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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

40万トンのCO2削減

2008-09-24 09:57:41 | eラーニングと環境問題
以前、ブログにこう書きました。

「のべ受講生が約270万人に近付いているネットラーニングの場合、CO2 およそ10万トンの削減効果があったということになります。おなじ計算式によれば、杉の木714万本に相当します。」

きょうの日経産業新聞一面の連載「環境新経営」に、「経済産業省は中小企業には百七十万トンの(CO2)の削減余地があると試算する」という記事があります。

そろそろ、日本全体のeラーニングの受講生は、年間1,000万人に達する状況になってきました。とすれば、eラーニングによる年間のCO2削減効果は、40万トンほどにもなるのではないでしょうか。これは、けっして小さな数字ではありません。

これは現状の数字ですから、日本の産業界が本格的にeラーニングを採用した場合、毎年数100万トンのCO2削減も可能でしょう。





『医療マネジメント論』 eラーニング連続講座

2008-09-22 18:22:11 | アジアネット教育研究所
◇◆◇ NetLearning News ◇◆◇ より(転載)
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 モニター急募! 『医療マネジメント論』  <25名限定>
医療機関で活躍するプロフェッショナル向け講座
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ネットラーニンググループのアジアネット教育研究所では、社会環境の急激な変化の中で求められる 「新しいプロフェッショナル教育」の実現をめざし、研究活動を推進しています。

このたび、医療機関で活躍するプロフェッショナル向け講座として、『医療マネジメント論 -Part1- 』 を開講するにあたり、モニター受講者を急募いたします。大学院レベルの講義に相当する内容で、医療マネジメントの基礎を働きながら無理なく学べるコースを、モニター特別価格で受講できます。

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◆モニター募集要項◆
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■募集期間: 2008年9月22日~10月20日
■募集人数: 25名
■モニター受講価格: 5,000円 (税込)
■受講期間: 2008年10月27日~12月26日
■モニター条件: 以下の各条件に該当される方
   ・コース学習終了後、アンケートにお答えいただける方。
   ・医療の仕事に携わる方で、特に医療マネジメントに問題意識をお持ちの方
   ・Webカメラ、ヘッドセットをご用意いただける方 (ライブ授業で使用)

■コース概要: 『医療マネジメント論  -Part1- 』  
  第1章: 医療制度概要  
  第2章: 医療経済学の視点で(1) 医療経済学のベース
  第3章: 医療経済学の視点で(2) 市場
  第4章: 医療経済学の視点で(3) 医療における問題
  第5章: 医療BSCとは(1) 病院経営の戦略とBSC
  第6章: 医療BSCとは(2) BSC作成してみよう (オンライン・ライブ授業)


※お申込方法、詳細は下記までお問合せください。
  アジアネット教育研究所 mailto:contactus@asianetedu.co.jp
           URL: http://www.asianetedu.co.jp/


日本の企業研修費は、先進国で最低

2008-09-22 13:12:13 | 企業研修
よく指摘されるように、日本の企業研修費は、先進国で最低です。

ところで、企業競争の仕組みが変わり、企業の組織が変わり、「中堅崩壊」といわれるなかで、ミドル層は、どのように考えているのだろうか。

データは、野田稔著『中堅崩壊』ダイヤモンド社、2008年3月13日、1700円+税 より。

まず、将来の不安については、ミドル層の70%以上が不安を感じている。回答者は、社員300人以上の各規模にまんべんなく分布する。不安の内容は、会社の将来が51.7%、自分の能力に対する不安や給料の伸び悩みがそれぞれ50%程度です。

教育機会の不足については、かなり不満が高い。20歳代のジュニア層では、不満トップの仕事量の増大とほぼならんで、半分以上が、教育機会の不足をあげています。ミドル層では、仕事量の増大、管理面の強化についで、不満の3番目に教育機会の不足があげられています。

教育機会の不足と関係がありますが、自分の成長に実感をもっているミドル層は、16.4%にすぎません。

いっぽう、企業側は、新入社員教育とならぶほどにこのミドル層の教育研修に力をいれはじめています。


最強LMSが、初期費用ゼロ、月5万円

2008-09-22 10:24:42 | SaaS+型LMS
ネットラーニングは、大規模で多機能、強力なLMSを、初期費用ゼロ、月額5万円で提供しています。

自社でeラーニングを活用している大小のユーザ企業だけでなく、eラーニングビジネスをおこなっている企業、ひろく海外にeラーニングを実施する企業などで、積極的にご利用いただいています。

このような破格的なご利用価格が可能なのは、大規模な顧客数に支えられているからです。


成功した人の読書

2008-09-21 21:22:17 | 読書/新聞/映画など
なにを成功と考えるかは、むずかしい問題です。とりあえず、なにごとかをやりとげた人とした場合、成功した人の自伝などをよむと、たえず学び続けていることが共通しているように思われます。

かれらの学ぶことの基本は、読書です。

人類の叡智の大半は、活字になっています。学ぶ意思があるなら、読書が一番です。ひろく学ぶべきです。また、自分がいまかかわっていることについて、徹底的にふかく。そうすれば、人から学ぶチャンスもあります。

