eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

八丈町、津波16.0mの予想

2012-03-31 23:09:24 | 読書/新聞/映画など
内閣府の検討会は、きょう、東海、東南海、南海地震などが同時発生する「南海トラフの巨大地震」について、科学的に考えうる最大の震度と津波の高さ(満潮時)を公表した。

それによれば、八丈島の津波は最大で16.0mと予想されている。

よりくわしいデータは未入手ですが、伊豆諸島にこの地震で到達する津波の最短時間は9分だという。

google earth を使うと、それぞれの位置の海抜がでてきます。わが家は、海抜37メートルです。


高校の同窓会

2012-03-31 21:44:48 | Life in Tokyo
高校の同窓会。100名あまりが集まりました。

みんないろんな人生をのりこえてきたのだなと感じます。1学年16クラスのマンモス校の時代でした。ずっと制服もなく、自由でよく学び、活発な部活もある高校でした。

わたしの母が教師をしていた学校でもあるので、友人だけでなく母の教え子たちである同窓生からもたくさん声をかけられました。

すでに亡くなった人たちも50名をこえる。

少し、人生というものをなにかつかめそうなそんな感覚のなかにいます。

浜岡原発、「完璧な防波壁」建設中

2012-03-31 21:27:04 | 読書/新聞/映画など
「中部電力は13日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)を大津波から守る防波壁の建設工事を21日から始めると発表した。
 工事完了は2012年末の予定。津波対策の実施で、浜岡原発の早期運転再開を目指す。
 防波壁は高さ18メートル、総延長約1・6キロ。東日本大震災と同じマグニチュード9の地震で想定される高さ10メートルの津波を防ぐ構造という。」

2011年9月13日21時09分 読売新聞の記事だ。

原発再開をめざす中部電力は、これで大津波は防げるという。それをこえる津波が現実に襲来すると、またまた「想定外」なのだろう。

きょう、東海、東南海、南海地震などが同時発生する「南海トラフの巨大地震」について、内閣府の検討会は、科学的に考えうる最大の震度と津波の高さ(満潮時)を公表した。静岡県御前崎市の中部電力浜岡原子力発電所付近は、震度が7、津波は中部電力の想定を超える21メートルが予測されているのだ。

津波の高さの1.5倍の防波壁でも津波はせりあがってこえていくといわれるので、21メートルの津波を防ぐには、35メートル前後の防波壁でも足りないかもしれない。現在の建設中のもののほぼ倍の高さが必要なのだ。

高さ18メートルの防波壁をつくって、安全だと言い張って原発再開に持ち込もうとしているところに原発問題の本質がある。このままでは、本当に原発が廃止されるまでに、福岡第一原発以上の悲惨な事故をさらに必要としていることになる。




「eラーニングの失敗の原因がわかった」

2012-03-30 12:53:36 | 学校におけるeラーニング
最近、「eラーニングの失敗の原因がわかった」とおっしゃる学校関係者の方にお会いすることが多いのにきがついた。

「なにが原因ですか」ときくと、LMSの専門会社にたのんで導入してもうまくいかないのだという。「要するにシステムだけを考えてしまった。」「もっと豊富にeラーニングのノウハウをもったところといっしょにすすめればよかった。」と。

実際、eラーニングのシステムに何億円もかけて失敗したといわれる学校が多い。この原因を突き止めることは、失敗を繰り返さないためにも大切なことだろう。

世界の教育機関は、あまりにもIT基盤が弱い。教育とITは、いまのところいい関係を築くことができないでいる。しかし、教育こそITをもっとも活用しなければならない分野だ。

教育の関係者があまりにもITに弱く、IT関係者が教育をまったく理解できないでいる。IT関係者が真に教育を理解できるようになるとは考えにくい。教育関係者が、もっと、ITの本質を理解し、よく掌握することが大切だ。

ネットラーニングは、教育にたずさわる会社として、徹底的にIT基盤を強化したいと考えている。

北米で異常な3月

2012-03-29 22:46:14 | 読書/新聞/映画など
As a surreal heat wave was peaking across much of the nation last week, pools and beaches drew crowds, some farmers planted their crops six weeks early, and trees burst into bloom.

北米の異常気象をニューヨークタイムスが伝えている。プールや海辺は人でいっぱいになり、木々は花盛り。農民の種まきが⒍週間も早くなっている例もある。

最近の異常気象連続でも、3月は異常だという。



バングラデシュが消える危機

2012-03-29 08:28:40 | 読書/新聞/映画など
地球温暖化による人類の生活の危機は、想像をこえる規模で、想像をこえるはやさで現実化している。

多数の科学者たちの危機にたちむかう研究も大きな成果をあげつつある。とくに、二酸化炭素や水蒸気による温暖化の影響は、詳細にコンピュータでシミュレーションされている。そのシミュレーションの正しさは、過去をシミュレーションして現実と一致することで検証されている。

地球温暖化の影響は、きわめて多様であり、地域によってその影響のあらわれかたもちがう。しかし、地球上の多くの地域で、この数十年のうちに壊滅的な影響がさけられないことがあきらかになりつつある。

