きょう、イーラーニング・ワールドの会場で、ネットラーニングの優秀チュータ表彰式をおこないます。
ネットラーニングのサービスの特徴のひとつに、担任制のチュータがついているコースウエアがあります。担任のチュータが、受講生を指導します。
担任制チュータの役割は、
1、課題の添削指導
2、学習内容に関する質問への回答
3、最後まで学習できるよう、激励と指導
などです。役割は、IT関係のコースや語学関係のコースなどで多少異なりますが、最初にチュータの自己紹介から受講生とのコミュニケーションがはじまります。
質問は無制限にできます。添削指導や質問回答など、活発に利用されています。
担任制であるため、旅先の医者ではなくかかりつけの医者のように、学習状況をよく知ったチュータが質問に回答します。また、一般的には、質問ができてもほとんどされないともいわれるなかで、ネットラーニングの場合、担任制でよくコミュニケーションがあるため、質問も活発です。
学習時間が25時間、30時間というような手ごたえがあるコースウエアでもきわめて高い修了率を実現しているのも、この担任制チュータによる個別指導がおこなわれているためです。
ネットラーニングのサービスの特徴のひとつに、担任制のチュータがついているコースウエアがあります。担任のチュータが、受講生を指導します。
担任制チュータの役割は、
1、課題の添削指導
2、学習内容に関する質問への回答
3、最後まで学習できるよう、激励と指導
などです。役割は、IT関係のコースや語学関係のコースなどで多少異なりますが、最初にチュータの自己紹介から受講生とのコミュニケーションがはじまります。
質問は無制限にできます。添削指導や質問回答など、活発に利用されています。
担任制であるため、旅先の医者ではなくかかりつけの医者のように、学習状況をよく知ったチュータが質問に回答します。また、一般的には、質問ができてもほとんどされないともいわれるなかで、ネットラーニングの場合、担任制でよくコミュニケーションがあるため、質問も活発です。
学習時間が25時間、30時間というような手ごたえがあるコースウエアでもきわめて高い修了率を実現しているのも、この担任制チュータによる個別指導がおこなわれているためです。
きょうからはじまったeLearning World は、盛況です。
午前中から、各ブースに大勢の参加者が立ち寄って、説明をきいていました。いろんな展示会をみてきましたが、これほど密度が高く参加者が強い関心をもって多数参加している経験があまりありません。
初日の印象では、今年のイーラーニング・ワールドは、大成功ではないでしょうか。
今回は、経済産業省の局長が、それぞれのブースをまわって熱心に説明をきいていただいたことも、重要なことでした。
また、3日目に、目玉のイベントがたくさんあるのも楽しみです。
午前中から、各ブースに大勢の参加者が立ち寄って、説明をきいていました。いろんな展示会をみてきましたが、これほど密度が高く参加者が強い関心をもって多数参加している経験があまりありません。
初日の印象では、今年のイーラーニング・ワールドは、大成功ではないでしょうか。
今回は、経済産業省の局長が、それぞれのブースをまわって熱心に説明をきいていただいたことも、重要なことでした。
また、3日目に、目玉のイベントがたくさんあるのも楽しみです。
きょうから3日間、晴海のビッグサイトで、eLearning World 2008 が開催されています。
くわしい情報は、ネットラーニングのeLearning World 2008専用サイトをご覧ください。
今回、ネットラーニングは、専用ステージで45回のプレゼンテーションをおこない、24におよぶ事例をご紹介いたします。また、ユーザ企業11社から、直接、事例報告がおこなわれます。
くわしい情報は、ネットラーニングのeLearning World 2008専用サイトをご覧ください。
今回、ネットラーニングは、専用ステージで45回のプレゼンテーションをおこない、24におよぶ事例をご紹介いたします。また、ユーザ企業11社から、直接、事例報告がおこなわれます。
eラーニング産業における起業を考えてみたい。
アメリカのeラーニング産業には、5,000社のベンチャー企業が、ビジネスチャンスをもとめて殺到したといわれています。きくところによれば、現在数社しかないアメリカの自動車産業にも、当初、5,000社が殺到したそうです。生き残りは、わずかです。
ところで、日本の場合、eラーニング産業にベンチャー企業の参入がすくなかったことが特徴です。eラーニングはIT系ビジネスだと考えたIT系各社の子会社がその一部門で参入して、イントラネット型LMSにかたよった市場を形成してきました。そのイントラネット型LMSの市場の閉そく感がeラーニングの発展をおくらせてきた面もあります。「本をさがしているのに、本棚ばっかり売っている」というユーザの声が端的に市場の状況を示していました。
