eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

上海の生活

2008-12-31 09:44:20 | eLearning in China
20階の事務所の南側には、左半分にホテルの緑の庭園が広がっていました。つい一月ほど前までは。いまは、掘り返されて瓦礫の山です。なにができるのでしょうか。

右半分は、500メートル四方ほどの巨大なビルが建築中です。ショッピングモールといううわさもあります。

こちらにくると、日本の経済危機のような実感はまったくないという話をききます。「減速しても8%ほどの成長がつづいているのだから」というわけです。

ところで、会社のとなりにファミリーマートがあります。おどろくのは、商品の配置が日本とそっくりなことです。おでんがあり、弁当やおにぎりもあります。ただし、政府の指示で、買ったものをビニール袋に入れてくれることはありません。自分で袋を準備する。環境対策の考えからです。

わたしが週日にすむ杉並では、買い物袋にかんする条例を決めましたが、なかなか徹底しません。


きょうから上海で営業開始

2008-12-30 09:13:49 | eLearning in China
ネットラーニングが上海に設立したグループ会社、明香企業信息諮詢(上海)有限公司がきょうから営業を開始いたします。

中国は旧正月が休みなので、1月1日に休むだけで、暦どおりの営業となります。今回、中国の一般企業は1日から3日まで休み、4日出勤となっていますが、当社は営業開始をしたばかりなので、2日を営業、日曜日の4日を休むことになります。

いよいよ、中国で新しいチャレンジです。

わたしも、日本の正月の間は、上海で勤務しています。


裁判員制度について

2008-12-27 22:48:27 | 読書/新聞/映画など
裁判員制度がいよいよはじまります。

陪審員制度とは、まったくちがいます。9名の裁判官のうち6名を裁判員がしめ、量刑まで判断する。

日本の裁判制度の歴史の中で、革命的と言ってよいほどの大きな転換です。

まず驚くのは、日本社会でこれほどの大きな決断が簡単になされたこと。国民のこれほど多数を巻き込み、かつ、誤審の危険をおかしてまで実施されることに大きな驚きを感じています。日本のどこに、これほどの決断を実行できる仕組みがあったのか。

もちろん、結果的に大混乱におちいる危険もあります。

もっとも、医療や社会福祉の分野でも、大胆な決断をいつのまにかおこなって、結果的には大きな混乱を起こしていますが。迷走しています。

裁判員制度をみると、これほどの決断がされる背景には、よほど深刻な裁判制度の危機があるのだろうと推測されます。

実際、この間、多くの裁判官の友人の意見をきいても、口をそろえた裁判員制度への賛成の意見を聞きました。

危機を背景にして、混乱が混乱を呼ぶのが、いまの日本の現状に思えます。


ネットラーニングは本日で年末営業終了

2008-12-26 20:32:30 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングは、本日で、2008年の営業を終了いたします。2009年は1月5日月曜日から営業を開始いたします。

なお、年末年始の間も、通常にコース学習をしていただくことができます。チュータによる学習サポートなどにつきましては、ホームページの案内をご確認ください。

年末にあたり、今年1年もみなさまに大変お世話になりましたことをお礼申し上げます。どうぞよいお年をお迎えください。

なお、上海のグループ会社は、12月30日から営業を開始いたします。新年の1月1日は休みですが、2日以降は通常の営業をおこないます。


情報処理技術者試験、受講者の高い合格率!

2008-12-26 18:39:14 | eLearning
以下、ネットラーニングの本日のメールマガジンから引用しました。

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[1] 情報処理技術者試験、ネットラーニング受講者の高い合格率!
   秋期試験でも全国平均の2倍の合格率を達成しました
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去る10月19日に実施された、「情報処理技術者 秋期試験」。
毎回ネットラーニングでは、当社コースを受講された方を対象に合格率調査を実施していますが、今回も全国平均を大きく上回る、42.6%という高い合格率をマークすることができました。

●調査結果サマリ────────────────────────

【ネットラーニングコース受講者様 合格率 2008年秋期】

 ・基本情報技術者試験 : 40.8% (全国平均23.3%)
 ・初級システムアドミニストレータ試験 : 60.0% (全国平均28.6%)

全国平均の約2倍、という驚異的な結果となりました。


●高い合格率の理由────────────────────────

・担任制チュータによる個別指導
ネットラーニングの資格試験対策コースのほとんどが、チュータと呼ばれる   担任制の指導付きとなっています。わからないことはその場ですぐ確認、24時  間以内に詳細な解説付きで回答します。

