eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

内定者SNS2010

2009-01-21 13:54:41 | SaaS+型LMS
『人材教育』2009年2月号に、ネットラーニングが提供する「内定者SNS+コースパック 2010」が2ページにわたって紹介されています。

ネットラーニングが提供する内定者パックには、いくつかの特徴があります。

第一は、おそらく世界ではじめてのLMSと完全に統合されたSNSが提供されていることです。ラーニング・コミュニケーションをとおして、学習効果を格段にたかめることができます。
他社との機能比較表が掲載されていますが、その歴然とした差がよくわかります。
企業担当者の方々と内定者とのコミュニケーションツールも充実しています。

第二には、ネットラーニングが提供する価格の低さが目立ちます。他社の2分の1から5分の1という価格は、ネットラーニングのプラットフォームの規模の力によるものです。もうすぐ300万人に達するユーザー規模が、利用料金を大きく押し下げています。SaaSでは、最大規模のところにますますユーザーが集中していくのは必然の流れです。

第三の特徴は、200をこえるコースから自由にコースを選んでいただくパック料金が、大幅な割引価格になっていることです。eラーニグ最大手のネットラーニングは、これまで1,500コース近くを自社で制作してきました。実績がある豊富なコースから厳選したコースを選んでいただくことができます。

第四の特徴は、2008年92%をこえる修了率を実現した、学習支援サービスです。

第五の特徴は、このサービスを1,500人規模でも、数人でも同じようにご利用いただけることでしょう。


企業は不況期に進化する

2009-01-20 12:54:17 | 読書/新聞/映画など
景気循環のそれぞれの局面において、企業の行動はちがいます。

好況期には、売上をどんどん増やすために、量的な拡大をする。不況期には、きびしい環境で競争にうちかつために、企業は工夫を積み重ねて進化する。対応できない企業は淘汰される。

いままさに、各企業は、進化できるかどうか、生き残ることができるかどうか、あるいは、はげしく成長できるかどうか行動を選択している。企業によって、対応する戦略もちがいます。

このプロセスをへて、資本主義は生き延びる。生命力を維持し、贅肉をおとしてよみがえります。

ちなみに、フリードマンに代表される市場主義経済の考え方では、すべて市場にまかせさえすれば資本主義はたえず順調に発展するのであり、不況などというものが定期的にやってくる景気循環などというものはない、あるのは、景気変動だけだということになります。1929年恐慌は、資本主義に必然なものではなく、政策の失敗によるのだ、だからまた来ることはないというわけです。

「景気変動」という言葉を新聞でもよくみかけますが、このような考え方が背景にあります。

ところで、景気変動という考え方では、景気循環の理論的な解明を放棄し、景気循環とその資本主義における積極的な役割を否定するものであり、結果的に、景気対策を混乱させます。

現在の日本は、景気循環を的確にとらえ、明確な景気対策をとることができないでいます。びほう策の積み重ねで、混乱を拡大している。






300万人のeラーニング、セミナー

2009-01-19 10:38:25 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングでは、ご利用いただいている企業が3,000社、のべ受講生が300万人に達するのを記念して、2月6日に事例を中心にしたセミナーを開催いたします。

キーノートスピーチは、キヤノンの人事本部人材開発センター所長 嶋岡浩嗣様にキヤノンの人材育成についてご講演いただきます。

そのほか、代表的な事例について、各社から直接ご報告があります。

会場は、明治記念館です。先着300名様まで。多数の申し込みが予想されますので、おはやめにお申し込みください。

こちらから、ネットで申し込んでいただくことができます。


八丈島文化フェスティバル

2009-01-18 14:13:05 | 島の生活
八丈島文化フェスティバルは、今年で20回目をむかえます。

今回は、20回記念で、昨日ときょうの2日にわたって開催されています。

人口8,500名の島でこれほど内容がゆたかで、楽しいフェスティバルが開催されるには、おおくの人たちの汗の積み重ねがあったのにちがいありません。

観客もいれかわりたちかわり、いつも満席の感じです。のべ1,500人ぐらいの聴衆でしょうか。それ以上かもしれません。

ところで、昨日の2便は、八丈島上空で羽田へ引き返して欠航となりました。3便にのりかえて来島された方もおられるようです。

今回の欠航は、かなり考えさせられています。2便が到着する昨日の11時過ぎは、風速8メートルの西風、日照時間が0.7のおだやかな天気でした。ちょうどその時間、30分ほど散歩していました。
いままで、八丈島ー羽田間を450回ほど飛んで、ほぼ欠航の場合の天候を予測できる感じでした。
しかし、昨日の天候で欠航は、まったく予測できませんでした。じつは、先週も月曜日の3便の欠航で同じような経験をしています。

