eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

10周年記念のアルバム

2008-03-31 11:45:14 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングの10周年記念のアルバムができました。

社員や、お世話になった方々に配布しました。

宅急便ですんだ最初の引越しなど、さまざまなイベントや社内風景が満載の28ページです。掲載された写真は、400枚をこえるでしょう。

写真コンテストの写真で、家族の楽しい写真もたくさんあります。

つぎの10年がどのような展開になるのか楽しみです。


「管理者が力不足」

2008-03-29 15:24:09 | 企業研修
日本経営協会の『人材白書2007』によりますと、人材開発の課題は、管理職対象が中心になっています。

企業が人材開発で直面している課題のトップには「管理職が力不足」があげられており、39.3%にもなります。

「今後重点的に人材開発を計画している階層」としても、「中間管理職」の58.4%が最多です。

日本企業で、階層が減少しながら、管理職の役割が急速に変化しています。そのなかで、力不足が強く実感され、研修課題として認識されているようです。

いずれも、複数回答での数字です。


今週末は、会社で仕事

2008-03-29 15:12:44 | 島の生活
ウイークデーは、八丈島から都心へ単身赴任で仕事をしています。

先週に続いて、今週も帰れません。3月末にむけての大きなプロジェクトを成功させるために、週末も仕事です。

人がいない都心のオフィスで仕事をしていると、人間は本来動物であり、自然のなかにいるのが自然だと感じます。荒海や、強い風、強烈な太陽。


いよいよeラーニングブレイク

2008-03-27 18:23:45 | eラーニング市場
eラーニング市場の動向には、いくつかの節目がありました。

2000年までは、黎明期。
2000年を元年として、導入期。
2004年夏に兆しがあらわれて、2005年から成長期。

新しい市場には、導入期、成長期、成熟期がありますが、eラーニングでは、導入期が期待されていたよりずっと長引きました。しかし、ふりかえってみると、このくらいの長さの導入期のほうがむしろ自然かもしれません。

そして、成長期がはじまるとともに、ビジネスの性格も教育ビジネスへとかわり、主要な企業の交代もありました。

その成長期において、いよいよブレイクの時期が来たようです。

爆発的な成長と、爆発的な多様化がはじまった感じがします。

転機をいちはやくとらえることができるかどうかは、市場の微風をどれだけ感じることができるかということでもありますが、転機を一瞬早く他社より感じ取ることは、競争戦略上重要なことです。


日本銀行総裁

2008-03-26 11:58:17 | 読書/新聞/映画など
日本銀行の総裁が不在となっています。

元連邦準備制度議長グリーンスパンの回顧録『波乱の時代』を読んでまず第一に感じるのは、日本における中央銀行トップのステータスの低さです。

9.11の直後、海外にいるグリーンスパンの所在をすぐにつきとめた米国政府は、ただちに戦闘機の護衛付きの専用機で帰国させます。大西洋上に、それ以外の航空機は飛んでいない緊張のなかで。

各国において、中央銀行総裁は、きわめて重要な役割をはたしています。

今回の不在の最大の責任は政府にあるのは間違いないのですが、この間の政府や民主党の対応をみていると、ともに、中央銀行総裁のポジションをさらに低めているとしかいいようがありません。本来、日銀総裁は、瞬時といえども不在であってはいけないものです。

余談ですが、今回日銀総裁候補として民主党に否決された武藤さんは、大学の同級生です。学生同士でいろんな議論をしたことを思い出しますが、また、別のポジションで活躍していただくことを期待しています。





個人向けeラーニング、普及期へ

2008-03-25 17:05:01 | eラーニング市場
個人向けのeラーニングが、いよいよ本格的な普及期の気配を見せ始めました。

個人向けeラーニングに挑戦して、どれだけ多くの企業が討ち死にしてきたか。だれもまだ、その戦場を突き抜けていません。

時期をみて、戦場へ参加するタイミングをはかっている企業もたくさんあるでしょう。

さて、どのように参戦するか。各社思案しているところでしょう。

おそらくは、個人向けeラーニングでわが社が競合する各社は、これまで知らないところのほうが多くなるに違いありません。企業向けのeラーニングを提供している各社は、ネットラーニングをふくめて、別のビジネスモデルを組立てる必要があります。


日経新聞夕刊に記事

2008-03-24 21:23:54 | Netlearning,Inc.
きょうの日経新聞夕刊に、「学びの春」の記事がでています。

「何か勉強を始めようと思い立ったら、インターネットの学習サイトをつかってみたらどうだろう。企業の研修で一般的になったeラーニングも、最近は個人向けサービスが充実している。」という書き出しだ。

「eラーニング最大手のネットラーニングのサイトは、英語や中国語などの語学講座から「エクセル」や「ワード」などのオフィスソフト講座まで、仕事のスキルアップにつながる講座を用意している。」と、以下、English Aya Pod などが紹介されています。

このような記事がでることは、いよいよ、個人向けのeラーニングが本格的に普及し始めたことを示しています。

実際、ネットラーニングでも、この2月や3月の月単位の個人向けの売り上げは、昨年の同じ月の10倍近くにもなっています。


勉強不足「大学で後悔」72%

2008-03-24 11:39:32 | 企業研修
大学入学後に、高校でもっと勉強しておけばよかったと後悔するひとが、72%にも達しているそうです。

東大の研究グループが実施した全国調査の結果です。きょうの、日経新聞に記事があります。

社会人になってから、もっと勉強しておけばよかったと感じる人は、さらに多いのではないだろうか。eラーニングの普及により、生涯教育のチャンスが増えています。

これからは、職についたまま、高度の学習をネットでうける機会も増えてくるでしょう。


教育から学習へ

2008-03-21 17:50:07 | 企業研修
『企業と人材』2月20日号のトップは、教育から学習へのパラダイムシフトという本間正人さんの論考です。

企業研修はどう変わっていくのか、というサブタイトルがついています。

ーーーすでに数十年も前から「すべての学習者に対して、知識を画一的に伝授する方法」である、一方通行の講義形式の限界は指摘されてきた。
ーーーほとんどのレクチャーは、eラーニングに代替可能で、かつそのほうが効率的な場合が多い。・・・集合研修に要する機会費用を考えると格段に安上がりである。・・・誰がどの単位まで終了したか、どの程度の理解度か、進捗管理も容易にできる。

ーーーとなると、集合研修の軸足は、講義形式が中心ではなく、加速度的に参加型のものに推移していくことになる。

と指摘されています。

そのとおりだと思います。教育から学習へ。前にも指摘しましたが、その大転換は、教室型の教育にも大きな影響を与え始めています。




育児休業制度で2人目がふえる

2008-03-21 16:35:22 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
 妻の職場に育児休業制度がある場合、2人目の子どもが生まれる家庭が格段に多いことが、厚生労働省の調査でわかりました。

 調査の結果によりますと、妻の職場に育児休業制度がある場合、2人目が生まれた家庭は45.5%にもなります。
制度がない場合の28.0%にくらべて、実に1.6倍です。

職場を選ぶ重要なポイントにもなりそうです。


調査は02年10月末時点で20~34歳だった男女を対象に追跡調査したもの。今回が5回目で約1万8000人から回答があった。