eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

率先避難

2012-12-29 09:59:55 | 読書/新聞/映画など
率先避難。

津波や大きな災害がくるときに、自分は大丈夫というふうに考える本能があるという。まわりの人たちがのんきにしていればさらに安心する。

きょうのNHKテレビで、子どもたちが素直に危機を感じ取り、多くの生命を救ったという報道があった。子どもたちは、事前に危機の専門家の指導で避難の考え方や道順の訓練をうけていた。自分を守る子どもたちの判断もすばらしかった。

そのなかで、率先避難という言葉もでてきた。誰かが率先避難すると、次第についてくる人がふえて大きな流れになるそうだ。

国債や日本経済の破綻も同じ。ほとんどの人は、それに真剣にそなえようとはしていない。率先避難をしている人たちもいる。自分の判断で自分を守る。自己防衛だ。

納会がおわりました

2012-12-28 21:59:07 | NetLearning Group

ネットラーニンググループの納会もおわりました。
(上海のチームは、31日も勤務日です)

2012年もおだやかに終わろうとしています。

社内の大掃除も終わって、
「松立てて 師走の夕日 おだやかなり」(子規)

今年は、ネットラーニンググループ全体によく健闘した1年でした。その成果は、今年度と来年度にしっかりでるでしょう。

みなさん
 よいお年を

創業時の記者発表のビデオ

2012-12-26 18:53:40 | NetLearning Group
2000年4月19日、ネットラーニングがサービスを開始する前日の記者発表のビデオがでてきた。20数社の記者が参加し、約1時間。

当時会長の村井さんもわたしも若い!(あんまりかわらないですね、といううれしい声も。)

現在のコンセプトやビジネスモデルが、最初から鮮明にうちだされています。首尾一貫しているのがネットラーニングの特徴のひとつです。

来年1月12日は、ネットラーニンググループの創業15周年です。

M8余震対策

2012-12-11 09:47:13 | NetLearning Group
先週の地震のあと、朝日新聞にM8クラスの余震の可能性があるという警告の記事が大きく掲載された。

わがネットラーニンググループとしても、抜本的な対策をとりたい。

ニュージランドでは、1年後の余震のほうが巨大であり、甚大な被害があった。

3.11ほどの巨大地震では余震のおきる期間や規模も想像をこえるといっていいのだろう。
われわれは、危険な余震状況の中にいる。しかも、M8は、半分崩壊している福島第一原発を破壊するかもしれない。

すでに実施しているサーバーのバックアップをはじめ、地震で帰宅できない場合の対策、在宅勤務で運営せざるをえない状況に対する対策、多くの社員や家族が東京を離れざるをえない場合の対策など、徹底的に対策を強化する。
一定の備蓄や衛星電話などの通信手段は確保している。

グローバル人材

2012-12-06 08:06:40 | 読書/新聞/映画など
日本の翻訳文化。

知識人やビジネスリーダーが外国語を自由につかうことができないという不思議な国日本。

余りにも手厚い翻訳文化。つぎつぎに短時間の間に翻訳本がでてしまう。

翻訳文化は、受信文化であり発信文化ではない。

日本の翻訳文化は、江戸時代にいたるまで綿々と続いてきた漢文のレ点読みに根ざすのかもしれない。漢文を中国語として読まずに、日本語翻訳として読んでしまう。

日本がおいつく立場の時には、この翻訳文化はすごい威力をもっていた。きわめて層があつい知識層をうみだし、ビジネスリーダーの知識量を豊富にした。

しかし、新興国においあげられ、発信する立場になってグローバル人材が必要になったとき、重大な足かせとなっている。

発信するビジネスリーダーは、あるいは、今後のすべてのマネージメント層は、英語や中国語、韓国語などを高度に駆使しなければならないだろう。

人口減少社会、それは日本のことだ。もし、人類の一員と考えるなら、たった40年で人口が倍増する人口激増社会にいる。

変化対応力

2012-12-05 18:17:12 | eラーニングビジネス
”Who works in an industry that is static? In other words who works in an industry where hardly anything has changed in the last five years? I cannot remember the last time anyone in one of my strategy workshops raised their hands to say yes, to this question. ”

eラーニング市場においても、はげしいダイナミックな変化があります。

変化をドライブする力は何なのか?企業は、何によってこの変化に対応することができるのか。

タイミングを失わずに変化に対応する力をもったビジネスモデルとはなにか。

ネットラーニングは、理念とビジネスモデルでチャレンジする企業であり、理念とビジネスモデルをたえず自己に問い続けています。

eLearning Award 2012

2012-12-05 15:41:22 | eラーニング市場


eLearning Award 2012 が先週開催され、大成功のうちに終了しました。
eラーニング大賞の応募は、昨年より40%以上も増え、来場者も20%ほどの増加となりました。スポンサーも、昨年の倍でした。

写真は、わたしの講演の様子です。多数の方においでいただき、ありがとうございました。

インフラの老朽化!

2012-12-04 21:12:46 | 読書/新聞/映画など
これが、人口減少などとともに、今後の日本を苦しめる大きな問題です。

元気よく社会インフラをどんどん整備し、社会生活が充実していった時代が終わり、集中的に建設された社会インフラが、どんどん老朽化し、その維持もままならなくなる時期がせまっている。

道路もトンネルも、そして橋も。マンションなども。

老朽化する橋はきわめて危険であり、その多くを放棄せざるをえない。今回のトンネル事故は、きざしであり、警告だろう。

いっせいにおしよせる社会インフラの崩壊に、政策をもってそなえる必要があるだろう。また、それを口実にするコンクリート公共事業の復活をゆるしてもいけない。
(2012・12・3)

追記:昨日のクローズアップ現代で、さっそく今回のトンネル事故をとりあげていましたが、日本中のインフラの老朽化がはじまった警告であることはいっさいふれられていませんでした。分析不足です。
一方、今日の日経新聞朝刊は、さっそく道路や橋の老朽化をとりあげて分析しています。老朽化の修繕に年に8兆円も必要だという指摘や、15メートル以上の橋の217が通行止になり、重量制限の橋などたった4年で1.7倍になったという指摘もあります。大半の橋が寿命をむかえ、そのいくつが建て替え可能なのか。