しかし、95年ごろから、市場の状況がかわっています。eラーニングは教育系ビジネスであることが鮮明になり、市場が大きく成長し始めました。その結果、多数のベンチャー企業も参入を開始しています。
もし、eラーニングで起業するなら、チャンスでしょう。市場はまだ混とんとしており、すべての企業にチャンスがあります。
ところで、eラーニングは、ネットビジネスとみられていますが、実際のeラーニング会社の大半は、ネットビジネスの構造をもっていません。LMSを販売したり、構築を受注する会社は、ネットビジネスではありません。コースを受注して制作する会社も、ネットビジネスではありません。
ネットビジネスの構造をもっているのは、自社商品としてコースをASPで販売している会社です。あるいは、広告モデルでコースを提供することもありうるでしょう。SaaSによるネット上でのLMSの提供も、ネットビジネスといえます。
起業においては、理念、ビジネスモデル、タイミングなどが重要でしょう。
ネットラーニングの場合、起業にあたって、社会に役立つ事業であるか、継続収入ビジネスであるか、到達事業規模は大きいかの3点を重視しました。eラーニングのトップ企業は、売上5,000億円を超えていくでしょう。
アメリカのeラーニング産業には、5,000社のベンチャー企業が、ビジネスチャンスをもとめて殺到したといわれています。きくところによれば、現在数社しかないアメリカの自動車産業にも、当初、5,000社が殺到したそうです。生き残りは、わずかです。
ところで、日本の場合、eラーニング産業にベンチャー企業の参入がすくなかったことが特徴です。eラーニングはIT系ビジネスだと考えたIT系各社の子会社がその一部門で参入して、イントラネット型LMSにかたよった市場を形成してきました。そのイントラネット型LMSの市場の閉そく感がeラーニングの発展をおくらせてきた面もあります。「本をさがしているのに、本棚ばっかり売っている」というユーザの声が端的に市場の状況を示していました。
しかし、95年ごろから、市場の状況がかわっています。eラーニングは教育系ビジネスであることが鮮明になり、市場が大きく成長し始めました。その結果、多数のベンチャー企業も参入を開始しています。
もし、eラーニングで起業するなら、チャンスでしょう。市場はまだ混とんとしており、すべての企業にチャンスがあります。
ところで、eラーニングは、ネットビジネスとみられていますが、実際のeラーニング会社の大半は、ネットビジネスの構造をもっていません。LMSを販売したり、構築を受注する会社は、ネットビジネスではありません。コースを受注して制作する会社も、ネットビジネスではありません。
ネットビジネスの構造をもっているのは、自社商品としてコースをASPで販売している会社です。あるいは、広告モデルでコースを提供することもありうるでしょう。SaaSによるネット上でのLMSの提供も、ネットビジネスといえます。
起業においては、理念、ビジネスモデル、タイミングなどが重要でしょう。
ネットラーニングの場合、起業にあたって、社会に役立つ事業であるか、継続収入ビジネスであるか、到達事業規模は大きいかの3点を重視しました。eラーニングのトップ企業は、売上5,000億円を超えていくでしょう。
eラーニングのLMS(ラーニング・マネージメント・システム)は、いよいよSaaSの時代になってきました。
さて、そのSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)ですが、LMSについていえば、LMSを購入して自社内でイントラ型で利用するというのではなく、ネット上で時間利用するものです。たとえば、1年間の利用契約をおこない、利用します。自社で開発したコースを、利用契約したLMSにのせて活用することもできます。
SaaSが注目されるのは、維持の手間がはぶけるだけでなく、コストが大幅に安く、また、多機能ですぐれているからです。ユーザごとに個別に設定できる機能も豊富です。
企業でeラーニングを活用する場合、SaaS型のLMSであれば、システム部門の支援をうけることなく、教育研修部門だけですべておこなうこともできます。
eラーニングのLMSの場合、さらに、学習支援などの人のサービスがついていることも特徴です。SaaS+とでも呼ぶべきものです。一般のSaaSとはちがいます。それだけに、利用する企業の側では、利用価値があります。