原因は、上空の風が強いためでしょうか。

いずれにしても、欠航を予想しながらたてるスケジュールを、さらに用心深くしなければならないようです。


SNSも運用がかぎ

2009-01-15 09:47:50 | SaaS+型LMS
企業にSNSを導入する事例もふえてきました。

しかし、導入してもうまく活用されないで、契約が更新されないことも多いようです。

eラーニングも、コースとLMSがあるだけではあまりうまく活用されないことが多い。「つかわれないeラーニング」として注目されてきました。eラーニングが成功するためには、学習プロセスの設計や運用サポートが重要です。

SNSも同じです。SNSのシステムが用意されれば、社内のコミュニケーションがそれだけで活性化するわけでもありません。運用ノウハウが蓄積され、運用サポートがおこなわれることが重要です。


Jobs Taking Leave From Apple for Health Reasons

2009-01-15 08:38:54 | 読書/新聞/映画など
Steven P. Jobs, the chief executive of Apple, is taking a medical leave until the end of June. Mr. Jobs told employees in an e-mail that his health issues are more complex than he had thought.

ニューヨークタイムズの記事です。

ジェフェリー・S・ヤング、ウイリアム・M・サイモン著『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』東洋経済新報社、2200円+税、2005年11月18日

アップルコンピュータをつくった男、追われるようにアップルに辞表をだして、新しい会社NEXTでもういちどゼロからスタートした男、そしてすべてを失いそうな危機の中から、ピクサーのディズニー映画「トイストーリー」の大ヒットでみごとよみがえった男。

「スティーブ・ジョブズは、世界有数の産業ふたつに足跡をのこしたのだ。」

スティーブは、アップルにもどってきた。苦境のアップルがよみがえった。

そして、iTunes!

さらに、i Phone!

この本は、もっとも夢中になって読んだ本の一つです。

わたしは、アップルのコンピュータを買ったことがない。そのビジネスモデルから、メジャーになる可能性がないのが明確であったから。

PC時代の特徴は、それ以前の汎用機の時代のようにチップも、OSも、ハードも、アプリケーションもメーカーごとに独自のものというのではなく、OSを提供するメーカーと、チップを提供するメーカーと、ハードを提供するメーカー、アプリケーションを提供するメーカーなどがそれぞれちがうという横分業です。

アップルは、中途半端なビジネスモデルを採用しました。独自のOSと独自のハードを組み合わせて。これでは、けっしてメジャーにはなれない。

かつてアップルのOSがマイクロソフトのOSよりもはるかにすぐれていたとき、OSだけを切り離して販売していれば、マイクロソフトをこえるビジネス上のポジションを獲得していたにちがいないと思う。

ビル・ゲーツが一線をひき、スティーブ・ジョブズも去る。

それは、新しい時代の始まりでもある。





第4四半期のキックオフ

2009-01-14 15:01:05 | Netlearning,Inc.
13日の午前中、会議室をかりて、2008年度第4四半期のキックオフ・ミーティングをおこないました。

今回は、上海から明香の社員もはじめて参加、立川などひごろ別の事務所に勤務するグループ社員も合流です。

社長のほか、11の部署の責任者が、第3四半期の総括と第4四半期の方針を報告しました。また、最新コースのデモなども。

毎回社員がふえるため、最近は、たびたび会場をかえています。記念写真で社員が勢ぞろいするのもたいへんになってきました。


風土にあった食べ物

2009-01-11 16:31:51 | 島の生活
昨日は、平均風速12メートルの中を、八丈島空港に着陸しました。それほどゆれることなく。

それぞれの土地には、ちがう植物がそだち、ちがう動物や昆虫がいます。あたたかいところ、寒いところ、雨が多いところ乾燥したところ、風が強いところ、雪がふるところなど。

もちろん、住宅や生活のスタイルもちがいます。冬の大半を雪に閉じ込められるところと、年中ハイビスカスが咲く南国とでは、着るものも食事もちがいます。

それぞれの地域にそれぞれの風土があります。ちがう動植物や昆虫がいて、ちがう生活がありちがう食事があります。

八丈島には、明日葉があり、ハヤトウリがあり、・・・数々の風土にあった野菜や果物、魚があります。

風土にあった野菜は強い。ほとんど農薬をつかわなくてもたくましく育つものが多いようです。そして、その風土で育つ野菜は、その風土で生活するひとたちにとって、健康上もなくてはならないものなのではないでしょうか。

トマトやきゅうり、なすなどの夏野菜が、ひとびとの夏の健康になくてはならないように。

旬のものであったり、風土にあったものであったりするものは、おいしい。

風土にあった食事であり、おいしいということは、地産地消のもうひとつの側面でしょう。




アメリカの失業率7.2%

2009-01-09 23:52:31 | 読書/新聞/映画など
ニューヨーク・タイムズによれば、アメリカの失業率は16年ぶりに7.2%という高い水準になった。

昨年12月だけで52万4千人が職を失い、すでに12か月になる景気後退のなかで、2008年中に失業した人は260万人にのぼる。今後数か月にわたってさらに深刻な増加が予想されている。

現在失業中のアメリカ人は、1,100万人をこえているという。

すさまじい状況だ。