わたしも、ふりかえって、勉強不足を感じています。もっと猛烈に学ぶことができたはずだと。しかし、いまからでも、おそくはない。


炎天下の草取り

2008-09-21 21:13:01 | 島の生活
突然、呼吸が苦しく脈拍がすさまじく。ちょっとやりすぎました。炎天下の草取り。すぐに水風呂に沈んで、回復。今年の草取りも、来週で一段落しそうです。

昨日の羽田発八丈島行きの1便は、無事到着。

金甌日には、台風13号が土曜日に八丈島を直撃することが予想され、通過後に期待をかけて、2便以降に変更しようしました。しかし、夜になっても、満席のまま。だれも台風を懸念してキャンセルする人がいない。みんな、様子を知りぬいている感じでした。夜遅くには、1便も問題なく到着できる見通しとなったので、安心して寝ました。

上空から見る東京湾は、方眼紙の交点の位置に、正確に同じ方向をむいた船が一面です。台風を避難していた艦船です。でも、以前シンガポールやニューヨークなどで上空から見た船の数と比較になりません。東京・横浜の港としての規模は、世界的に見てずいぶんランクが落ちたようです。

きょうの八丈島発羽田行きは、機体の故障で3便が欠航。全員が、5時10分発に振り替えて搭乗することになりました。機内アナウンスで、羽田の気温は23度、雨ということでした。




転機論

2008-09-18 15:53:47 | 読書/新聞/映画など
わたしが用いる現状分析の方法論のひとつに、「転機論」がある。

局面が変わり、パラダイムがかわり、段階がかわるような転機を正確に把握することにより、現状の分析を明確にする。何が終わり、何が始まるのか。

とくに、その転機をいちはやく見抜くことができるなら、一瞬はやく行動をおこすことができる。あるいは、つぎをみすえた適切な行動をとることができる。

現在の米国の金融危機は、ソ連崩壊後の米国の覇権が失われる転機のなかで起きており、また、基軸通貨としてのドルがその位置を失う転機のなかで、その転機を促進するものとして起きています。基軸通貨ドルの崩壊は、ドルによって編成された世界の経済構造と信用膨張を崩壊させる。

市場主義経済も、大きな転機に直面している。リーマンを救済しないのは、市場主義の立場なら当然ですが、AIGを政府管理下において救済せざるを得ないのは、市場主義からは筋がとおらない。リーマンの破綻について、ポールソン財務長官が「税金を使うのが適当と考えたことは、一度もない。」と言い切った翌日に、それをくつがえしました。市場主義の放棄です。

AIG救済に税金が投入されるのをきっかけに、金融への規制は、強化される方向に逆転するでしょう。

これほど大規模な金融危機を生み出したのは市場主義経済であり、その意味で市場主義経済そのものの破綻であると同時に、その破綻に対処するにあたって市場主義を放棄せざるをえない政策的破たんでもある。

いま、歴史の大きな転換点を目撃しています。毎日毎日おきることを、克明にみきわめ、記憶すべきです。おそらくは、今後数十年の資本主義は、現在の転換点を起点として展開していく。

しかし、重要なのは、ソロスが早くから指摘していたように、市場主義経済バブルとドルバブルの破綻は、金融の中枢の人たちをはじめ、多くの人に、2005年ごろから予測されていたことです。新しいFRB議長もその対策ためのシフトという側面が強いでしょう。予測されながら、さけようがなかった。

転機といえば、日本のeラーニング市場も、eラーニング元年とよばれた2000年の黎明期から導入機への転機、2005年の導入期から成長期への転機、そしていま、成長期から飛躍期への転機をむかえつつあります。


2週間のリフレッシュ休暇

2008-09-18 09:27:35 | Netlearning,Inc.
今年10周年をむかえたネットラーニングでは、勤続5年目ごとにリフレッシュ休暇、8年目からの5年目ごとに研修休暇があります。

10年目のリフレッシュ休暇は2週間。わたしも、今年、リフレッシュ休暇をとろうと楽しみにしています。

ちなみに、8年目の研修休暇は、1週間の休暇と10万円の研修費支給があります。これまでに対象者は、8名でした。

ネットラーニングは、ベンチャー企業としては、核になる社員の勤続年数が長いのも特徴のひとつです。


1人1年間に2000トンの水!

2008-09-17 21:07:28 | 島の生活
フレッド・ピアスの『水の未来』がアマゾンからとどいた。

サブタイトルは、「世界の川が干上がるとき あるいは人類最大の環境問題』

そして、「あなたは、1年間で2000トンの水を消費している。」と書かれています。

八丈島でいえば、計算しやすいように、かりに人口を8,500人とすれば、1年間に1700万トンの水を消費していることになります。かりに、すべて自給自足するならこれだけの水が必要になるということだろうか。

八丈島では、1年に最大どれだけの水が利用可能なのだろうか。世界中が深刻な水不足と水の争奪におちいるとき、せめて八丈島では生きる基本の水は確保したいものだ。

人類にとって、これからの最大の課題は水問題。水を大切にしなければならない。