19位までを島が占めています。
全国の出生率が平均1.3前後を推移する中、かなり高い数字ですよね。

「なぜ、島は子だくさんなのか?」

自治体では特に変わった施策はしていません。

聞き取り調査の結果、

「夫や近所の人が子育てに協力する」
「野菜を近隣からゆずり受けるなどの生活費が安い」
「子どもを大事にする価値観が共有されている」

といった要因が大きいことがわかってきたそうです。

都会では希薄になりつつある人と人との絆が島にはまだ色濃く残っており
社会全体で子育てを支援する体制が自然に営まれている姿がうかがえます。

少子化対策を考えるヒントが島には隠されているのかもしれません。

ネットビジネスと初期投資

2007-08-29 10:00:40 | eラーニングビジネス
ネットビジネスのビジネス構造としての特徴は、初期投資が大きいことと、最初の立ち上がりに時間がかかることです。

それは、リスクが大きいということであり、かつ、採算ラインを超えた場合の利益率がたかいということと裏腹の関係にあります。

いままで、いくつかのネットビジネスの立ち上げにかかわってきましたが、とりわけ、初期のなだらかな売り上げの伸びに耐えられるのか、あるいは、時間の経過の中で本当に立ち上がってくるのかそうでないのかを的確にみわけて正しく撤退できるのかどうか、むずかしい課題があります。

これからeラーニングビジネスに取り組む会社にとっては、この困難な課題にどのように立ち向かうのかということが問われます。

そこで、ネットラーニングは、eラーニング・ビジネスに挑戦したい会社のために、ビジネス・パックを用意いたしました。初期投資をおさえ、着実にビジネスの道筋を組み立てていただくことができます。また、ビジネス構築やコースウエア制作などのコンサルティング、販売支援などもおこないます。


大型受注がふえています

2007-08-27 13:01:29 | Netlearning,Inc.
わが社についてみれば、最近のeラーニングの受注の特徴は、大型受注が増えていることです。

昨年度まででいえば、年に数件しかなかった規模の受注が、1か月で年間件数を上回ることもあるほどです。

まちがいなく、eラーニング実施の規模が大きくなってきたことの反映です。このことは、ネットラーニングにとっては、競争環境が、より有利になっているということでもあります。


サステナビリティ

2007-08-24 14:41:45 | 読書/新聞/映画など
サステナビリティという言葉が、キーワードのひとつとして使われる機会が増えてきました。

「持続可能」という意味でしょうか。

「持続可能な社会」「持続可能な企業」そして、「持続可能な個人の生活」

持続できるの反対は、「持続できない」、つまり、存続が不可能なということです。

「持続できること」が最大の課題となる世界、「持続可能」「持続不可能」がキーワードになる世界というのは、存立・存在を問われる究極の世界なのかもしれないとも感じます。


集合研修もネットで

2007-08-23 20:57:54 | eLearning
ネットで集合研修、あるいは、集合研修もネットで。

いろんな経験が、いろんなところで蓄積されています。

たとえば、毎週何度か夜通うような教室と、同じ内容をネットでおこなう授業と比較して、継続する人の割合は、ほとんど違いがないという報告もあります。経験をつめば、ネットのほうがはるかに継続率を高くすることができそうだとも。

リアルの教室と、ネットの教室と比較したとき、リアルの優位性はあるのだろうか。

なければ、集合教育もまた、ネットがどんどん取り込んでいってしまいそうだ。


イーラーニングワールド出展の総括

2007-08-21 09:30:55 | Netlearning,Inc.
今回のイーラーニングワールドは、eラ-ニングの多様化と市場の急成長を反映して、出展会社の3分の2が始めての出展という状況でした。

おいでいただいた方々は、2万人をこえました。昨年より若干少なくなっていますが、ほとんど目的をもって積極的に参加されたのが今回の特徴です。

出展会社も昨年より減っているため、結果的には、出展会社1社あたりの参加者は増えた形です。

参加者の方は、じっくり各出展企業の説明をきくことができ、出展各社にとっても、十分な出会いがありました。

わたしどもネットラーニングは、12小間で最大の出展をいたしました。場所も、昨年と同じ入り口のすぐ前でした。3日間、連続で教室風のミニ・プレゼンを実施し、いただいた名刺は、昨年より30%も増えています。

イーラーニング・ワールド 2007 への出展は、大成功と総括しています。

来年は、7月末に開催される予定だとうかがっています。