eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

時代の流れが人を集める

2007-01-30 13:39:04 | eラーニングビジネス
最近、つくづく感じるのは、さまざまなプロジェクトに、第一級のすばらしい方々に参画していただいていることだ。それぞれの分野で第一人者であり、そのような方々がこれほど多数参画いただけることは、信じられないほどである。

ネットラーニング・グループの社内にも、おどろくほど人材がそろっている。

なぜなのだろうか。きっと、時代の流れなのだと思う。

時代がもとめる最先端の事業に、その時代の人材があつまる。




きょうの日経新聞に記事

2007-01-30 09:34:44 | Netlearning,Inc.
きょうの日経新聞13面に、ネットラーニングの新しい講座発売の記事がでています。

マイクロソフトがきょう発売した「オフィス2007」のワープロや表計算ソフトを学ぶものです。eラーニングで唯一の同時発売です。

「Word 2007 Lesrning(入門編)」
「Excel 2007 Learning(入門編)」
チュータなしが、それぞれ4,700円。チュータ付が、それぞれ13,400円です。

本物のソフトと同じように操作練習ができます。まず実際の操作が順に実演され、ついで、自分で練習します。

今回のワードやエクセルは、かつてないほど大きく変わりました。

現在、発売記念に2月末までのキャンペーン中です。ネットラーニングのホームページからお申し込みください。




大きく変わる「Word 2007」

2007-01-26 22:43:17 | 読書/新聞/映画など
ワード 2007 の概略をみました。

まだ詳しく検討はしていませんが、おおきくかわった印象です。

これまでのワープロやエクセルは、紙文化の延長線上にありました。
基本は、印刷してもちいられるためのものです。
したがって、結果だけを活用する。また、白黒ベースです。
われわれは、そんな利用の仕方でつかってきました。

いわば、紙文化とデジタル文化の過渡期の製品ですね。言ってみれば、高級タイプライターのような。

今回、ワープロは、デジタル文化・ネット文化に対応するものになりました。
静的でなく、ダイナミックです。その機能が十分用意されている。

つまり、必ずしも印刷を前提とせず、デジタル活用が基本です。
したがって、カラフルでダイナミックです。
出来上がった単一の結果だけでなく、プロセスのダイナミックな共有もあります。プロジェクターでのプレゼンも大きくかわるでしょうね。
他のアプリケーションとの静的でなくダイナミックな一体化もおきるでしょう。
次第に、音声や動画も一体活用されていきます。

何年かたちふり返ってみると、大きな転換点だったと明確になるでしょう。

インターフェイスがよくなったとか、使いやすいとか、そんなことではないコンセプトの根本的な転換を感じます。





ワード2007のeラーニング、ソフトと同時発売!

2007-01-26 14:31:06 | eLearning
ワード2007、エクセル2007 などが、1月30日、マイクロソフトから発売されます。

同じ日、ネットラーニングは、ワード2007、エクセル2007を学習するeラーニング講座を発売します。ソフトと同時発売です。

「Word 2007 Learning(入門編)」 4,700円
「エクセル 2007 Learning(入門編)」 4,700円

です。チュータつきのコースもあります。


硫黄島と八丈島

2007-01-25 13:22:57 | 島の生活
たくさんの硫黄島の本を読んでいますと、八丈島とかかわる場面もでてきます。

硫黄島に米軍の上陸がはじまって3日目、1945年2月21日、八丈島の飛行場にときならぬ戦闘機の大編隊が着陸しました。千葉県香取飛行場から飛来した、「御盾特別攻撃隊」50機です。

島の人たちにも、かれらの行く先は知らされていません。燃料を補給して、あわただしく飛び立っていく50機は、激戦の硫黄島をめざしていました。

八丈島から南方950キロの海上にうかぶ硫黄島。航続距離が長い零戦でも、往復はできません。帰還がありえない特攻隊です。50人の若者たちは、離陸しながら上空からの八丈島をどのようにながめていたのでしょうか。

