eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

教育と学習と

2012-01-31 21:52:21 | 学習と教育
わたしは、いまは、学習の側面からおもに考えています。

教育の場合、生徒は先生をこえるのはむずかしいようにおもわれます。先生をこえることができるものは、学習です。

変化が激しい時代には、まったくあたらしい分野には、先生がいません。また、自分が先端にたち、または、最高レベルに達したとき、先生はいません。先生がいないとき、さらに先に進むには学習しかありません。

学びは、どこにでもあり、あらゆることから学ぶことができます。

教育論は無数にありますが、深い学習論にわたしはまだ出会っていません。



===ところで、学びは、はげしく猛烈でありたい。

この人の地震予知

2012-01-30 21:58:06 | 読書/新聞/映画など
この人、つまり、環境防災研究所の斉藤好晴さんの地震予知だ。

1月25日に「一週間以内に千葉県東方沖M5級」「一週間以内に山梨〜長野県M4級」と予知して、実際に27日には<千葉県東方沖M5.1>、28日には<山梨県東部・富士五湖M5.5>がおきたという。

そして、1月29日の発表が、
「一週間以内、山梨県M5級」→29日夕方に発生。
「一週間以内、能登半島沖〜佐渡島近海M4級」
「一週間以内、宮古島近海〜台湾M5級」
「一週間以内、高知県沖〜日向灘M5級」→30日に発生。
「一週間以内、秋田〜山形沖M5級」
「一週間以内、豊後水道M4級」
という予測だ。

どのくらいあたるのだろうか。様子をみたい。

斎藤さんの予知の基本は、植物生体電位観測によるものだという。ホームページをみたが、おおくはリンクがきれていてよくわからない。

きょうの夜9時のNHKニュースでは、3.11以降の地震が7倍になっているという。統計的にいえば、マグニチュード4が100回おきれば、ひとつ上のM5が1回おきるという。M5が100回でM6が1回。M7の可能性が4年で70%とすると、M6は、やはり100回は覚悟するということか。


個人の能力と組織

2012-01-30 08:26:31 | eラーニング・ベンチャー企業
ベンチャー企業は、まだ組織が十分でなく、個人の能力にたよりがちである。

『坂の上の雲』にこんな記述があった。

ーーーー「砲員の能力に頼っていても飛躍はない」ということに気づき、指揮法を研究して世界の海軍常識とは別個の、というよりまったく独創的な方法を鎮海湾にて開発したことがこの海戦に重大な結果をもたらした。
ーーーーー東郷の「極秘497号」において、「射距離は艦橋において掌握する」という「一艦の照準の統一」が明示されている。

バルチック艦隊に完勝した理由のひとつがここにある。

ロシアの海軍は、各砲台で思い思いにそれぞれ照準をきめて日本海軍を圧倒する砲弾をあびせた。日本側は、艦橋にいる砲術長がすべて指示し、「各砲台は毛頭修正しない」のだ。

組織的な行動と個別行動の集合との結果のちがいは明白である。

ベンチャー企業の飛躍のためには、組織力の強化が最大の課題であろう。


日本国債「18カ月以内に崩壊する」

2012-01-29 21:24:25 | 読書/新聞/映画など
日経新聞のウエブサイトに掲載さてれいるカイル・バス氏(米有力ヘッジファンド創業者)の日経ヴェリタスによるインタビューの要点は、以下のとおりだ。

「過去20年間を振り返ってみましょう。この間、日本では名目国内総生産(GDP)が減り、株価はピークから8割下げました。住宅価格も7割の下落です。」

「私は国債バブルの崩壊が今後18カ月以内に起きるとにらんでいます。」

「日本の公的債務はGDPの229%と世界で最悪です。2011年度の税収はざっと41兆円。これに対し国債の利払いが11兆円にも達しています」 「(私の試算では)金利が今の水準より1%上がるだけで、10兆円規模の利払い負担が増える計算になります。これが2%の上昇となれば、計算上は日本の財政が持続できなくなり、実質的に破綻することもあり得ます」(以下略)

的確な指摘というべきであろう。これに地震がかさなると、容易ならざる事態となる。地震がさきなら、それも引き金になる。

企業も個人もそなえなければならない。


真っ赤なアロエが満開

2012-01-28 19:29:30 | 島の生活
写真は、八丈島のアロエ園です。背景にみえる島は、八丈小島。

真っ赤なキダチアロエの花が満開でした。

アロエは、医者知らずといわれ、漢方薬にもなります。八丈島のわが家の庭で栽培しているアロエベラは、皮をむいてそのまま食べるとおいしい。皮はとてもにがいのですが、やけどにぬったり、お腹をこわしたときに食べるとなおるそうです。


