eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

認知症の「社会的費用」

2015-08-17 22:30:27 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)

ネットラーニンググループのwiwiw が提供する介護コンシェルジェサービス。
そのなかの8月号コラムの抜粋です。

=◆◇◆介護コラム~<認知症の「社会的費用」>◆◇◆===============================
<認知症の「社会的費用」>

読売新聞(2015年6月14日付)によると、認知症の高齢者の方の医療や介護にかかる「社会的費用」の推計が、初めて行われ、その結果が公表されました。

2014年の推計によると、医療費は、認知症一人当たり、入院で1ヶ月34万4300円、外来では3万9600円/1ヶ月で、総額約1.9兆円/年。
介護費は在宅サービスが年間219万円、施設入居で353万円、総額、約6.4兆円/年と推計されています。
家族による介護を金額に換算すると、そのコストは、総額6,2兆円の介護費に匹敵すると推計されています。
合計すると、認知症の「社会的費用」は年14.5兆円(2014年)と推計されました。
家族介護者の負担が重いこと(認知症の人、1人当たりの年間の家族介護費は推計で382万円)が費用という形で表され、認知症高齢者の在宅介護の大変さを理解する良い試みだと思います。
在宅介護の介護者の約7割は60歳以上で、「老老介護」で、介護者が、要介護になるリスクもありますし、
軽い認知症高齢者が重い認知症高齢者を介護する「認認介護」の世帯もありますが、
発見されていないケースが多いと思っています。

認知症高齢者は現在約500万人で、2025年には約700万人に増加すると予想されていますので、
認知症の社会的サービスが不足すると、さらに、家族の負担が増すのではないかと心配されます。
介護者が現役世代の場合では、仕事と介護の両立も問題となっています。

総務省の調査によると、2012年時点で、291万人が働きながら在宅で介護をしています。
また、介護離職した人は、年に10万人にも上っています。


認知症高齢者を介護する家族を、近隣社会や企業が理解し、支え合う社会が、今後ますます必要となるでしょう。

17日のクローズアップ現代に山極社長登場

2012-10-16 08:08:25 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)

今週のクローズアップ現代に、ネットラーニンググループのwiwiwの山極清子社長執行役員が登場します。

以下、NHKオンラインより。
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/900/134339.html

「IMFラガルド専務理事の出演が決定!
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17日(水)のクロ現は「女性が日本を救う?」。放送時間を拡大して73分間のスペシャル番組を放送します。

(ゲスト)
クリスティーヌ・ ラガルド さん  IMF専務理事
長谷川 閑史(はせがわ やすちか) さん  経済同友会 代表幹事
山極 清子(やまぎわ きよこ) さん  株式会社WIWIW社長
宮本 太郎(みやもと たろう) さん  北海道大学教授
駒崎 弘樹(こまざき ひろき) さん  NPO法人フローレンス代表理事

wiwiw がクラウドランキング、ベストサービス賞に

2012-10-11 09:27:30 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
以下、ネットラーニンググループのwiwiwのブログから。


さて、今日はうれしいニュースです

「日経コンピュータ」と「ITpro」が共同で制定する「第5回 クラウドランキング」において
弊社の育児wiwiwが
特定業種業務向けSaaS部門の“ベストサービス”に選出されました。


詳細はこちら

wiwiwプレスリリース
https://www.wiwiw.com/aboutout/press/cloud.html

ITPRO
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120924/424664/?ST=cloud&P=1

同じく選出されたのは、日本ユニシス様、日立製作所様など、
日本を代表する企業様ばかりです。

その中でwiwiwはハイスコアをいただき、総合2位。

特にサービス内容・保守サポートでは満点、
実績においてはベストスコア、
料金・信頼性においても高い評価をいただきました。

これもご縁をいただいている皆様のおかげです。ありがとうございます。

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本日その発表セッションがありまして、参加してまいりました。



http://itpro.nikkeibp.co.jp/expo/2012/org/schedule.shtml

ここでもなんと、wiwiwの名前が



大注目のwiwiwです

経営パフォーマンス向上の具体策をお探しなら、ぜひご検討ください

第2回仕事と介護の両立支援委員会

2011-12-07 20:43:45 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
以下、wiwiwのブログからの引用です。

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こんばんわ。wiwiwの小林です。

12月に入り、寒さが厳しくなりました。みなさまいかがお過ごしのことでしょうか。

さて、今日は11月25日に開催した第2回仕事と介護の両立支援委員会のご報告です。

仕事と介護の両立支援委員会とは、
介護やワーク・ライフ・バランス分野の専門家による専門組織。
超高齢社会の日本において、仕事と介護の両立を可能にするための
社会・職場づくりについて討議し、情報を発信しています。