さて、そのSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)ですが、LMSについていえば、LMSを購入して自社内でイントラ型で利用するというのではなく、ネット上で時間利用するものです。たとえば、1年間の利用契約をおこない、利用します。自社で開発したコースを、利用契約したLMSにのせて活用することもできます。
SaaSが注目されるのは、維持の手間がはぶけるだけでなく、コストが大幅に安く、また、多機能ですぐれているからです。ユーザごとに個別に設定できる機能も豊富です。
企業でeラーニングを活用する場合、SaaS型のLMSであれば、システム部門の支援をうけることなく、教育研修部門だけですべておこなうこともできます。
eラーニングのLMSの場合、さらに、学習支援などの人のサービスがついていることも特徴です。SaaS+とでも呼ぶべきものです。一般のSaaSとはちがいます。それだけに、利用する企業の側では、利用価値があります。
八丈島に住んで、そろそろ5年近くになります。
うかつにも、いまごろになって、島の古本屋さんにはじめて行きました。土日は店を開いていないことが多いことも行く機会がなかった理由です。
行って驚きました。予想以上に、ほしい本が棚いっぱいにあります。置く場所と資金さえあれば、全部買ってしまいたいほどです。貴重な本もたくさんありました。
何冊か3万円あまり買って、のこりは、私が買うまでに売れてしまわないことをいのりながら帰ってきました。八丈島に住む楽しみがまたひとつ増えました。
帰りに道で、大きな虹をみました。大きすぎて、地上から伸びる左のほんの一部だけですが、みたことがないほど見事な虹でした。
うかつにも、いまごろになって、島の古本屋さんにはじめて行きました。土日は店を開いていないことが多いことも行く機会がなかった理由です。
行って驚きました。予想以上に、ほしい本が棚いっぱいにあります。置く場所と資金さえあれば、全部買ってしまいたいほどです。貴重な本もたくさんありました。
何冊か3万円あまり買って、のこりは、私が買うまでに売れてしまわないことをいのりながら帰ってきました。八丈島に住む楽しみがまたひとつ増えました。
帰りに道で、大きな虹をみました。大きすぎて、地上から伸びる左のほんの一部だけですが、みたことがないほど見事な虹でした。
週末なので、こんな話も。
シカゴ学派の巨頭ミルトン・フリードマンの理論は、市場主義経済を支えるバックボーンです。
フリードマンは、ケインズを真正面から批判する。
そのケインズの出発点は、1929年恐慌にありました。恐慌のすさまじさに資本主義の存立の危機をみたケインズは、恐慌・不況対策に財政や金融政策を総動員し、社会福祉にも力をいれる経済政策を提唱し、ほとんどの資本主義国は、その政策にケインズの考え方をとりいれてきました。
フリードマンとしては、この29年恐慌をどう考えるのか、理論を対置する必要があります。あの破滅的な恐慌は、あれほど破滅的になったのはその後の政策がまちがっていたと主張するのもひとつの方法です。
いずれにしても、ケインズを批判するには、29年恐慌の影響を小さくしてしまうことが必要です。
フリードマンは、こう主張します。29年恐慌は、資本主義の仕組みからくるものではない、政策をまちがったので引き起こされたのだと。暗にいいたいのは、今度は、政策を間違えなければ引き起こされないということです。ところで、なぜ政策をまちがったのか、今後間違わないという保障があるのか、まったく不明です。あるいは、今度また政策をまちがって大恐慌が来た場合どうするのか一切語りません。
リバタリアン(自由至上主義者)フリードマンの政策は、ほとんど金融政策にしぼられます。
実際には、一国の金融政策などでは、複雑に影響しあう国際的な経済状況に十分に対応するのは不可能です。為替にかんするフリードマンの理論も、一国の国内通貨であるドルが国際通貨の役割をはたさざるをえなくなっている原因とその結果ドルの運用でおちいっている矛盾をまったく見ていません。まるで、円やポンドや元と同じようにドルをとらえています。
ケインズを擁護するわけではありませんが、フリードマンの理論は、貨幣論など正しい部分もありますが、全体としては脆弱です。
市場主義経済は、まえにも書きましたが、思ったより短命でしょう。ケインズほどの大きな影響を歴史にのこすことはないとみられます。
ところで、主張の内容は別にして、理論家や経済学者としては、ケインズよりフリードマンのほうが個人的には好きです。
シカゴ学派の巨頭ミルトン・フリードマンの理論は、市場主義経済を支えるバックボーンです。
フリードマンは、ケインズを真正面から批判する。