M6首都圏直下型地震700%

2012-01-27 12:19:27 | 読書/新聞/映画など
東大地震研究所のチームが、M7規模の首都圏直下型地震が4年以内にくる確率が70%と警告しており、マスコミでもしばしば取り上げられています。

この数字は、異常に高く、切迫したものです。

平田直教授が示すデータをみると、確かにそう考える以外になさそうです。また、平田教授によれば、マグニチュードの規模が1違えば、確率は10倍になるそうです。確率の計算の仕方はよくわかりませんが、単純に理解すれば、M6規模の首都圏直下型地震が4年以内にくる確率は700%なのでしょうか。

M6クラスになれば、必ずくるということでしょう。M7も、ほとんど必ずくるというレベルです。M6でどのくらいの震度になるのか、どのくらいの被害が予想されるのか。M7の場合は?

たぶん、各企業は本格的に対策に取り組み始めると思います。個人も、多くのひとは、本気で対策を考え始めるのでしょう。

願わくば、対策をとる前に地震にみまわれないことです。

わたしは、3.11以降、ほとんどエレベータに乗っていません。地下鉄も可能な限りさけています。


水資源とTPP

2012-01-27 12:01:46 | 読書/新聞/映画など
アメリカの世界戦略は、石油資源にかかわるものが多い。イラクもイランもリビアもそうだ。

一方で、今後は、石油争奪よりも水争奪がより深刻になると指摘されている。地下水にたよるアメリカの大穀倉地帯は、すでに水の枯渇が時間の問題になっている。中国の水不足も深刻だ。

水問題は、食料問題であり、農業の問題でもある。飲料水は、コスト的には解決する。問題は農業用水だ。

アメリカにとって、日本の農業用水はのどから手が出るほどほしいものだ。今後のアメリカの世界戦略の核心になる水戦争の一部であろう。

マルチリャネル、マルチデバイス

2012-01-27 08:35:07 | eLearning
マルチリャネル、マルチデバイスがいっきにすすみつつある。マルチユースがひろがっている。

おそらく、ほとんどの電子機器、電気機器がネットに常時つながり、スマートフォンなどで自由にあつかうことができるようになるのだろう。テレビや自動車もさらに大きく変化していく。ユーザの利用シーンも大きくかわる。

当然、教育・学習やeラーニングも大きく変わる。

どれほど利用環境が拡大しても、利用者にとって、結局コンテンツなのだ。

マルチデバイス、マルチチャネルは、eラーニングコースや、eラーニングの考え方に一層の進化発展をつよく求めている。

これまでのeラーニング会社にとって、絶好のチャンスであるとともに、おもわぬライバルが突然登場する予想外の展開にも直面する可能性もある。




iBookはどこまで進化するか?

2012-01-26 08:40:52 | 読書/新聞/映画など
iBookはどこまで進化するか?

確実に、履歴を活用する分野に踏み込んでくるだろう。すでに、位置情報や利用履歴を活用するさまざまなサービスが存在している以上、iBookでも、履歴を活用するにいたるのは、必然ともいえる。

では、eラーニングと競合してくるのだろうか。

iBookは、電子教科書の思想のもとにある。つまり、インストラクションにともなう教材という位置づけだ。学習であるeラーニングとは、基本的には別物だ。自習教材として活用される場合も同じだ。

教育と学習の統合は、学習革命をとおして実現される。いまの学習を前提にした教育の側からの教育学習革命は、不可能といってよい。iBookは、学習革命をともなっていない。


国の借金1,000兆円

2012-01-25 08:44:18 | パーソネル総研
国債や借入金などを合わせた国の借金の2011年度末の残高は、985兆3586億円になる見通しとなった。

12年度末は1085兆円程度と、初めて1千兆円を超えるのは確実だ。

2012年度の国債計画では、発行総額174兆2313億円。そのうち、新規国債が44兆2440億円、財投債が15兆円、借換債が112兆3050億円、復興債2兆6823億円となっている。

国債の購入は、個人が3兆円、金融機関が154兆5313億円。

小泉首相のころ、新規国債を30兆円におさえようとしていたことを考えると、みるみるうちに加速的にふくらみ、破綻へ一直線だ。借り換え額の大きさにも、ぼうぜんとする。