３つの時間の流れの中で

八丈島では、島の時間。新宿では、ビジネスの時間。上海は、またちがった時間が流れています。

上海では、ゆっくり考える時間をもてそうな気がします。魔都の中で世界をながめながら。

というわけで、ネットラーニング・グループの中期戦略について、メモをまとめています。

それはそうと、いま住んでいる近くには、歴史的に有名なところがたくさんあります。

写真は、そのひとつ、隣のホテルのレストランの入り口です。画面の右手からはいって、左手のドアから広間にはいります。つまり、入り口からはいった人は、この写真の画面を右側にみながら正面の広間にすすみます。屏風もすごいのですが、大理石の柱がどうみても１つの石なのです。模様も色もすばらしく美しい。ひとつの大理石でできてる柱に圧倒されます。

ここは、蒋介石の結婚披露宴がおこなわれたところだそうです。

近くに、孫中山（孫文）の故居などもあります。

上海事務所のビルの写真

ネットラーニングの中国の子会社「明香コンサルティング」の事務所があるビルです。２０階にオフィスがあります。

中国でeラーニングビジネスを展開する拠点です。

きょうの上海は、どんよりと曇っています。

おいしいソバが６元

写真をみても、おいしそうでしょう。

歩いて３分ぐらいのところにあるお店です。今日のお昼は、６元（９０円）でした。

最近、写真をたくさん撮り始めています。

当面は、街や出会う人の写真を、１年間に１万枚。
八丈島の写真も、まず１万枚。
会社の風景も、とりあえず１万枚。

動画もいいですね。動画もしだいに増やしたい。

スターバックスで朝食４３元

きょうの上海は、朝から曇り。街は、休日の落ち着きがあります。

歩いて１ブロックのスターバックスで朝食をたべました。コーヒーの香りがなつかしくて。

パン二つと、レギュラーコーヒーで、あわせて４３元。６５０円ほどです。安くはない。昨日の夕食が、たっぷりおいしい料理をたべて、大瓶のビールあわせて４０元（６００円）であったことを考えると、かなり高い。

英語で注文をきいてくれるのは、ありがたいのですが。

朝食を食べながら、林芙美子の『放浪記』のつづきを読んでいます。心情とたしかな思考、それに筆力がすさまじい。どの１０行を読んでも、メモをとりたくなります。そこから、こちらの思考もさまざまに発展する。

子どものころ、自宅の本棚に林芙美子全集がありました。どんな作家なのだろうと気がかりでした。屋久島では、「一月に４０日雨が降る」「ラッキョウのような雨が降る」という林芙美子の言葉を伝聞しました。

森光子の長期公演、なぜそんなに人気があるのか知りたいと思う。林芙美子のどの部分を切り取っているのだろうか。

雨の上海

きょうの上海は、夜も雨です。

大瓶の青島ビール、大きな湯包、おいしいワンタンで夕食。４０元、６００円でした。

鏡に向かい合う席だったので、写真をとりました。

きょう６社を訪ねました

きょうの上海は、１日中雨です。

朝９時過ぎに会社をでて、飛び込みをふくめて６箇所を訪ねました。それぞれの会社で、さまざまなeラーニングの話をうかがうことができました。

上海のわがチームのたのもしい活動にもふれることができました。充実した１日です。

上海に無事到着

朝１０時ごろ新宿の事務所をでて、午後４時半前（中国時間）には、上海の事務所に到着しました。

羽田を出発した飛行機は、厚い雲の中を多少ゆれながら上昇をつづけていました。突然、機内がパッと赤くなってドンとしたから突き上げる爆発音！貨物室でなにか爆発があったようで、機内は動揺がひろがりました。

外をみると、飛行に大きな変化はみられない。瞬間、落雷かとも思いました。進路をかえたり、上昇をやめる気配もありません。

しばらくして、乱気流の衝撃で心配はいらないという放送がありました。

あの赤い光はなんだったのだろうか？瞬間の大きな衝撃で、目の血流などに影響があって赤く見えたりするのでしょうか。

まったく爆発のような瞬間の衝撃ですが、あのような乱気流もあるのだという経験でした。その前後に大きなゆれがあったわけではありません。

機内では、林芙美子の『放浪記』を読んでいました。せつなく哀しい。

売り上げ計画超過達成

ネットラーニングは、２００８年度の売り上げ計画を超過達成しました。まだ、年度末にむけて、さらに売り上げを積み上げています。

利益計画は、決算数字がでる時期でないため確定的ではありませんが、経常利益も計画を超過達成の見込みです。

予算をこえる実績をだす予実管理を月次で徹底していますが、昨年度につづいて、予算をしっかり達成することができています。

これで創業以来１２期連続増収増益でしたといいたいところですが、残念ながら、経常利益が前年をわずか数十万円したまわった年があります。それをのぞけば（！）創業以来、ずっと連続増収増益です。

年度別のべ受講生数のグラフ

ネットラーニングの年度別ののべ受講生数のグラフです。２００８年度は、２月末現在の数字であり、年度末までには、まだかなりの受講生数が加算される見込みです。

ほぼ毎年５０％ずつ伸びてきました。

来年秋には、のべ５００万人をこえて、３年後には、１，０００万人に達する見通しです。

ずっとかわらない会社案内パンフ

「ずっとかわらないものが、もっとも新しい。」こんな言葉を目にしました。最近、同じ言葉を、別の方からもききました。

ネットラーニングの会社案内のパンフは、この１０年間かわっていません。

ブルーの表紙をひらくと、トランプをならべた「９０」という数字が目に入ります。「９０％の修了率には理由があります」という言葉とともに。

全平均修了率９０％をお客様にお約束するパンフレットです。とともに、なぜそれが実現できるのかも説明しています。ラーニングセンターや担任制のチュータによる個別サポート、それにコースウエアの設計の工夫など。

わたしたちは、コースやＬＭＳを売るのではなく、教育研修を提供する企業ですという宣言でもありました。結果に責任をもつという明確なメッセージです。

なかのほのぼのとする６点の絵も、画家の方に新しく描いていただいたものです。

このパンフレットが作成されたのは、ネットラーニングがeラーニングの提供をはじめたばかりのころでした。当時、わが社は、まったくの新参者です。他社のパンフレットには、すべてeラーニングコースの画面が並んでいました。コンセプトを前面にだしたネットラーニングのようなパンフレットは例がなく、きわめて新鮮にユーザ企業にうけとめていただくことができました。

いま、わたしたちは、１０年前と同じパンフレットを新鮮な気持ちで新しく出会った企業にお渡ししています。