南アジアは、水の問題が世界でいちばん深刻な場所だといわれている。

ここでは、バングラデシュについて予測さていることをみてみたい。バングラデシュは人口が2050年には2億2000万人に達するとみられている。国土の3分の2が海抜5メートル以下であり、数年おきに国土の70%が水没する深刻な洪水にままわれている。1998年の洪水では、3,000万人が家を失い、50万棟以上の家屋が倒壊した。

バングラデシュでは、2030年までに1°C、2050年までに1.4°C気温が上昇すると予想されている。その結果、冬の降水量も減って干ばつがふえると予想されている。ガンジス川とプラマプトラ川は、近い将来、夏の数か月は水がかれてしまいかねないという。

インドは、2025年以降、水不足になやまされはじめる。

ヒマヤラの氷河は極地以外で最大の氷体でありアジア全域の重要な水源だ。この氷河が2035年までに消滅する可能性が非常に高いという。

この氷河が溶ける季節と、雨量の増大がみこまれるモンスーンの季節がかさなって、大規模な洪水もだいたい4年に1回という多発になった。

さらに温暖化による海面の上昇がある。今後50年で、バングラデシュの国土の4分の1近くが海に水没すると予想されている。河川への塩分の侵入もあり、米が8%、小麦32%減産となる。洪水とかさなるとさらに深刻だ。海面の上昇はさらにつづく。食料不足から飢餓状態も懸念されている。

「気候変動は、生き残りをかけた問題だ。」南アジア13億人がすでに直面し始めている深刻な生存の危機は、地球上でここだけでおきている問題ではない。

たとえば、アメリカだけでも、各地で深刻な水不足や海面上昇の影響が確実におきつつある。中国も、東南アジアでも、中東でも、アフリカでも、ヨーロッパでもそれぞれのあらわれかたで地球温暖化の深刻な影響をうけはじめている。


2012年度のスタート

2012-03-28 12:34:10 | NetLearning Group
4月1日から、2012年度がはじまる。

ネットラーニンググループにとって、新サービスが多数登場し、大きく飛躍するときであるとともに、予算管理を徹底して高い生産性を基盤に高収益を実現する年でもある。

2012年度は、まだそのステップ中であるが、当面実現をめざす指標は、社員1人あたり年間2,500万円の売り上げと、経常利益率30%である。

いかなる経済環境や大規模な災害のもとでもサービスを継続し社会的な責任を果たしていきたい。

全体の組織力は格段にアップしており、新しい次元に自信をもってチャレンジできる。


バックアップオフィスを八丈島に

2012-03-27 08:26:01 | 島の生活
首都直下型地震がさしせまっていると報道されている。

震度7は、想像をこえる。全壊の木造家屋が39万軒におよび、ビルも多数倒壊するという。

さまざまな備えを本格的に準備しなければならない。社員と家族の安全と生活をまもり、サービスを継続する社会的な責任もはたしていくことが求められる。

本格的なバックアップオフィスを八丈島に用意したいと思う。すしずめにすれば最大100名ほどは収容できる家屋も必要だ。

東京直下型地震でも、300キロはなれた八丈島ではそれほど被害はでないだろう。水や食料もなんとかなりそうだ。島内に地熱発電所もある。通信も確保されるだろう。総合病院もある。

島に出入りする交通には、多少課題があるかもしれない。

地震と発光現象

2012-03-26 22:42:19 | Life in Tokyo
3.11には日本にいなかった。

したがって、体験したもっとも大きな地震は、福井大震災だ。小学校の低学年のころ、畑の真ん中でくわをもってはいつくばってしまった。立っていることができない。京都でもそのくらいゆれた。福井県の国道のわきの畑のなかに、震源地をしめす柱が立っている。こんななんでもないところがあの震源地だったのかと、のちに観光でたちよったときにまじまじとながめた。

そのあと、京都で大震災がちかいといううわさが流れた。タンス2つを真ん中からはずして部屋のはしに下駄の歯のようにならべておいた。いざというときはその4つの間に逃げ込むのだ。家屋の崩壊にそなえるには、いい方法かもしれない。
枕元には、頭をおおうずきんをおいて寝た。服をきたまま寝たこともある。

実際、ときに地震があり、とび起きた。縁側にならんで不安に外をみていると、ときどき、空全体がぶわっつと真昼のように明るくなる。稲光よりも明るく、時間が長い。地震の発光現象だ。

地震の発光現象は、さまざまに言い伝えられている。




高収益構造でなければならない

2012-03-26 08:39:33 | 読書/新聞/映画など
日本企業は、世界標準にくらべてあまりにも生産性が低い。その理由のひとつは、IT化のきわだったたちおくれだろう。

生産性だけでなく、日本企業は、あまりにも低収益だ。したがって、時代の変化にともなったダイナミックな対応ができない。

高い生産性を基盤に、経常利益率30%をこえる高収益の構造をつくらなければならない。

ネットラーニンググループの会社には、30%近い経常利益率を実現している会社もあるが、全体としては程遠い状態にある。

2年以内にグループ全体で30%近い利益率を達成するよう大胆な改革を実施していく。