eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

雑草とたたかう

2005-11-29 09:47:14 | 島の生活
八丈島の自宅は、家は島で一番小さい12坪。シンプルです。

庭は600坪あまり、雑草との戦いの日々です。2年半たって、ほぼ雑草を制覇しコントロールのもとにおくことができました。

たぶん、作戦勝ち。

もっとも力があり、また、繁殖力の強い草を、ターゲットをきめて順次絶滅させる。あるいは、エリアごとに、季節ごとに対策をかえる。

八丈島は、自然が強烈です。強い太陽、強い風、雨も多く、海には激流の黒潮。植物の生命力には目をみはる。放置された畑が1年で林になってしまう。雑草の生命力もはげしい。

雑草は、とるのではなく、はえさせないことが必要です。

アースダイバー

2005-11-29 07:56:20 | 読書/新聞/映画など
中沢新一の「アースダイバー」が面白い。

「縄文の地図を持って東京を散策すると、見慣れたはずのこの都市の相貌が一変していくように感じられるから不思議だ。」と著者は書いている。

縄文時代、海は、深く内陸にはいりこんでいた。東京は、手の指のように岬がのび、その間の低地は海だった。

旧石器遺跡、縄文遺跡、弥生遺跡は、東京に密集して存在している。それを地図に書けば、手の指のふちにならぶ。昔の海岸線だ。

岬の先は神聖な土地。いまでも、神社やお寺がある。

わが社のある新宿を、縄文地図を片手に歩くと、歌舞伎町も一変する。渋谷や歌舞伎町などの雑多な繁華街は、谷底か沼地だったところだ。

かれの意識の根底には、「グローバル資本主義の裏庭を掘ると、そこにはユダヤ教にはじまる一神教の精神的な遺跡がすぐに顔をだすのだ。あの出来事以来、そのことを考えないではいられない。」ということがある。

中沢新一著「アースダイバー」講談社刊1800円+税

イーラーニングワールドの入場者

2005-11-25 12:35:32 | eラーニング市場
今年のイーラーニングワールドの入場者の分析をみせてもらった。

来場者は、24,057名と発表されている。昨年の発表は、26,303名だった。

入場者のアンケートによると、ユーザーは、56.4%。ベンダーは、39.7%です。

ユーザーの内訳は、企業関係者が52.4%。学校関係者が18.9%で、官公庁・自治体・その他などが28.7%です。

ユーザー来場者の職種では、企画・調査部門が18.9%でもっとも多く、経営関係者14.9%、総務・人事関係者の14.4%がそれにつづく。

経営者層の関心の高さは、注目してよいだろう。

それにしても、ベンダー関係者だけで1万人弱の来訪があったことは、ベンダー事業者の層の厚さを感じさせる。来訪者の何倍かの人数がeラーニング事業にかかわっているわけであり、5万人、あるいは、10万人以上がeラーニング産業をささえていることになる。




リバウンド?

2005-11-25 09:22:42 | 島の生活
今年は、13キロやせて、16キロ太りました。

リバウンド?

まだ、体重が増え続けています。食事がかわったわけでもないのに。

要するに、運動不足。

あと5キロは減らしたいところ。

でも、体重がいったん減ったことは、体のバランスを整えるのに、とてもよかったようです。

地震雲と地震予知

2005-11-23 12:27:33 | 旅行
地震雲が、地震の予兆であるかどうかは、よくわかりません。ただ、地磁気と地震が関係があることは、たぶん確実です。

地震雲は、地磁気と関係があるようです。

地震の発光現象についても、地震学者のなかには、その存在を否定している人もいるようです。わたしは、以前に何度か夜間の大きいな地震の直後の稲光ほどの明るさの発光現象を見たことがあります。これも、地磁気と関連した現象ではないでしょうか。

かなり昔、地震雲研究の第一人者である日本地震予知協会代表の佐々木洋治さんとよく話す機会がありました。

それ以来、地震雲を観察しています。

たしかに、かなりの確率で、1週間以内に地震が発生している。しかし、気象庁にいわせれば、日本は、そのくらいの頻度で地震が発生しているので、関連性は認められないそうです。

ところで、かなりの確率で予想できたとしても、実用性はありません。

検索で

2005-11-17 13:18:33 | Netlearning,Inc.
このブログは、どの言葉で検索しておいでいただいたかがわかります。

昨日でいいますと、8名の方が、「ネットラーニング」または「岸田 徹」で検索してはじめて来ていただきました。そのほかにも、eラーニングなどさまざまな言葉の検索でこられたり、ブックマークで定期的にチェックしていただいたりしております。

いまなお、毎日新しくこられる方々がたいへん多く、関心をもっていただいていることに感謝しております。

記事になるか、記事を読むか

2005-11-17 11:58:50 | 読書/新聞/映画など
以前、ある会社で新事業開発の責任者をしていたことがあります。そのときに、どうやって新しい情報を手に入れるのかということがテーマになり、議論したことがあります。

もっとも大切なポイントは、新聞や雑誌の記事でしったのでは、遅いということです。

新事業の開発者は、自分たちがやっていること自身が新聞の記事になります。記事になったときは、すでに実施の過程にはいっており、他社がそれからヒントをえたりアクションをおこしても、遅れをとっている。

記事になる立場にいるのか、記事を読む立場にいるのか。

最近のeラーニングについていえば、新規参入企業が急増していますが、それらの企業は肌で何かを感じ取ってアクションを起こしています。新聞・雑誌の記事や一般的な論調がeラーニングの停滞を伝えていたそのときから、アクションをおこしはじめ、いま表面化しています。

参入企業多数という記事を読むのか、いち早く、潮の変わり目を肌で知り、記事に書かれる側になるのか。

英語能力で年収4割ちがう

2005-11-16 11:00:34 | 企業研修
仕事で英語を使う人は使わない人より男性で約18%、女性で約40%年収が高い

大阪府立大の鹿野繁樹講師(計量経済学)が約1万4000人分のデータから分析した結果を朝日新聞が報道している。

職場で英語を使っているのは男性が約31%、女性が約20%。

年齢別にみると、29歳以下の男性では約17%だった所得格差が、30代では約20%、40
代では約28%、50代では約43%と、年齢が上がるほど大きくなる。

女性、および、50代の男性では、仕事で英語をつかっている人の年収は、4割も高いことがはっきりしたことの影響は大きい。

企業にとっては、社員の英語教育が大きなコストダウンにつながり、個人にとっては、英語学習が収入アップの大きな武器であるといえそうだ。

P・ドラッカーの逝去

2005-11-15 09:53:43 | 読書/新聞/映画など
P・ドラッカーが亡くなった。高齢であったが、お元気に活躍されていたので、残念だ。

人間や社会についてのするどい分析と時代の流れの把握では、他に比べられる人はいない。

eラーニングについては、「ネットビジネス最大の分野になる」と早くから指摘され、自らeラーニングの講座ももたれていた。

「どのような未来社会がくるのか、しっかり見通しをもつことができている人はすくない。」と指摘されていた。そして、「その未来社会は未来のことではなく、すでに始まっていることを知っている人はもっと少ない。」と。

映画「ターミネータ」にでてくる「スカイネット」は、現実のものかもしれない。