全機、未帰還です。

私が住む八丈島には、旧日本軍がつくった地下壕が無数にあります。これも、硫黄島の激戦以降に変更された旧日本軍の新しい離島守備方針にもとづくものです。




日本人の100人に1人が受講生

2007-01-25 10:50:16 | Netlearning,Inc.
そろそろ今日あたり、ネットラーニングののべ受講生が150万人を越えたころです。

ところで、
日本の人口1億2,755万人を150万人で割り算すると、85倍です。

つまり、重複受講がないと考えた場合に、日本人の85人に1人が、ネットラーニングを受講したことになります。おそらく、100人に1人は、受講生でしょう。

日本の全就業者は6,100万人程度です。国税庁の調査によれば、社員500人以上の会社の社員は、約1,500万人となっています。
現在は、ネットラーニングのほとんどの受講生が社員500人以上の会社に属しているとすれば、この規模の会社では、日本中で10人余りに1人がネットラーニングの受講生という状況です。

満員の中央線の電車には、3,000人ぐらいは乗っています。
もしかすると、1本の電車にわが社の受講生が百人以上も乗っているのかもしれません。

実際、初対面のいろんな人から、わたしもネットラーニングのコースを受講しましたという声をきくことが多くなりました。

eラーニングがここまで普及してきたという指標のひとつであるとともに、ますます、わが社の社会的な責任も大きくなっていることを実感しています。


いままた、eラーニングの可能性

2007-01-24 13:27:48 | eLearning
eラーニングの展望や今後の発展を考えるときに、eラーニングをどのようなものとしてとらえるか、eラーニングの可能性をどう考えるかによって、まったく結論がちがってきます。

eラーニングの潜在的な可能性については、せまい視野から過小評価する傾向がずっとあったと思います。

そうなった背景には、初期にeラーニング事業に参入した企業に、ハードメーカー系が多かったこともあるでしょう。教育としては、ほとんどとらえられなかった。また、米国のeラーニングの影響もあったと思います。仕事ベースにオンディマンド型で考えられてきた米国のeラーニングには、限界もあります。

いくつかの山をこえ、山を越えるたびに見える景色がかわってきたこともあり、あるいは、eラーニングの可能性がどんどん具体化してきたこともあり、今一度、eラーニングの可能性について考えるべきときかもしれません。

10年後には、おそらく、ほとんどすべての教育分野において、eラーニングが基本になっているでしょう。
インターネットが普及し始めたのが、1994年。いま、それから13年になります。eラーニングが普及し始めたのは、1997年ごろから。10年後には、普及がはじまって20年になります。





創業前の事業計画

2007-01-22 20:41:47 | Netlearning,Inc.
1997年9月末にセコムを退職したときには、次に何をするかの計画はまったくなかった。当分、ぼんやりと自然のなかですごそうかと。

しかし、日誌をみていたら、退職から8日目には、もう「岸田徹を囲む会」が友人の会社で開催された記録がある。囲む会には、「(ネット教育研究会)」と記載され、8人が出席している。どなたもキーマンばかりだ。このすばやいアクションは、いまは亡くなった友人が準備してくれたものだった。

退職の前は、少し長い休暇を取って、北米を旅行していた。退職後のことなど、なにも考えていなかったし、準備していなかった。

それからしばらくたって作成された事業計画書がある。いま、その骨子はそのまま実現されている。

30代はじめのころに会社を創業して、5年ほどたって、たまたま創業直前の事業計画書をみつけておどろいたことがある。5年目の会社の状況は、時期までふくめて、計画通りだったのだ。もっとも、計画書の存在をわすれていたのだから、一致は偶然ともいえるかもしれない。あるいは、頭の中にある計画を着実に実現してきたといえるかもしれない。

いずれにしても、現在のネットラーニングは、事業開始前に立てた計画と同じ道筋をあゆんでいる。





平均的人間は、平均以上

2007-01-21 10:42:32 | 読書/新聞/映画など
平均的人間は、平均以上?

平均的人間は、平均以上の収入がある?
平均的人間は、平均以上の技量がある?

ありえませんね。

2人の心理学者、コーネル大のデビッド・ダニングとイリノイ大のジャスティン・クルーガーは、「平均的な人間は、自分の技量が平均以上であると評価している」という事実をさらに研究している。

自分自身のことを知らないのは、どうしてなのか。無知が自信過剰をうみだす。

「知識よりも無知のほうが自信を生むことが多い」

自分の能力は知りたくないと思っているのかもしれないともいう。

自分の現実の能力と自己認識の差も、事故の原因のひとつと指摘されている。反省しなければならない。