eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

クラウド「ベストサービス賞」1位受賞!

2010-09-29 09:29:37 | SaaS+型LMS

日経コンピュータとITproの調査による「第1回クラウドランキング」において、ネットラーニングのプラットフォームが「汎用情報系SaaS部門」のベストサービス賞を受賞しました。

汎用情報系SaaS部門の順位は、

ネットラーニング    76.6点
アリエル・ネットワークス            74.8点
グーグル                      72.7点
マイクロソフト                   70.0点
フィードバス(サイボウズデジエ)       66.7点
ブイキューブ                    65.6点

です。

3位のグーグル、4位のマイクロソフト、5位のサイボウズ、などを抑えた堂々の1位です。

なお、ネットラーニングの76.6点は、全部門で最高得点です。

ネットラーニングのSaaS型LMSがいかに群をぬいてすぐれたものであるか、専門家の評価でも証明されました。

本日発売の『日経コンピュータ』の「最強のクラウドはこれだ」という特集で発表されています。

このようにすぐれたLMSに成長することができたのは、3,200社以上に利用され、のべ受講生が630万人をこえている利用者の方々のさまざまなご意見で改良をつづけてきた結果です。


八丈島から~パタゴニア・ボイスイベントに参加

2010-09-27 18:56:47 | 島の生活

以下、「水海山の緑と水を守る会」http://mizumiyama.blog14.fc2.com/blog-entry-2.html
からの引用です。


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        「八丈島から~パタゴニア・ボイスイベントに参加します!」

        「八丈島の妖精に会いに来ませんか?」

       

        東京都 八丈島。

          竹芝桟橋から南へ300kmの亜熱帯地域。8242人の島民たちは、全国でも四

        番目に多い降水量と言われる豊かな水に支えられて生活をしている。

          現在、水海山(みずみやま)に建設中の最終処分場は、島の生命を支えてくれ

        ている水の貯蔵庫である三原山中腹より上、標高400メートルの位置にある。

        今はもう、この木々は切られ、山は削られぱっくりと傷口をあけています。

        でも、まだ私たちにはできること、やらなければいけないことがあるのです。

        十年、何十年、百年先にも山の木々の贈り物である水を安心して飲める島で

        あるように。そして百年先の人々もたこうな(タケノコ)獲って火を囲んでたら

        うれしいな。水海山に住む妖精「みずみん」に会いに来ませんか?

       

       

        水海山の緑と水を守る会は、「ボイス・ユア・チョイス」に参加中です!

        「ボイス・ユア・チョイス」とは、貴重な自然を保護し、また回復するために活

        動している環境保護グループへの助成活動に直接お客様の声を反映させるため

        パタゴニアが行っているプログラムで、お客様の投票で助成額が異なります。

       

        ◆投票参加資格は、パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎に来店された顧客様に、

        一来店あたり一回投票する権利が与えられ、店頭にて投票できます。

       

        ◇投票期間:2010年9月30日(木)-1028日(木)

        ◇場所:〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 文化施設棟

            東京・ゲートシティ大崎ストア TEL:(03) 54872139

            JR 大崎駅:徒歩2分 南改札口を出て、ゲートシティ大崎ウエストタワー

            入り口右側の建物

       

        20101010日(日)は、八丈島から上京し店内にて一日説明を行います。

        20101110日(水)は、結果発表と活動プレゼンテーションを行ないます。

        (一般顧客、地域メディア等の来場の交流会を予定。)

       

       

        店内には写真等で紹介されていますので、ぜひご来店下さいね。

       

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17日ぶりの出社

2010-09-27 12:59:32 | NetLearning Group
中国にでかけて、17日ぶりに出社しました。

その間、ネットラーニング・グループの各社は、順調に事業を発展させています。ことし4月から本格的に稼働し始めたグループ体制と各社の社長による事業展開が軌道にのってきたともいえます。

各社は、

ネットラーニングホールディングスの佐藤社長
ネットラーニングの吉田社長
wiwiwの山極社長
パーソネル総研の志方社長
明香企業信息諮詢(上海)有限公司の木村総経理

の体制で事業展開をしています。

わたしは、基本方針や長期戦略のための布石に力をそそぐことができるようになりました。世界に展開する人類企業をめざして、着々と体制をととのえています。サービス開始から10年。つぎの10年にむけて、飛躍していきます。


Stuxnet、きわめて危険なワーム

2010-09-25 20:17:54 | Internet and mobile

 -- A piece of highly sophisticated malicious software that has infected an unknown number of power plants, pipelines and factories over the past year is the first program designed to cause serious damage in the physical world, security experts are warning.