そのケインズの出発点は、1929年恐慌にありました。恐慌のすさまじさに資本主義の存立の危機をみたケインズは、恐慌・不況対策に財政や金融政策を総動員し、社会福祉にも力をいれる経済政策を提唱し、ほとんどの資本主義国は、その政策にケインズの考え方をとりいれてきました。
フリードマンとしては、この29年恐慌をどう考えるのか、理論を対置する必要があります。あの破滅的な恐慌は、あれほど破滅的になったのはその後の政策がまちがっていたと主張するのもひとつの方法です。
いずれにしても、ケインズを批判するには、29年恐慌の影響を小さくしてしまうことが必要です。
フリードマンは、こう主張します。29年恐慌は、資本主義の仕組みからくるものではない、政策をまちがったので引き起こされたのだと。暗にいいたいのは、今度は、政策を間違えなければ引き起こされないということです。ところで、なぜ政策をまちがったのか、今後間違わないという保障があるのか、まったく不明です。あるいは、今度また政策をまちがって大恐慌が来た場合どうするのか一切語りません。
リバタリアン(自由至上主義者)フリードマンの政策は、ほとんど金融政策にしぼられます。
実際には、一国の金融政策などでは、複雑に影響しあう国際的な経済状況に十分に対応するのは不可能です。為替にかんするフリードマンの理論も、一国の国内通貨であるドルが国際通貨の役割をはたさざるをえなくなっている原因とその結果ドルの運用でおちいっている矛盾をまったく見ていません。まるで、円やポンドや元と同じようにドルをとらえています。
ケインズを擁護するわけではありませんが、フリードマンの理論は、貨幣論など正しい部分もありますが、全体としては脆弱です。
市場主義経済は、まえにも書きましたが、思ったより短命でしょう。ケインズほどの大きな影響を歴史にのこすことはないとみられます。
ところで、主張の内容は別にして、理論家や経済学者としては、ケインズよりフリードマンのほうが個人的には好きです。
ネットラーニングも小さな出展をしています。
◆会期 : 2008年7月23日(水)~7月25日(金)
10:30~18:00
◆会場 : 東京国際フォーラム(東京・有楽町)
◆主催 : 日経BP社
◆入場料: ¥1,000 (事前登録で無料になります)
昨日までの2日間で、多数の方々に訪問いただき、ありがとうございました。わざわざめざしておいでいただいた方もおられて、はじめての小さな出展であるにもかかわらず、いただいた名刺の数も、予想を大きくこえています。
本日、最終日ですが、ぜひおいでください。
◆会期 : 2008年7月23日(水)~7月25日(金)
10:30~18:00
◆会場 : 東京国際フォーラム(東京・有楽町)
◆主催 : 日経BP社
◆入場料: ¥1,000 (事前登録で無料になります)
昨日までの2日間で、多数の方々に訪問いただき、ありがとうございました。わざわざめざしておいでいただいた方もおられて、はじめての小さな出展であるにもかかわらず、いただいた名刺の数も、予想を大きくこえています。
本日、最終日ですが、ぜひおいでください。
全国平均でみると、9,000人の年間の食費は、70億円あまりになるそうです。これも全国平均でいえば、そのうち、家庭内で食べる内食は30億円強です。
八丈島の場合は、もっと外食が少ないでしょう。
かりに25億円分の食料をになう農業をおこなう場合、CSKの試算によれば、農場総面積で533ヘクタール、その内訳は、田んぼと畑で425ヘクタール、酪農・畜産で108ヘクタールだそうです。
もう少しくわしくみると、お米は9,000人で80ヘクタールくらい、小麦は2倍の160ヘクタール余りが必要という。
この数字が妥当なものかどうかは検討が必要でしょうが、おおまかなイメージはつかめます。
地球温暖化のなかで、食料問題、また、水の確保は重要な課題になってきます。
ちなみに、社員数1万人あまりのCSKは、地産地消ならぬ「企産企消」というユニークな取り組みで、自給をめざしています。
八丈島の場合は、もっと外食が少ないでしょう。
かりに25億円分の食料をになう農業をおこなう場合、CSKの試算によれば、農場総面積で533ヘクタール、その内訳は、田んぼと畑で425ヘクタール、酪農・畜産で108ヘクタールだそうです。
もう少しくわしくみると、お米は9,000人で80ヘクタールくらい、小麦は2倍の160ヘクタール余りが必要という。
この数字が妥当なものかどうかは検討が必要でしょうが、おおまかなイメージはつかめます。
地球温暖化のなかで、食料問題、また、水の確保は重要な課題になってきます。
ちなみに、社員数1万人あまりのCSKは、地産地消ならぬ「企産企消」というユニークな取り組みで、自給をめざしています。