eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

上空からの三宅島

2012-08-19 21:54:43 | 島の生活
三宅島。

きのうの土曜日、積乱雲をさけて八丈島をめざす羽田発の飛行機は​、いつもよりかなり三宅島近くを飛びました。

飛び立ってそのままいつもと違う方向の房総半島を横切りながら、何層もの厚い雲と林立する入道雲をさけて、みごとに快適な飛行を確保していました。

知りたくない

2012-08-19 14:31:08 | 読書/新聞/映画など
迫る危機「知りたくない」16%。

「明るさ失うから」ーーーーー 昨日の朝日新聞電子版の記事。

危機が迫りきている時代の象徴です。危機が危機をより深刻にしていく。

「明るさを失うから」!! 知りたくない理由も象徴的ですね。本能的に危機が迫っているのは感じている。だから、知りたくない。それまでは、明るくしていたい。

江戸末期の「ええじゃないか」の騒乱をふと思い出します。

目立つ正規従業員の減少

2012-08-17 21:41:44 | 読書/新聞/映画など
8月14日発表の政府統計によれば、正規従業員は3,370万人と,前年同期に比べ46万人の減少。

非正規の職員・従業員は1,755万人で1万人の減少。

働く人の34%、文字通り3人に1人が非正規であり、正規従業員の減少が目立っています。

景気は、急減速している。4四半期続いたGDPの成長も、4-6月期には減速が目立ち、7-9月期にはマイナス成長もほぼ確実になっている。連続2四半期のマイナス成長はリセッションとよばれるが、リセッションは、意外にはやいかもしれない。

個人消費のおちこみがはげしい。

経済を学ぼう

2012-08-16 08:28:03 | 読書/新聞/映画など
おそらくは、資本主義史上これまでで最大の経済危機がせまっている。高齢化・人口減少のなかで国債の破綻がさけられない日本も、想像をこえる深刻な状況におちいる。(あるいは、すでにかなり深刻になりつつある。)

空を見てあすの天気を予想したり、下駄を投げてみるのもいいかもしれませんが、天気図をながめ、レーダーの雨の区域の推移を分析し、天気予報を知るのもいいことでしょう。

経済の動向については、期待をふくめて、あるいは、露骨な利害を背景にして、勝手な予想がおこなわれている。あるいは、勝手な予想が宣伝されている。

自分や企業は自分で守る。そのためには、経済を学び、数字をよく知り、動向を分析して、確信をもてる判断をする。

経済を学ぼう!

給料2割減でも赤字脱出に成功

2012-08-15 21:23:32 | Life in Tokyo
「給料2割減でも固定費カットし赤字脱出に成功」こんな記事が、日経新聞の電子版にでました。8月13日です。最近は、同じような記事をよく見かけます。

筆者は、「家計再生コンサルタント」!企業再生コンサルタントではないですよ。

現在、家計が苦しいとこたえる人が、67%にのぼる。大半の世帯で家計が苦しい。しかも、毎年実質賃金は下がり続けている。いっそう苦しくなるのは目に見えている。

さらに追い打ち。消費税のアップと社会保障費の負担増で、この数年のうちに、平均的な給与所得者の年負担が35万円近く増大するという。手取りのなかで35万円の負担増は、いまでさえきびしい家計を直撃する。

バブル直後からほぼ20年の間に実質賃金は2割低下しました。さらに実質賃金は下がり続け、一方で増税により負担は大幅に増える。家計は、挟み撃ちです。

いまさらなにをカットすればいいのだろうかと当惑しながら、みんな自衛している。

企業は、社員をまもるためになにをすればいいのだろうか。

ゴーンさんの現金を貯める経営

2012-08-13 08:10:57 | NetLearning Group
ゴーンさんの現金を貯める経営が注目されています。

反対論もあれば、何か重要な情報をにぎっているという憶測もあります。

というのも、日産はリーマンショックに早くから備えており、ゴーンさんの豊富な人脈により米国政府の中枢から情報をえていたからだとささやかれてもいるからです。

いま、現金を貯める経営は正しい。

世界経済の状況も、消費税増税​を決めた日本の状況も、この先かつてない深刻な経済危機が避けら​れないことを示しています。

リーマンショックの時も、先が見通せる人は公表されている事実だけで十分に予想していました。いまも、同じです。

かつてない経済危機がさしせまり、また、セイフティネットがほとんど崩壊しているいまは、社員とその家族を守る経営が直面する最大の課題です。