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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

すべて液晶画面に

2007-02-27 16:16:07 | Netlearning,Inc.
社内の作業用ディスプレイをすべて、液晶にとりかえました。とくに開発チームは、大型の画面が必要であったり、色の確認が必要であったりするために、これまではあえて液晶画面の使用をさけてきました。

今回の切り替えの、第一の目的は、省スペース。人員増を、現在の事務所で吸収するための苦肉の策です。液晶画面が大型化したことや、色も鮮明になったことにより可能になりました。

第二の目的は、電磁波対策、第三は、省エネルギー対策。

画面を2台つかう社員が多いので、省スペース効果はかなりあります。


ネット教育学

2007-02-26 12:50:50 | eLearning
最近、ネット教育学の必要性をつよく感じています。

教育学は全世界で、長期にわたり研究が積み上げられてきました。とりわけ日本では、授業研究も充実しています。

ネットをもちいた教育は、これから、大きな流れになるのは間違いないでしょう。大学や大学院での積極的な取り組みもどんどん進みます。

では、ネットをもちいた教育は、どのようにして有効な教育を実現していくことができるのか。教師と学生のコミュニケーションの方法、学生どうしの討議、修了率のアップなど課題はつきません。どのような分野でネット教育が有効で、どのような分野で大きな課題をかかえるのか。

ネット教育学について、研究会を発足させたいと考えています。


きのうは、太鼓と八丈高校演奏会

2007-02-25 21:50:28 | 島の生活
昨日土曜日は、午後3時半から、三根小学校で、島を代表する太鼓奏者・菊池隆さんの太鼓暦40周年記念コンサートがおこなわれた。

新潟の鼓童(藤本吉利、藤本容子)、島根県石見の神楽太鼓(今福 優)、石川の炎太鼓(地下珠美、木下千恵子、山田瑞恵)、八丈太鼓の会(菊池 隆、菊池 卓)、太鼓バンドなどが出演。

日本を代表する太鼓をこのような形できく機会は、まずないでしょう。

迫力もあり、リズムがあり、楽しく、開放感がある。すばらしかった。アンコールの拍手も鳴り止まなかった。

夜は、6時半から、八丈高校で第四回八丈高校演奏会。昨年、都の大会で金賞をとり、東日本大会の代表にも選ばれた吹奏楽部の演奏。

多数の友情出演もあり、すばらしかった。時間を忘れ、終わったのは、夜9時半だった。

なによりも、吹奏楽部が、きびしい練習をつみあげた感動の演奏でした。1人ひとりの奏者の個性もあり、このような感動的な演奏は、プロの演奏では経験できないと思う。

この八校吹奏楽部がいまのかたちであるのは、指導者の力にもよるところが大きい。指導された先生のたぐいまれなる力と情熱の結果でもある。もちろん、生徒たちの才能と情熱の結果でもあるが。

たまたま、金曜日に東大でおこなわれた勉強会のテーマが、教師の専門性の養成・成長・学習であったので、考えるところも大きい。

昼の太鼓コンサートにも、八校の昼夜2回の演奏にも、それぞれ350人以上の聴衆が参加し大盛況でした。人口9,000人以下の島で、この日のイベントに参加した人たちは、のべ1,000名をこえます。

しかも、無料。都会では、まったく考えられない経験です。

こんなすばらしい、1日でした。


13時から関西で会議

2007-02-25 21:19:18 | 島の生活
13時から、関西で会議がありました。

八丈島の自宅を出たのが、8時半。羽田でのりついで、十分間に合います。わたしが平日都内に住む家から出発しても、家をでる時間はかわらないでしょう。

交通の便利さも、八丈島の特徴のひとつです。

今日は、羽田行きは、1便から満席でした。


イーラーニング・ワールド2007

2007-02-22 12:39:23 | Netlearning,Inc.
今年のeLearning World 2007 は、8月1日から3日まで、東京ビッグサイト 西ホールおよび会議棟で開催されます。

イーラーニング・ワールド 2007

実行委員会からポスターも送られてきました。

韓国のeラーニングの現状をみましても、eラーニング業界の大半が、ここ1、2年に参入した企業ですが、日本も、ややそれに近い状況があります。
一方、かなりの撤退企業もありましたが、いったん撤退して、再度参入する企業さえ目立ちます。

今年のイーラーニングワールドは、本格的に定着し急成長している企業向けのeラーニングの現状を反映して、これまで積み上げられてきた実績を基盤にしながら、大きな転機となるでしょう。


毎日3,000名入学

2007-02-21 09:29:09 | Netlearning,Inc.
1月に新しくネットラーニングのeラーニングコースを受講開始した方は、営業日で割り算すると、1日3,000人をこえています。

学校にたとえるならば、毎日、3,000人以上入学いただいたことになります。マンモス学校ですね。

学校であれば、おそらくこれだけの教室や先生をそろえることは、不可能にちかいでしょう。

eラーニングが、まったく新しい教育手段として、大きな力を発揮しはじめました。


フェニックス大学に大逆風

2007-02-20 13:10:37 | 学校におけるeラーニング
2007年2月11日のニューヨークタイムズに、フェニックス大学をとりあげた大きな記事がでています。

同大学は、株式会社が経営する世界最大の私学であり、オンライン大学として高い成長と高利潤を誇ってきました。学生は、30万人にもなります。

記事は、パートタイマーのインストラクターの比率が高いこと、学習時間が通学の半分であること、卒業比率が低いことなどを指摘しています。また、政府の補助金が大規模であることも問題とされています。

逆風のなかで、学生による訴訟や、トップの交代もありました。

学習時間が教室の半分ですむことなど指摘されているポイントのいくつかは、ネット教育の特徴でもあり、今後十分な議論がされるなかで、よりよいネット大学のありかたが模索されていくでしょう。

ネット大学は、社会からつよく求められています。

*****追記
この記事は、たいへんよく読まれているので、その後の流れについて、ひとこと追記します。フェニックス大学は、よくあるこのような逆風にまけずに、その後さらにたくましく発展し、より大きな役割をはたしています。

なお、経営母体であるアポロ・グループは、アニュアルレポートで、くわしくデータを公表しております。


「先生が言っていることがわからない」

2007-02-19 23:03:32 | 読書/新聞/映画など
「先生が言っていることが、私にはわからない。」

ーーーこの言葉、どう思いますか。

ふつう、学生にとっては、自己評価が下がるはず?

”たぶん、学生たちはそこに「批判」をこめたつもりで書いている。”

ーーーこの感覚に近いですか?

自分の主観的な「好き/嫌い」「わかる/わからない」がほとんど唯一の判断基準。

ある大学の授業で、100枚くらいのレポートを読んだ感想だそうです。

内田樹著「下流志向」講談社、2007年1月30日、1400円+税、19頁