Stuxnetと呼ばれるワームが、ウインドウズの未確認のセキュリティホールをついて広がっている。今回のワームは、バブルやブレーキなど物理的な装置を制御するところに特徴があります。

過去1年間に発電所やパイプライン、工場などにどのくらい感染しているかわからない。このワームは一定の条件のときまでひそみ、活動を開始する。物理的世界に深刻な打撃をあたえうる初めてのソウトウエアだという。最初のサイバー兵器ともいわれています。

CNNが伝えています。

影響の全貌がまったくわかりませんが、どうもイランの原子力発電所をターゲットにしているらしい。犯人は、各分野の高度の技術をもった10人程度の専門家が豊富な資金をつかって半年くらいで開発したものとみられています。

 


未来を読む

2010-09-25 12:28:44 | 読書/新聞/映画など
未来を予測し、新しいビジネスを創出する。

20世紀のはじめ、飛行機の発明はどのように予測されていたのでしょうか。面白いエピソードがあります。「実際に空を飛ぶ機械が、数学者と機械工の協力と不断の努力によって発明されるまでには、百万年から十万年かかるだろう」という記事をニューヨークタイムスが掲載したのは、1903年10月9日でした。

まさにその日、ライト兄弟が人類最初の飛行機をくみたてはじめています。そしてその数週間ごに初飛行に成功しました。

たぶん、これは象徴的であっても例外ではないのでしょう。社会の主流は、あたらしい時代の認識がおくれる。とくに、これまでまったくなかったものについては。

2000年を迎えるとき、新聞は、1900年当時の100年後の予測をとりあげ、どれだけ当たったかを検証する特集をしていました。それをみると、すでに存在するものがどの程度改良されているのかの予測は、おおむねはずれてはいません。一方、当時まったく存在しなかったものの予測は、まったくできていない。

じつは、つぎの時代を劇的にかえるものが、あまり注目されずに確実にひろがっています。ほとんどあらゆる学問の分野でも、この数十年、あるいはこの十年に歴史的な変化がおきています。ITやネットにつづくロボット産業など、あたらしい巨大な産業が誕生しはじめています。

ドラッカーは、未来社会をしっかりみとおすことができる人はすくないと言っています。そして、その未来社会がすでにはじまっていることを知っている人はもっと少ないと。

これからの半世紀、人類にとって最大の課題は、教育であり学習です。いま、ネットにより、教育革命・学習革命がしっかりはじまっています。とりわけ、新興国、まずしい人たちに、この教育学習革命がもつ意味は、はかりしれません。
それが人類の歴史にどれほど必要なものであり、どれほど大きな影響をあたえるものであるか、まだ社会の主流には認識されていません。

Learn for the Future !


帰国しました

2010-09-24 22:52:47 | Life in Shanghai
上海からの飛行時間は、2時間20分でした。ビザなしのほとんど限界の日数の中国旅行でした。2週間は、やはり長い。

羽田空港と虹橋空港というそれぞれ都心にちかい国内空港であったところを結んで飛ぶようになってから、ずいぶん便利になりました。羽田も10月21日から新国際ターミナルがオープンし、いっそう本格的に国際便が飛ぶようになりますが、虹橋空港は今年いちはやく拡張し、国内線はあたらしく拡張したターミナルに移動しました。

上海の高速道路の渋滞が、日に日にはげしくなっていく感じがします。きょうの渋滞は、休みと関係があるかもしれませんが、かつて経験したことがないものでした。

上海が1日はやく涼しくなり、きょうの東京も肌寒いくらいです。


本屋でお茶を飲む

2010-09-23 20:58:30 | Life in Shanghai
本屋の中に喫茶コーナーがあります。というより、喫茶が中心で本も買えるというほど、さまざまな落ち着いた席がたくさんあります。

