eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

大規模な個別サービス

2012-05-30 08:42:05 | eラーニングビジネス
多品種少量生産か、少品種大量生産か。

生産活動は、<Project><Jobbing><Batch><Mass><Continuos>と規模に応じて定義される。規模であるとともに、一方で、多様な生産か品種をしぼった生産かということでもある。個別化か集合化かということもできる。労働集約型か機械生産かという面もあるだろう。

いいかえれば、製品においてもサービスにおいても、個別化は、人手が必要であり、大規模に実施するのはむつかしいということになる。したがって、コストも高い。

一方で、時代は、個別化をもとめている。

ネットは、伝統的に困難とみなされてきた個別化と大規模化を共存させることができる。革命的な転換をもたらす。

教育においてもそうだ。ネット教育は、大規模に個別化を実現する。eラーニングのこれまでの想像をこえる学習効果もこの個別化を背景にしている。それを低価格で大規模に実現できる。


銀行券をこえる国債保有

2012-05-29 08:37:54 | 読書/新聞/映画など
日銀が保有する長期国債が、年末には92兆円に達し、通貨の発行残高をこえる。

これまで、日銀は、国債保有額が銀行券の発行残高をこえないように「銀行券ルール」を定めてきた。お金を印刷できる日銀の際限ない国債引き受けは、また、危険な橋をひとつわたる。

すでに、2012年度の日銀の国債買い入れ額は、約43兆円。今年度の新規国債発行額に匹敵する。

市場の国債や日銀への信頼はゆらいでいく。

どの長さで考えるか

2012-05-23 20:21:29 | NetLearning Group
企業における役割・役職によって、どこまで先を見ながら方針を考えるのかその期間の長さに違いがある。

課長や部長、執行役員、取締役、社長、CEOなどで、思考の戦略レベルや期間がことなる。

わたしの場合は、おそらく10年先をたえず考え続けるべき役割なのだと思う。

たしかに、10年後のイメージはある。しかし、具体的なところでは、残念ながらまだ4年先程度でとどまっている。


昨日からクールビズ

2012-05-22 20:54:45 | NetLearning Group
ネットラーニンググループは、昨日からクールビズです。

一般的には、上着着用でノーネクタイですが、ネットラーニングの場合は、上着なしネクタイ着用とさせていただいております。

とくに、真夏の炎天下を汗だくになりながら上着をかかえて歩くビジネスマンをみかけますが、ネクタイをつけても、上着なしでとおさせていただいたほうが、助かります。

日食の思い出

2012-05-21 21:32:10 | Life in Tokyo
日食の思い出。

たぶん、1948年の日食だと思う。当時は、ガラスのかけらにろうそくの火ですすをぬり、あるいは、うすい下敷きで日食をみました。

だんだんうすぐらくなり、今日よりもっと暗くなりました。犬はとうぼえし鶏がなき、風がすずしくなったやや明るくて不思議な暗さです。

きょうは、出勤前のちょうどよい時間だったので、じっくり観察できました。




消費支出、バブル後最低

2012-05-17 09:42:20 | 読書/新聞/映画など
東京都の調査によれば、2011年の2人以上の世帯の1世帯あたりの消費支出は、一か月平均で31万4480円となり過去20年で最低となった。

1か月の消費支出は、前年より1万7260円も減少している。

とくに、世帯主が給与所得者の月平均収入は、1年間で実に5万円以上の減収だ。年間60万円以上もたった1年で収入が減っているのだ。しかも、その傾向はずっと続いている。

その背景には、正規雇用の減少もある。

坂元先生が亡くなられた

2012-05-15 06:02:03 | 読書/新聞/映画など
坂元昴先生が亡くなられた。

先生とは、何度か講演会の講師としてご一緒させていただいたこともあります。2000年のころ、300人ほどの学校の先生方にデジタル教科書のお話をさせていただいたとき、わたしは、その時期は遠くないと話しました。東京書籍の部長は、いずれくると。元文科省担当官は、そんなことはあり得ないと言い切っていたのが印象に残っています。

坂元先生のお話には驚きました。「あなた方は、教室の教育とeラーニングの関係を円で書くとこう書くでしょう。」とおっしゃいながら、ふたつ並べて別々の円を書かれた。「違うんです。」とおっしゃりながら、大きな円を書いて、そのなかのやや隅の方に4分の1くらいの小さな円を書かれた。「どっちがeラーニングですか?」先生のいたずらっぽい顔が思いだされます。

「大きい方がeラーニングなんです。集合教育はeラーニングに包摂されて行くのです。」あっと驚きました。わたしはま...ったく同じ考えだったのですが、ここまで大胆に言い切る方がおられるとは予想もしなかった。しかも、文科省にも大変影響力が大きい大御所の先生の発言です。

はじめてお会いしたこの時から、先生を心から尊敬しています。

それから5年以上たって、また、講師としてご一緒させていただいた時に、前回お会いしたことを覚えていただいただけでなく、わたしの講演内容まで覚えておられたのにはまた驚きました。講演の待ち時間の間も、先生は一刻も無駄にされず、聴講の方々や他の講師の方々の情報を研究され、いつも本質をつくすばらしいお話をされました。

先生には、eラーニング大賞の特別審査委員長も引き受けていただいておりました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

明日帰国

2012-05-15 05:48:12 | 旅行
地球一周の長い旅です。明日帰国します。

<東京ーロスアンジェルスーデンバーーシカゴーブリュッセルーフランクフルトー東京>

ASTDに参加し、オープンユニバーシティのMBAのスクーリングに出席して、16日間。地球の反対側から帰国します。

ちょうどスケジュールがうまくつながりました。

写真は、フランクフルト中央駅。