委員会の詳細はこちら
https://www.wiwiw.com/aboutout/iinkai/index.html


今回は、「仕事と介護の両立を可能とする社会・職場を実現するための提言」について討議。
今年の6月に開催した第1回の委員会で共有された情報をふまえ、
佐藤委員長が提言案を作成。各分野の専門家から活発に意見を出してもらい討議しました。

◎佐藤委員長あいさつ


◎樋口委員、渥美委員、的確でかつ重要な視点を発言。



◎委員のみなさま全員が、よりよい提言を完成させるために真剣に討議に参加。



完成した提言は「企業」、「社員」、「政策」の3方向から
それぞれに求められる取り組みについてまとめています。

団塊の世代の方が75歳を迎える10年後、
介護の問題に直面する団塊ジュニアがいっきに増えると予測されています。
75歳を超えると介護認定を受ける方が3割になると言われています。
仕事と介護の問題は、他人事ではなく、誰しも避けてはとおれない問題になっていきます。

仕事と介護の両立の問題が、今よりもさらに深刻な問題になる前に
今から取り組むべきことがあるのは確かです。

本提言は、間もなく公表。
提言内容、公表時期については、改めてお知らせいたします。

ダイバーシティと企業戦略

2011-10-04 09:00:00 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
昨日、経営者の討論会で、ダイバーシティと女性の活躍がテーマになりました。

ダイバーシティは、企業の基本戦略にならなければならないという意見が基本です。

わが社も、グローバル化、ダイバーシティ、イノベーションは成長エンジンであると考えており、基本戦略にくみこんでいます。

とともに、ダイバーシティは、民主主義の基本でもあり、民主主義のありかたにかかわるものであると考えています。つまり、企業戦略にとどまらず、現代社会の基本的なありかたとして大切にしていくべきものです。

多数決を原理とする民主主義は、同質の多数派が中心に存在するときにはうまく機能しません。少数派は、たえず無視され、差別されます。一方的に多数派がすべてを押し切っていきます。かつての男性社会もそうでした。

しかし、時代は、変化と多様化を基調として、多数派が存在しない構造にうつりつつあります。少数派どうしが十分に討議し、合意を形成していく。これこそが民主主義の基本です。ねじれ国会は日本だけの現象ではなく、多様に意見がわかれる時代だからこそ、ダイバーシティが重要なのです。

人類がダイバーシティの思想を生み出したのは、19世紀になってからでした。それ以前の啓蒙思想では、だれであろうといいものは同じであり、その考え方を普及させようとしました。多様性の否定です。

ダイバーシティの思想は、民主主義に力をとりもどさせるものです。


「第2回 仕事と介護の両立支援シンポジウム」

2011-07-19 12:51:26 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
以下、wiwiwのブログからーーーーーー

「第2回 仕事と介護の両立支援シンポジウム」 
ご来場ありがとうございました!

2011年07月19日 | セミナー・説明会おはようございます。wiwiwの伊東です。
今日は台風の影響で、気温が久し振りに30度を下回るのこと。
猛暑から解放されて嬉しい半面、大雨と強風にはどうぞお気を付けください。

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先週開催しました『仕事と介護の両立シンポジウム』には定員数を超える大勢の方にご参加いただき、
無事に終えることができました。
ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました!



樋口先生の介護と仕事の両立に関する基調講演や、
遠距離介護にお詳しい太田様、介護者の心に寄り添った電話相談室室長の角田様の
介護者の生の声や介護の現状についての講演はとても興味深く、非常に参考になりました。


 

ご参加いただいた方々の満足度も非常に高く、「役に立った」、「介護者の実態がわかった」、
「企業として取り組むべき課題だと認識できた」といったコメントも多くいただきました。
第3回目以降も企画をしていく予定ですので、今回ご参加いただけなかった方にも次回はぜひご参加ください

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

終わりが見えない介護支援を企業がどこまでするのかについて、難しいテーマではございますが、
21世紀職業財団の「介護を行う労働者の両立支援に係る調査研究報告書」に、
参考になるポイントがまとめられていましたので、最後にご紹介したいと思います。

企業における「仕事と介護の両立支援」に向けたポイント
 1.「柔軟な働き方」に関する制度の整
 2.介護関連費用等の補助推進
 3.自社従業員の介護実態の把握
 4.介護に関する専門家や人事スタッフ等への相談体制の整備
 5.情報の周知徹底
 6.互いの個別事情を認め合う職場風土の醸成

この6つのポイントのうち、今回のシンポジウムでご紹介した
【介護wiwiwコンシェルジェ】は、上記3~6をサポートしています

介護wiwiwコンシェルジェをご利用いただくことで、従業員の仕事と介護の両立をかなえることができます。
これから介護支援を検討される方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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