本をとりだして自由に読んでもいい。ソファに深々と座って、手元のスタンドの照明でずっと本を読んでいる人もいました。

中国の若者と欧米人が多い。

入り口には、書店と書いてあります。喫茶の看板はどこにもありません。しかし、上から下までの一面のガラス張りで、そとからも室内の雰囲気が見渡せます。

中国の山や海に1930年代に欧米人によって建てられた別荘風の建築の写真集を買いました。英文です。なかなか個性的で魅力ある建物が多い。

ジャスミンティが30元、およそ400円でした。


上海の夕日

2010-09-23 20:52:58 | Life in Shanghai
写真は、きょうの上海の夕日です。

アパートの窓からの景色です。西の角部屋なので、西側にも窓があります。

肌寒いくらいのすずしさです。上海の気候は、だいたい日本より1日はやい。欧米とちがって、海外にいても日本と同じような気候圏にいるのを感じます。


名月と monn cake

2010-09-23 11:11:40 | Life in Shanghai
昨日は、中秋の名月。中国では、中秋節の3日間のお休みです。

丸い月のように、家族がそろってお月見をしながら団欒をします。テレビ番組も大晦日のようなおおがかりな歌謡番組をながしていました。

上海は、あいにくの曇り空。嵐の前のように、低い黒い雲が空を走っています。月の見えない中秋節でした。

日本の月見のように、お月様に月餅をピラミッドの形につんで差し上げます。街中の月餅を売る店はどこも長い長い行列ができています。家族にたのまれて、焼きたての月餅をたくさん買って行きます。

写真のような行列です。わたしたちも、裏通りの店で買って、夕食にしました。

気温は、急に下がって、すずしい一日でした。


「脳の情報を読み解く」

2010-09-21 18:22:06 | 読書/新聞/映画など
川人光男『脳の情報を読み解くーーBMIが開く未来』(朝日新聞出版、2010年8月25日、1300円+税)

でたばかりの新刊です。

BMIは、ブレイン・マシン・インターフェイスのことです。脳の情報を読み出し機械に出力する「出力型」と、逆に、脳に入力される感覚情報を機械から入るようにする「入力型」があります。

脳の中をみると、神経細胞が6層になってたくさん詰まっているそうです。脳のなかで情報処理をおこなっているのがこの神経細胞(ニューロン)です。たくさんというのは、なんと100億から1000億にもなります。
神経細胞どうしが接続する部分がシナプスとよばれます。大型の神経細胞は1000個、なかには数十万個のシナプスをもつ大型の神経細胞もあり、複雑な情報処理をしています。
実際には、電荷をおびたイオンの濃度の差で神経細胞内外の電位差がうまれます。

神経細胞には役割分担があり、ある神経細胞の発火頻度と筋肉がだす力の大きさには比例関係があるということです。

「脳波などの生体電気現象を、工学技術によって」機械につたえて制御したり、「視覚や聴覚にフィードバックすると自己制御できるようになります。」

「脳は、電気的な性質にその特徴がある」のです。

実際、「念じてコンピュータカーソルを動かしている」こともできます。サルも、脳活動で機械のアームを動かして「食べ物をつかみ、それを自分の口まで運んで、食べることができるようになりました。」

BMIの基礎になる技術は、一つ目は、「脳の活動を測定し、心の中を『予測』する研究です。「マインドリーディング、つまりコミュニケーションの新技術」です。
二つ目は、数理的、統計的な技術です。「特徴量選択」または「特徴次元の圧縮」という技術で膨大なデータのなかから有効なものを選択します。
三つ目の柱は、「逆問題」です。「観測結果から、元の物理現象を推し量る問題」です。

さて、このBMIの技術は、日本が最先端をいき、巨大な新しい産業の核になるだろと予想されています。

以前から、ロボット科学者の脳や人体の研究には目をみはるものが多いと感じてきました。

この本もエキサイティングです。

ところで、脳やロボットといえば、すぐに学習のことが頭にうかびます。

この本の中にも、学習に関することばだけでもたくさん出てきます。結果のフィードバックにより修正しながら目的を達する「フィードバック学習」、人の学習とおなじことをコンピュータにさせるための技術や手法である「機械学習(マシーンラーニング)」、脳の学習の仕方をまねた計算アルゴリスムである「機械学習アルゴリズム」、「トレーニングデータ」、データが多すぎる結果正答率が低くなる「過学習の結果」、「赤池の情報量基準」、「逆問題を解く」、「神経回路のどの部分が学習から獲得されたものか」、「脳の特定の部位の特定の活動を、本人がわかるように視覚や聴覚で提示し、(脳を直接)変化させることを学ぶ」直接学習法、「教師つき学習」、「教師なし統計学習」、「みまね学習」、報酬と連動させる「強化学習」、「小脳内部モデル学習」、「自然な学習課題で、あらたなシナプスができる」、「フィードバック誤差学習則」、「学習動態脳」などなど。

ロボットと脳と学習と。