・確実に弱点を補強
コースには、「練習テスト」、「模擬テスト」、「弱点チェック」など多彩なテスト問題が用意されています。各章で学習した内容を「練習テスト」で確認し、本番さながらの環境で「模擬テスト」を受験し、結果は1クリックで表示。もちろん詳細な解説付きです。まちがった問題は「弱点チェック」に格納され、試験直前に弱点の集中補強も効率的におこなうことができます。

・修了までリードするサポート
ネットラーニングの平均修了率は90%を超えています。通学や参考書で90%の修了率をマークするのは至難の業。ネットラーニングでは「使われて、結果を出す」ために、さまざまなサポートを実施しています。

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  ★コースを受講された方の81%が「大変役に立った」「役に立った」
という回答をされており、高い満足度をいただいております。
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ネットラーニングでは、2009年春期からの新体系による試験対策コースをすでに
ご用意しております。
ITパスポート試験合格総合対策コースも2月に開講が決定しました。

 ▼コースサンプル
  

 ▼情報処理技術者試験 試験制度改訂の詳細はこちらからご確認ください。
  





昨年度の売上をこえました

2008-12-26 18:38:17 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングは3月決算の会社ですが、昨日、昨年度の売上をこえました。

ネットラーニングの場合、財務上の売上は、受注売上と計上方法にちがいがあり、受講期間におうじて月ごとに分割して売り上げ計上されることになります。したがって、これから決算までの1月から3月の受注額が全額財務売上に反映されるわけではありません。

しかし、このきびしい経済環境のなかで、売上を大きくのばし続けています。利益も、今期は前年度比で3倍程度を見込んでいます。来期も、おそらくさらに4倍程度ののびを実現できるとみこんでいます。

これもみなさまのご支援の結果であり、ご期待にこたえられるよう、社員一同いっそう努力してまいります。


(なお、ネットラーニングは、いかなる財務データもどこにも公表していません。さまざまな数値が憶測されているようですが、わたしどもはいっさい関与しておりません。
公表しているのは、ユーザー企業数や受講者数、自社制作のコース数などのほか、財務数字については、伸び率のおおまかな数字だけです。)






労働力調査 2008年11月分(基本集計)

2008-12-26 10:01:17 | 読書/新聞/映画など
総務省統計局の労働力調査 2008年11月分(基本集計)によりますと、

 11月の完全失業者数は256万人と1年前に比べ10万人増加しました。いっぽう、就業者数は6,391万人と1年前に比べ42万人減少です。

   (主な産業別就業者数及び1年間の増減数)
     建設業……………………   539万人と,6万人減少
     製造業……………………  1137万人と,19万人減少
     卸売・小売業……………  1108万人と,3万人減少
     医療,福祉………………   612万人と,22万人増加
     サービス業………………   964万人と,1万人減少

医療福祉関係の増加が目立ちます。

求職理由別完全失業者数及び1年間の増減数では、非自発的な離職による者が91万人と,11万人増加しています。自発的な離職による者は94万人と,1年前と同数です。非自発的な離職者がほぼ半数になっています。一方、自発的な離職者数も減ってはいません。

  ・詳しい調査結果
   


不況期にはスキルアップ

2008-12-25 08:19:08 | 企業研修
今年売れ筋のビジネス書には、はっきりした特徴があります。

ベスト10のうち、7冊から8冊を自己啓発書が占めているのです。日経産業新聞は、「仕事でよりスキルアップを求められたことが背景にあるようだ」と指摘しています。

たしかに、ノートのまとめかたや勉強法などの本がよく売れています。

企業の設備投資は、好況期には量的な拡大のために、また、不況から景気回復時には生産性アップのためにおこなわれる側面が強いように、人的なパワーも好況期には量的な拡大を、不況期から回復期には生産性向上のためのスキルアップをめざす面があるようです。

全体的に経費がしぼられる不況期にしっかり研修を実施するために、eラーニングが注目されています。


個別化でコストダウン

2008-12-24 09:35:34 | eLearning
先日、テレビで格安航空会社の躍進と、その価格の秘密を放送していました。

低価格を実現している仕組みの一つは「サービスの個別化にあります。」という航空会社の説明に説得力がありました。

機内食は、食べたい人だけがオプションで注文すればよい、映画も見たい人だけが料金をはらいます。きまった機内食ではなく、好きな食べ物の弁当をもちこんでもよい。

サービスも考え方が変わってきています。すべての人に最高のサービスを同じように提供するという考え方から、一人ひとりにその人にあったサービスを提供するという方向へ。

個別化がコストダウンを促進するということは、まだあまり気がつかれていない重要なポイントです。

eラーニングがコストダウンに大きく貢献することは、経験的にも明確ですが、その仕組みのひとつに個別化の効果があるということは注目されていいと思われます。